季節とからだ。

だいぶ暖かくなってきましたね。

からだがむずむず動きたがっているので、

散歩したりしています。

花が咲いたり、夕焼けの光がやわらかかったり、

季節は移り変わっていますね。

そんな変化に、からだも自然に反応できるように、

日々ゆったりとあくせくせずに

生活していけたらと思います。




Untitled




Untitled




Untitled




Untitled




Untitled




Yuta

( Posted at:2013年3月13日 )

風を呼ぶ。

先日、かおるさんのライブに行ってきた。

かおるさんと初めて会ったのは、

ミドリカフェでのイベントの時だった。

ブラジル音楽を歌う人が来ると知ったので、

少し前にブラジルに行ったこともあったから、

一人で聴きに行くことにした。

かおるさんは日本人っぽくない雰囲気の人で、

歌う前には、美しい詩をきれいに朗読する。

歌い始めると、すっとかおるさんの空気になって、

かおるさんの見せてくれる世界の中に引き込まれる。

「不思議な人だな」と思った。

歌い終わった後に、少しだけ話をした。

ブラジルに行ったこと、そこでロルフィングを勉強したこと、

だいたいそんなことを話したと思う。

その場所には、結構な人がいたから、

かおるさんはすぐに他の人と話すために

どこかに行ってしまった。

そろそろ帰ろうかなと思った時に、

「最後の一個やからあげるわ」と、

ブラジルのトウモロコシ料理をくれた。

名前は忘れたけど、それがなんだかうれしかった。

今回は、ブラジル音楽だけじゃなく、

南米の音楽もたくさん歌ってくれた。

僕は生で音楽を聴くと、その「空気の動かし方」に

いつも驚かされる。

レゲエでは、「ヴァイブス」って言ったりするけれど、

かおるさんは空気をつくるのがうまい。

風使いのようだ。

帰り道に、奥さんとかおるさんの話をした。

「かおるさんは、いろんな景色を見せてくれるね。映画みたい。」

と奥さんは言った。

僕もその通りだと思う。

歌う人はすごいなと思う。


呼吸が歌を呼び、歌が風を呼んでくる。


Untitled




Yuta

( Posted at:2013年3月11日 )

チーフが来た。

先日、前の職場の上司がfestaに遊びに来てくれました。

神戸の西の須磨にある藤田整形外科・スポーツクリニックで、

僕は2年半トレーナーとして働きました。

その人はそこのリハビリチーフをしています。

中途半端な時期に働き始めることになったので、

ちゃんとした歓迎会はなかったのですが、

チーフとヘッドトレーナーは小さな歓迎会を開いてくれました。

温泉に行って、家でビールで乾杯しただけですが、

「ああ、仲間に入れてくれるんだ」

と感動したのを、今でも覚えています。

生意気な僕でしたが、チーフはそれを受け止めてくれました。

いつか恩返しができたらなとは思っていたのですが、

今返せるのはロルフィングのセッションくらいなので、

festaに来てもらいました。

緊張しましたが、すぐに波をつかめたので、

本当に楽しいセッションになりました。

なんだかいろんな思いが巡った、

思い出に残るセッションでした。

また、チーフと前の職場の仲間で、宮古島行きたいな。

もっとうまくなるように日々がんばろうと思いました。

先輩っていいですね。




Untitled

チーフの宮古島みやげ。




Untitled

久しぶりの再会でした。

お変わりなくて安心しましたよ、まもるくん。




Yuta

( Posted at:2013年3月10日 )

「身体の言い分」。

本を読むのが好きで、今は内田樹さんと池上六朗さんの

『身体の言い分』という本を読んでいます。

「そうだよなぁ」と膝を打つ箇所がありましたので、

それを載せたいと思います。



[内田さん]

子どもの時に読んだ絵本のネタみたいなものも、

それから40年くらい経って、「うん!あれが使える」

っていうこと、ありますよね。

時々、「内田さんって本当にものをよく知っていますね」

って言われるんですけど、「ぜんぜん知らないの、ぼく」

って言うんです。

ぼくが活用している知識でまじめに勉強して身につけたものなんて

ぜんぜんないんだけれど、生まれたから今までの経験を全部、

すべてをフル活用して「知識」に繰り込んで使い切るから

無駄がないだけなんです。


池上先生は、野菜の捨ててしまうようなところも使う、

そういうところは栄養価が高いというお話をして

おられましたけど、ぼくもそうで。

ふつうの人が捨ててしまうようなところを、

ぼくは惜しんで全部とっておいてあるので、

何かの時に、「あ、キャベツの芯があった、ああこれこれ、

これがちょうどここにぱっと入るんだ」(笑)

みたいのがね、あるわけですよ。


[池上さん]

わたしも瓶の蓋とかね、教室にいっぱい置いてありますよ。

何かの時に、ほらこれでしょう、と説明できますから。

長いことやっていると、そういうことが起こる予感が、

わかるようになってくるんです。

(身体の言い分、P222,223、毎日新聞社)




僕は「勉強」が好きなのですが、

別に毎日、解剖学や生理学の分厚い本を見てるわけじゃなく、

全然ロルフィングに関係無さそうな本を読んだり、

テレビを見たり、散歩したり、

使えそうなものをいろいろと雑多に収集しています。

おもしろい表現の絵があったり、

素晴らしいからだの動きの動画あると、

とにかくストックしておきます。

そうすると、ロルフィングのセッションの時に、

「あ、あの時のあれが使える」

ってひらめくことがあります。

直接的な「勉強」ももちろん大切だと思いますが、

僕は雑多にいろいろと収集するのも大切かなと感じます。

たまに、「無駄なく、まっすぐに進むのが夢の近道」

なんて言葉に出会ったりすることがありますが、

多分、生きていく中で、無駄なことなんて一つもなくて、

目の前の楽しそうな道をてくてく歩いて行くと、

それが案外一番の近道のような感じもしています。

明日も楽しいことしていきたいですね。




Yuta

( Posted at:2013年3月 1日 )

長崎への旅行。

先日になりますが、奥さんと一緒に長崎に旅行に行きました。

秦基博さんとトータス松本さんのツーマンライブがありました。

長崎いいところですね。

土地に表情があるので、どこを写真撮ってても楽しかったです。

またパタパタと写真を載せます。




SDIM1648 - Version 2

長崎には中華街があります。

ちょうど旧正月のお祭りをしていました。




SDIM1633 - Version 2

ランタンフェスティバルといって、

街中にこんなのがたくさんいました。




SDIM1644 - Version 2

すごい。

日本のお正月じゃありえないですね。




SDIM1664 - Version 2

ランタンってのが提灯のことみたいです。




SDIM1673 - Version 2

夜の街がきれいでした。




SDIM1696 - Version 2

こんなのもいました。




Untitled

次の日。

おじさんが入れ食い状態で、それに集まるおじさんたち。




Untitled

おじさんに連れられてきた犬。




Untitled

オランダ坂。

歩いてるおばあちゃんが大変そうだったな。




Untitled

町並みはちょっと昔の感じでいい感じ。




Untitled

エリートマンション。




Untitled

いい路地。




Untitled

お風呂屋さんがあったところみたいです。




Untitled

長崎、カステラ。




Untitled


電気屋さんがなんだか中国テイスト。




Untitled

昔中国の人が住んでいた場所。




Untitled

路地には階段が多い。




Untitled

長崎は麺がおいしいです。




Untitled

なんだか違う世界につながってそうな。

ジブリみたいなところが多いです。




Untitled

ブラジルにある壁みたい。




Untitled

神社の本堂がないけど、鳥居だけがありました。




Untitled

思案橋。




Untitled

長崎くんちだと思います。




SDIM1922

交番。




Untitled

遠くに銭湯が開くのを待ってるおばちゃんたちが見えます。




Untitled

とても繊細だけど力強い版画家さん。

手招きされ、いろいろとお話を聞きました。




Untitled

白。




Untitled

ピンク。




Untitled

紅。




SDIM1611 - Version 2

出島からの夕日。



またゆっくりと行ってみたい町でした。




Yuta

( Posted at:2013年2月26日 )

「岡本」が特集されてました。

Untitled

本屋に行ったら見つけました。

僕がやってるfestaがある神戸の岡本の特集でした。

今日は大学の同期のクライミングしてる友達が来て、

ロルフィングのセッションをしたのですが、

「やっぱり岡本はおしゃれやな」

って言っていました。

確かにおしゃれだなと思います。

この本の中には、「カフェの街、岡本」と書かれてありました。

確かに阪急岡本駅からfestaまでは徒歩10〜15分ほどですが、

その間に5〜6軒ほど雰囲気のいいカフェがあります。

今日は、友達とその中のmahisaに行きました。

ロイヤルミルクティーがおいしいです。

その他のお店にも、その日の気分によってどこに行くか変えています。

岡本でfestaをやろうと思った理由をよく聞かれますが、

正直なところ「なんとなく」です。

秋田でどこでやろうか考えていたときに、

映画「阪急電車」を観て、

「神戸でやろう、そして阪急沿線にしよう」と思って、

とりあえず梅田から三宮まで普通電車に乗ってみて、

路線図を眺めていました。

そしたら「岡本」がぱっと目に止まり、

僕がトレーナーとして初めてサポートした選手が、

大学の同期の「岡本」って子で、

「あ、いいかも」って直感しました。

そのまま降りたこともない街にぱっと降りて、

「なかなかいい雰囲気だな」と思って、

そのまま近くの不動産屋さんに入って、

今の場所に決めました。

何かに呼ばれるように岡本に住み始めて、

そしてロルフィングをしていますが、

とてもいい街です。

ただただ意味もなく歩きまわっていられる街です。

まだまだ写真の本は書店にあるみたいです。

もしよかったら、お手にとってパラパラとページをめくってみてください。

僕の「なんとなく」が伝わったらうれしいです。

好きな街で、好きなことをする、とても幸せなことですね。




Yuta

( Posted at:2013年2月22日 )

最近の写真。

最近撮った写真を並べます。

最近といっても、昨年のもありますが。




Untitled

コマを買いました。

なんだかすごく精密なコマみたいです。

3分ほど回ってます。

落ち着くので、セッションの前に回したりしてます。




Untitled

昨年の紅葉。




Untitled

保久良神社。

festaから30分ほどです。




Untitled

神戸が見えます。




Untitled

kameli apartment.

岡本のご近所さんで、海外の雑貨を置いてます。

オーナーさんがすごくいい方で、

店の空気感が大好きです。




Untitled

十日えびす。




Untitled

まぐろ初体験。

「身に、つける」ということみたいです。




Untitled

かわいい巫女さん。




SDIM1465

こういうとこで買いました。




Untitled

言わずと知れた串カツ屋。

入ったことはないです。

Boulderのお友達のセイさんが来た時。




Untitled

保久良神社からさらに奥の登山ルート。

散歩がてら登山できるのが岡本のいいところ。




Untitled

風吹岩。

本当はもっと奥まで行きたかったけど、

僕がセッションあったのでここまで。

山部ってのを作って活動しています。




Untitled

なんだか春っぽいです。

でも、今日は寒かった。

早く春が来ればいいですね。




Yuta

( Posted at:2013年2月 9日 )

帰りの途中。

どうやら雨が降っていたみたいで、

昼過ぎに外に出てそれに気づいた。

風はなくて、寒くはなかった。

六甲山は雲に覆われていた。

雨の上がった後の山は、まるで運動した後みたいに

湯気を出しているようになるから好きだ。

「山が呼吸している」

子どもの頃によくそう感じていた。

なんとなく歩きたくなったので、

とりあえず歩き出してみると、

いろいろな考えが浮かんでは消えた。

ふと横の道に目をやると、

下校途中の小学生の男の子が、

立ち止まってじっと地面を見つめていた。

「何を見ていたんだろう」

その後、歩きながらそんなことを考えていた。

思い返すと、僕も小学生の頃には、

下校途中にアリの巣を見たり、

水たまりを見たり、

立ち止まって何かを見つめることがよくあった。

そのことで僕は何かを学んだことはないと思うけど、

とても大切な時間だったんだと思う。

僕は今も歩いている。

どこに向かっているのかもわからないけど、

何かに駆り立てられるように歩いている。

でも、たまに立ち止まって何かをじっと見つめるという行為が、

とても大切なんじゃないかと思う。

それは一見、無意味で、無駄なことなのかもしれないけど、

子どもの僕には関係はなかった。

そんなことを考えて歩いていたら、

いつのまにか空の雲には穴が開いていて、

空は青が見えてきていた。




Yuta

( Posted at:2013年2月 4日 )

いつもの朝。

朝起きてみると、いつもの朝の明るさはなく、

優しい仄かな明かりがカーテンの隙間から見えた。

そんなに朝が得意な方ではないけど朝は好きで、

布団からゆっくりと抜け出して、

その布団をたたんだ。

シャワーを浴びる前に鏡を見ると、

「あぁ、今日も自分だ」

と今日の朝も思った。

シャワーを浴びながら、今日はどんな日になるのか想像する。

適当に着替えをして、必要なものを持って、

セッションルームへと移動する。

今日の朝は、静けさって音があるのかわからないけど、

この世界に人間がいなくなったと思うくらいに静かだった。

昨日の夜の雨のせいで、木は滴を保っていて、

近くの山や家々は朝の霧に包まれていた。

僕は特にこんな朝が好きだから、

「またこの朝だ」とうれしくなった。

昨日、ロルフィングのセッションの中で

あれだけいろんなことが起こった部屋なのに、

朝はいつも寝ているみたいに静かだ。

まずは窓を開けて、朝の空気を取り入れる。

乾いた食器を戻して、ものをあるべき場所に置いて、

掃除機をかける。

次第にセッションルームが起きてきたみたいで、

今日もロルフィングができそうな気分になる。

掃除が終わると、パーコレーターに水を入れて、

知り合いからもらった珈琲豆も3杯ほど入れて、

コンロの火の上に置いた。

この頃には部屋もだいぶ明るくなってきて、

朝も終わりが見えてくる。

静けさの中から、また始まっていく。

今日からまた始めよう。




Yuta

( Posted at:2013年2月 2日 )

ブラジルの海で考えてたこと。

ロルフィングの勉強で、ブラジルに3ヶ月ほどいました。

Barra do Sahyという小さな海の街です。

Untitled

山の上にある家から15分ほど歩くと、

クラスが行われていたホテルに着きます。

その通学路の途中には、きれいな海がありました。

朝のクラスが始まる前に、少しだけ早起きして海を散歩したり、

昼休みに遊びに行ったり、休みの日には一日中いることもありました。

日本にいると、意味のないことや、効率が悪いことからは

どうしても距離を取るような生活をしてしまうのですが、

ブラジルではむしろその反対だったような気がします。

すごく空白の時間が多く、そのほとんどを海で過ごしました。

朝から砂浜に座って、たまに海に入りに行って、

また座って、行ったり来たりする波を眺めていました。

たまに大きな波が来たり、打ち消し合って波が来なかったり、

右に逸れたり、左に行ったり、

砂浜の形が少しずつ変わっていったり、

一度も同じ波はありませんでした。

僕は、波のような、なんとなく規則性のありそうな

循環や反復が好きなんでしょう。

いつまでも見ていられました。

Untitled

僕は、そんなブラジルの波を眺めながら、

「なんだか呼吸にも似ているな」と感じていました。

呼吸も、寄せては返す波のようなものではないのかなと。

自然に大きな呼吸になったり、

打ち消し合って呼吸が浅くなってしまったり、

右側だけが広がったり、胸だけがふくらんだりへこんだり。

生まれてきてから、ずっと繰り返されています。

「呼吸をコントロールする」

そんなことをよく聞くことがあります。

確かに、わざと息を止めたり、少し長めに吐いたり、

片鼻だけで吸ったり、いろいろ調節できます。

でも、その呼吸をコントロールしようとするとき、

どうも僕のからだは生き生きとはしていないような気がします。

呼吸を支配しようとすると、息苦しくなってしまうのです。

Untitled

そんなとき僕は、ブラジルの海を眺めていた時間を思い出します。

「呼吸は波なんだ」

波はコントロールはできません。

月の位置で潮位が変わったり、風の影響や、

いろいろな条件により、常に動いています。

でも、そんな波も完全にランダムではなく、

なんらかのパターンを持っているかのように繰り返されています。

僕は、ブラジルでの3ヶ月間、

毎日のように波を見つめることで、

毎回違う波の中にパターンらしきものが見え始めていました。

誰から教えられるわけでもなく、ただただ見つめていただけです。

呼吸は、僕らの中でいつでも繰り返されています。

ただ、それを見つめる時間を、

僕らはなかなか持てていないような気がします。

Untitled

ロルフィングの10シリーズの1回目のセッションは、

呼吸のセッションと呼ばれています。

僕としては、そこで呼吸をコントロールしてほしいなとは

考えていません。

最初は、ただただ一度として同じ呼吸がないことを、

楽しむだけでいいと思っています。

無理にコントロールして、大きく深くしようとしたり、

お腹だけを使って呼吸をしようとしたりしなくても大丈夫です。

少しずつ呼吸との距離が近くなり、

そしてそれを見つめる時間が長くなれば、

なんとなくパターンや、性格が見えてきて、

自然にその人に似合った呼吸になってきます。

ブラジルの海での空白な、無意味に思えた時間は、

僕にとって大切なロルフィングの勉強の時間だったような気がします。

そういう時間が大切ですね。

Untitled




Yuta

( Posted at:2013年1月16日 )

前の10件16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ