陶芸家の青木良太さんという人がいます。岐阜県土岐市で活動する、若い職人さんです。彼のことは、アメリカで時間を持て余していたときに、YouTubeで知りました。作品も、その人自身もとてもおもしろいです。
今年から甥っ子が、地元の和菓子屋さんを辞めて、陶芸家になるために修行することになりました。僕はなんとなく、あの動画で見た青木さんのところかなと思ったら、本当にそうでした。なんだか人生っておもしろいものですね。本当に甥っ子にはがんばって修行してほしいです。
動画の中で青木さんは、練る土に語りかけ、窯の火の声に耳を澄まします。自然との会話です。僕がロルフィングでしていることは、からだという自然との会話です。人を治したいとは、あまり思ったことがなく、ただからだが何をしたいのかを知りたいなと思っています。なので、自分の触れる手を通して、相手のからだに語りかけ、それに対してどんなことを話してくれるのかに耳を澄まします。
あるとき母親が、僕がまだ小さい子どもの頃に、山と会話をしていたというエピソードを教えてくれました。僕は大きな自然にやさしく包まれ、その一部となっていました。自然と遊び、自然そのものだったのです。それはとても幸福な時間です。ロルフィングをしていると、その頃の小さな自分に、いつか出会えそうな感覚があります。忘れてしまった何かを、取り戻せるかのような。
僕も甥っ子も、自然に触れ、なつかしいつながりを取り戻し、そこから大切なことをもう一度学び直しているようです。そして、それが仕事になっている。とても幸運で素晴らしいことだなと思います。そんなことを青木さんの動画を見て思いました。30分ほどの動画ですので、お時間あるときにでも見てみてください。もしかしたら、みなさんの中の小さな自分に、出会える瞬間があるかもしれません。
Yuta
( Posted at:2015年10月 4日 )
大阪で
ヒロさんのロルフィングを受ける。毎回そうだけど、今回は特に素晴らしいセッションだった。
身体の気になっていた場所は、自然に無理なく解放されまっすぐに伸び、収まるべき場所に収まるべき状態で落ち着いた。いくつかあった症状も、気が済んだのかきれいになくなった。
セッション中には、久しぶりにビジョンも見えた。海外でいろいろなロルファーからセッションを受けたときに、目を瞑っているのに、ある情景がパッと浮かんできたり、様々な形やパターンが、浮かんでは変化し、消えたりすることもあった。僕はそれを楽しんでいた。それらがどんな意味を持つのかは、僕にはよくわからないが、それが楽しいことはわかる。日本でいろいろとボディワークのセッションを受けたが、そういった瞬間が訪れることはなく、少しだけ寂しく思うこともあった。
今日のロルフィングセッションは、フィジカルの面でも、エネルギー的なスピリチュアルな面でも、大きな変化を感じた。多くのボディワークのセッションでは、そのどちらかに過度に偏る傾向があるが、ヒロさんはそこを自由に行き来する。黒か白か、明か暗かのような二者択一ではなく、そこにはグラデーションがあり、それは無理なく鮮やかに広がる。美しいセッションだなと思う。ヒロさんのセッションは、納得ではなく感動をくれる。
ちょうど今読んでいる、村上春樹さんの『職業としての小説家』の中に、こんなことが書かれていた。
「そしてその体感はひとつの大事な『レファレンス(参照事項)』として人々の精神(サイキ)に取り込まれていきます。つまり音楽を愛好する人々の基礎的な滋養となり、価値判断基準の一部となるわけです。極端な言い方をすれば、『春の祭典』を聴いたことのある人と、聴いたことのない人とでは、音楽に対する認識の深度にいくらかの差が出てくることになります。どれくらいの差か、具体的には特定できませんが、何かしらの差がそこに生じるのは間違いないところでしょう。」
今回のような自分がセッションを受けるという経験は、レファレンスとなり、僕の身体、精神(サイキ)に取り込まれる。そして、しかるべき時期が来るまでは、静かに奥底に眠っていて、そのときがやってきたときには、進むべき方向を優しく、でも確実に照らしてくれる。
神戸の出張ロルフィングの際に、ある人にセッションしたときには、「前よりも身体が変化するプロセスが速くなった」というフィードバックをもらった。ヒロさんのセッションを受けることは、僕の血肉になり、こうして僕のロルフィングを正しい方向へと導いてくれる。
これはヒロさんから僕に、身体を経由して伝えてもらったことで、そんなヒロさんは、それを世界中の先人のロルファーや、ボディワーカーから引き継いでいる。それを丁寧に辿っていくと、ロルフィングを作ったアイダ・ロルフにもつながる。そうやって僕たちロルファーは、アイダの思いをつないでいく。
ただの身体の整備でも、ましてや修理や治療でもないロルフィングは、そうやって伝えられ伝わっていく。そういうものを伝統と呼び、その伝統は、静かにゆっくりと、けど確かなものとして、流れ続けていくものだと思う。
そんな大きな流れの一部に自分がなることができて、それを仕事として他の人にもつなげていくことができたら幸せだ。誰かの大切なレファレンスになるかもしれない、そんなロルフィングを山形でしていきたいと思った。
Yuta
( Posted at:2015年10月 2日 )
息子と町を散歩しました。平日の午前中なので、みなさん何かしら仕事をしています。そしていろんな顔をして仕事をしています。中には、僕には何の仕事なのかわからないものもたくさんありました。
一体、この世界にはどれくらいの仕事があるんでしょう。
僕の仕事はロルフィングとトレーナーですが、息子がそれを理解するのは何歳の頃でしょうか。平日の午前中に、町の人を眺めながらのんびり散歩して、たまにロルフィングで人を触ったり、学生にトレーニング指導したり。ほとんどの時間を一緒に過ごしているので、お父さんは仕事をしてない人だと思うかもしれません。ロルフィングやトレーナーも仕事とは思ってくれないかもしれません。
これから何年後に、息子は自分の将来を見渡す目を持ち、その手でどんな仕事をするのか考えるときがくることでしょう。息子はこの世界のどの町で、そしてどんな仕事を、どんな人たちとするのか。
願わくば、いい顔してできる仕事であればいいですね。仕事は顔をつくっていくことですし。
お父さんとして、いい仕事をして、いい顔でありたいなと思った散歩道でした。
Yuta
( Posted at:2015年9月17日 )
山形はここ1ヶ月ほど雨が降りつづき、なんだか梅雨のようです。先日は台風が近づいてきたために、避難勧告が出るほどの大雨。洗濯物は乾かないし、なんだかホコリやら、カビやら、ダニがたまっていそうな家の中。
そんな中、昨日はカラリと晴れました。ちょうど姪っ子の運動会があって、見に行ったのですが、運動会日和のお天気でした。
その朝は、なぜか6時半に奥さんもこどももパッと目覚めました。外の朝日が眩しくて起きるなんて、かなり久しぶりな感じでした。
起きてすぐに窓を開け、風の通り道を作ると、ブワーッと気持ちのいい風が吹き抜けました。カラッとした青空に、輝く太陽。風はどこからかやってきて、家の中を通り抜け、東の山の方に飛んでいきました。
こどもを見ると、バイバイと手を振っています。よく見ると、朝日の光によって照らされたホコリがキラキラしていて、それが風とともに山の方に向かっていくのです。
それを見て、トトロの1シーンを思い出しました。
サツキちゃん、メイちゃん、そしてお父さんが、小さなお風呂に入っていて、3人はガハハと大きな声で笑います。そうすると、屋根裏にいたマックロクロスケたちは、居心地悪そうに、どんどんとその家から出ていくのでした。
うちのこどもにも、見えていたんでしょうかね。なんだか溜まっていたものが、帰って(還って)いったような感覚です。
人のからだをロルフィングで触れていると、それは自然そのものです。僕たちロルファーは、自然に触れています。
からだの自然にも天気があり、晴れたり、雨が長く振りつづいたりします。大事なのは、天気は移り変わり、それをコントロールはできないということ。人の思うようにはなりません。
でも、それに寄り添いながら、楽しく愉快に暮らす知恵を、人はずっとむかしから持っています。そのときそのときの天気に合わせた生活があるように、からだの天気の流れにも目を向けて、たまに風通しを良くするようなことも大切だと思います。
明日はどんな天気になるんでしょうか。
Yuta
( Posted at:2015年9月13日 )
昨日のサザエさんで、「そろそろイワシが出てくるってことは、うちも店じまいだな」ってな感じのことを、金魚屋さんが言ってるシーンがありました。
直接には、ストーリーには関係ないんだけど、それを差し込んでるあたりで、サザエさんの作者は意欲的だなと感心しました。
バガボンドでも、田んぼの種まきのタイミングに関して、似たようなことを話すシーンがあります。
山形いると、形式上のカレンダーではなく、自然の流れの中で浮かび上がってくる暦の感覚が出てきました。
大きな自然の中で生きる生き物としてのわたしたち。
その区切り、節目、脈としての暦。
そろそろタマも大好きなサンマがおいしい季節ですね。
Yuta
( Posted at:2015年9月 7日 )
ここ数週間、朝と夜とスムージーを飲んでいます。
夜はスムージー以外に、野菜を食べたり、お味噌汁を飲むくらい。
まともに食事をするのは、昼くらいです。
もう31歳になりましたが、30歳に近づく頃から、
どんどん体重が増え続け、なんだか不自然な感じ。
僕はもともとそんなに量を食べる人ではないし、
トレーナーもしているので、まあまあ運動もしているのに、
なぜか自己体重記録をどんどん更新。
さすがになにかおかしいなということで、
朝と夜のスムージー生活をしてみました。
やってみると、僕のからだにはとても合っているのか、
おなかもほとんど空かないし、体重も減ってきて、
からだのシルエットも、質感も変わってきました。
必要な栄養素、酵素を入れながら、食べる量を減らす。
なかなか楽しい変化です。
ロルフィングを勉強するために海外で生活したときに、
ロルフィングコミュニティ内の、ベジタリアンやビーガンの多さに
すごく驚きました。
僕の周りでは半分くらいがそうでした。
ネットで調べてみたら、下の表のように様々なタイプがあるようです。
日本にいるときには知り合いにいなかったので、
最初、ベジタリアンというのは、宗教上でそういう信仰を持っていて、
食べたいのに食べない人だと思っていました。
でも、そもそも食べれない人もいるんだと知りました。
それでも、中京大学体育学部を卒業した僕としては、
「肉を食べれないってありえないでしょ」と、
なんだか納得できないところも当時はありました。
スムージー生活を始めて気づいてきたのですが、
僕は食べ物を消化していく能力があまり高くなく、
消化に時間がかかる肉などは、そんなに得意じゃないようです。
新鮮な肉なら、ある程度の量を食べても大丈夫ですが、
そんなに質の良くないものをたくさん食べてしまうと、
すぐにおなかの調子が崩して下したり、下腹が張ってしまいます。
健康というと、お肉をがつがつ食べたり、
食べる量がとにかく多い体育会系のイメージがありますが、
食べないという健康もありそうです。
だからといって僕自身、絶食するわけでもないですし、
同じものだけを食べ続けるわけでもないですし、
お肉を完全に抜いた食事をしているわけではありません。
季節の採れたての野菜と果物のスムージーを飲んで、
お昼ぐらいは何も気にせず、お肉も食べます。
その辺は、かなりゆるめにやっています。
食事から健康を考えるとき、
何を食べるかと足し算になりがちですが、
(「◯◯は健康にいいから食べる」のように)
全体の量を減らしてみたり(満腹までは食べない)、
お肉以外のものを食べてみたり(何を控えるかを考える)、
引き算の食事もありだなと思います。
「体育会系だったら、お肉大好きでしょ?」
今でもそんな風に思われていて、
結構食べさせてもらうこともあるのですが、
海外だと、ボディビルダーのような人でベジタリアンの人もいますし、
テニスのジョコビッチ選手のように、トップアスリートで
ビーガンだという人もいます。
日本だと、格闘家の山本KID徳郁さんもビーガンのようです。
ベジタリアンやビーガンが良いとか、
スムージーが最高だとか言いたいわけではなく、
「やっぱり男は黙って焼き肉でしょ!!」と、
自分のからだが自然に持っている性質を無視して食べ過ぎて、
からだが悲鳴あげてる人も多いのかなと思います。
(実際、僕は自分のことを肉食系だと思っていました。)
そうではなく、
「本当に自分のからだが求めているものを、求めている量だけ食べる」
ということを、少しだけ考えて、試行錯誤しながら試してみて、
周りもそれを尊重してあげる。
そんな風になってくればいいなと思います。
そのために、山形でもベジタリアンやビーガンにやさしいお店が、
少しずつ増えてくればいいなと思います。
ボルダーと姉妹都市なので、その辺も似てくればいいですね。
Yuta
( Posted at:2015年8月31日 )
1週間ほど、天気予報に36、37℃が並ぶほど、
今年の山形の夏は暑かったです。
山形はほんの数年前まで、
日本の最高気温の記録を持っていました。
あまり知られてはいませんが、「暑い」県なのです。
その影響で、「冷やし」文化が盛んです。
冷やしラーメン、冷たい肉そば、
そして冷やしシャンプーなんてのもあります。
ところが最近は、30度を超えるかどうがほどに、
急に秋っぽくなりました。
あまりに突然なので、からだが対応するのに大変ですが、
猛暑日がずっと続くよりはましかなと思ってます。
神戸に住んでいた頃は、
夏の終わりは9月いっぱいという感じでしたが、
今年の山形はもう終わりかなといった感じです。
ずいぶんと極端です。
さて、次回の神戸への出張の予定が決まりました。
下に予約可能な日にち、場所を書きます。
(予約状況は9月13日現在です)
9月23日(水) 岡本ハイツ101号室
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
9月24日(木)
A:岡本ハイツ101号室 B:西本クリニック
① 9:00 - 11:00 A ×
②11:00 - 13:00 A ×
③14:00 - 16:00 B ×
④16:00 - 18:00 B ×
⑤19:00 - 21:00 A ○
9月25日(金)
A:岡本ハイツ101号室 B:西本クリニック
① 9:00 - 11:00 B ○
②11:00 - 13:00 B ○
③13:00 - 15:00 B ×
④15:00 - 17:00 B ○
⑤18:00 - 20:00 A ×
9月26日(土) 岡本ハイツ101号室
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ○
9月27日(日) 岡本ハイツ101号室
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
予約をされる際には、
「CONTACT」ページから、必要事項を記入して送信していただくか、
※予約の日時と場所を間違えないように確認をお願いします。
出張に行く頃は、神戸も秋っぽくなっていてほしいです。
神戸でお会いできること楽しみにしています。
Yuta
( Posted at:2015年8月20日 )
僕は友だちとの語らいが好きだ。
気の合う友との語らいは、人生を豊かにしてくれる。
男2人で語り合うときには、
日が傾いてから居酒屋に集まることが多い。
それしか選択肢はないと思っていたけど、
ロルフィングの勉強で海外にいたときに、
どうもそれだけではないことに気づいた。
ロルフィングの学校があるボルダーにはカフェが多い。
Saxy's Cafe、The Laughing Goat、
Trident、Bookend Cafe などなど。
そして、それらは朝早くから営業している。
その頃の僕は、「そんなに朝早くから行く人なんて、
おじいちゃんおばあちゃんくらいでしょ」と思っていた。
でも実際には、案外、かっこいい男の人2人が、
コーヒーを飲みながら語り合っていたりする。
それがなんだか絵になるなと思った。
ハワイにワークショップで行ったときには、
授業は9時から始まるので、僕は8時くらいに起きるが、
同じ家にステイしていた友だちは、
8時くらいにどこからか車で帰ってくる。
「どこに行ってたの?」と聞いてみると、
「友だちとビーチで朝日を見ながら、コーヒーを飲んでた」
と教えてくれた。
結局友だちは、ワークショップの期間中、
毎朝5時ころには目覚め、ビーチでの語らいを続けたという。
その頃の僕は、「そういうのって、なんだかいいな」
と思い始めていた。
僕の仕事のロルフィングは、とても繊細だ。
来てくれるクライアントさんのからだの状態は、毎回違うし、
自分のからだの状態もいつも同じということはない。
だから、毎回のセッションの結果は大きく違う。
それがロルフィングの楽しさでもあるし、難しさでもある。
このときはこれといったパターンを多く使うわけではないから、
いつも生身のからだに向き合い、そして触れることで、
ロルフィングが始まっていく。
セッションの結果が、どこに行き着くかはわからないので、
なるべくなら自分の状態は整えて一定にしておきたい。
そうすることで、
ロルフィングセッションの過程も、その結果も、
クライアントさんにとっても、僕にとっても、
安定した質の高いものになってくる。
そう考えるようになった。
いいロルフィングが起こるためには、
まずは自分がいい状態にあることが、
とても大切な条件になる。
自分の条件を整えることを考え始めたら、
夜の飲み会のことも少し考えなくてはいけない。
いくらお酒の量を控えたとしても、
次の日のからだは、いつもと何かが違う。
少し、ノイズというか、モヤがかかっているようだ。
でも、友だちとの語らいは、なんとも楽しい。
自分の人生に彩りを加えてくれる。
そんな自分は、朝の時間に友だちを誘うことにした。
朝の空気が新鮮なその時間に、大切な友だちと、
最近感じていること、悩みを語り合う。
ただただ盛り上がって、
思いがけないアイディアが生まれることもあるし、
しっとりと物思いにふける時間もある。
でもそれだけで、こころはすーっと晴れやかになり、
からだもふっと軽くなる。
そんな状態でロルフィングをしたらどうなるだろう。
それはきっと素敵なものになるに違いない。
夜のビールも最高に楽しいし、朝のコーヒーも格別だ。
友だちとの語らいが、僕は好きで、
人生を豊かにしてくれる。
その選択肢が一つ増えたことがうれしいなと思う。
次は誰と、何を語り合おう。
Yuta
( Posted at:2015年8月19日 )
「初めて演奏する曲は、充分に熟練を重ねて、
もう何年も演奏し続けている旧知の曲であるかのように
気のおけない雰囲気で...
逆に、何年もにわたって何度も演奏してきた曲は、
まるで初めて演奏する曲のように新鮮な気持ちと
緊張感を持って演奏するよう、心がけています」
(ロバート・マン、バイオリニスト)
人には、いろいろな「思い込み」のフィルターを通しながら、
自分を見つめる傾向があります。
「昔から、足が太いと言われてきたんです」
「猫背なんです」
「元気なさそうって言われます」
そして僕は、そのフィルターを外した状態で、
なるべく素直な、そのままのその人を見るようにします。
全体にどこが滞っていて、スペースがなくて、
そこに広がったり、伸びたりする余地があるかを見ています。
可能性に意識を向けているので、
足が太いことも、猫背なことも、元気なさそうことも、
すべて変わる余地、可能性だと捉えています。
そして実際は、
そんなに太くなかったり、猫背じゃなかったり、
元気なさそうではなかったり、
本人の思い込みとは違う場合が多いです。
そうして、少しずつロルフィングセッションの中で、
その思い込みのフィルターを、一緒に外していきます。
自分をそのまま見れるようになるためです。
でも、何回かその人とセッションをしていくと、
気をつけているはずの僕が、
「思い込み」を作り始めることもあります。
「この人は、頑固な人だ」
「脚の左右差は、もう変わらない」
そうすると、その人の状態を、歪ませて見ているような
感じになってしまいます。
それでは、ロルフィングが起こってきません。
「初めて出会ったかのように、その人を見つめ、
まるで古くからの友人のような親しみを持ちながら触れる」
そんな風に、素直にロルフィングできるように、
明日からもがんばっていこうと思います。
Yuta
( Posted at:2015年8月18日 )
先日、自分のこどもが生まれてから1年が経ちました。
こどもが生まれてくる前後の時期を、とても大切にしているようです。
その時期をどう過ごすかによって、
生まれてくるこどもにも、それを見守っていく親にとっても、
その後の生活を大きく変えていくものになるんだそうです。
このことは、僕のロルフィングの経験の中でも、
そうだろうなと思うところがあります。
今あるからだの不調や問題などは、丁寧にその起源をたどっていくと、
生まれてくるときのプロセスに行き着くこともあります。
そんなこともあって、僕は1ヶ月ほどはそのプロセスに集中して、
積極的に関わっていこうと考え、昨年の7月には山形に引越して、
仕事はお休みして、出産に備えていました。
2人でのんびり散歩したり、温泉に入りに行ったり、
「いつでも生まれてきていいからね」と語りかけながら、
その日を待っていました。
実際には、それは突然はじまって、僕はそのプロセスの中に潜り込み、
ただただそこで起きることに反応することにしました。
こどもが生まれたその日は、あっという間に過ぎたようで、
なんだか本当にそれが起きたのか、なんだかリアルじゃないようで、
なにか大きなものに突き動かされたような感覚でした。
そんな日から1年が過ぎました。
こどもはいつもにこにこしていて、どこに連れて行っても、
「いつも機嫌よく、にこにこしてるわねぇ」と声をかけてもらって、
グズグズしたり、泣き叫んだりして、
僕らをオドオドと心配させたり、困らせることはありません。
熱が上がって、体調が悪くなったことも1度ほどです。
元気で、いつも笑っていてくれて、
それだけで親としては満足です。
僕らはそんなに多くのことは望んではいません。
「誰とでも友だちになれて、どこでも寝れて、なんでも食べれる子」
に育っていってくれれば、幸せです。
今のところこの1年は、できすぎなほどに、
すくすく育ってくれています。
これからも3人で、仲良く、元気に過ごしていければと思います。
お誕生日おめでとう。

Yuta
( Posted at:2015年7月17日 )
前の10件
|12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22|
次の10件