ロルフィングハウス フェスタ FESTA

falcon×festa×madness.

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festaにTシャツが届きました。




よくよくバックプリントを見てみると、

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festaのロゴが。




スクリーンショット 2013-08-27 10.23.55 AM.png

大野陽介という、大学の友達がいるのですが、

彼はいつもおもしろいことを考える男で、

今回のfesta_Tの仕掛け人です。


そんな彼の友達が、"madness"という、

フットボールのアパレルブランドを持っていて、

そこがfesta_Tを作ってくれました。


さらにこのTシャツのすごいところが、

大学の同期で、僕の数少ないトレーナーの戦友である、

磯谷貴之の"falcon"とのコラボTシャツなのです。


貴之は、「沖縄でトレーニングジムを開く」と、

ただそれだけの目的のために、なんのツテもない沖縄に移り住み、

今ではその下地を作るために、パーソナルトレーナーとして、

毎日沖縄を駆けまわっています。


中京大学で、大野と貴之に出会ったのですが、

自分の見たい景色を見るために、まだまだ歩き続けている3人が、

こうやってTシャツでつながれたことは、

僕にとってとてもうれしいことです。


どうしても僕らは、言いたいことも言えずに、

我慢することと、型にはまっていくことを、

「大人」と呼ぶ、そんな世界に生きていますが、

そんな中で「遊び」は忘れずに、自分の好きなことをしていけたらと、

このfesta_Tをもらって感じました。




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falconとfesta


それぞれ背負っていくものは違いますが、

覚悟を決めて、自分の好きなことを好きなだけして、

精一杯遊んでいけたらなといいなと思います。




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このfesta_Tは、madnessさんのHPで購入できます。

かなりのバリエーションでカスタムできるようです。


もしよかったら買ってみてください。

なんだかワクワクしてくるかもしれません。


madness!!




Yuta

( Posted at:2013年8月23日 )

9月のチラシ作り。

ちょっと時間もあったので、9月のイベントのチラシを作ってみました。

このチラシは、ミドリカフェさんに置こうかと思っています。

確実に、「何やるんだろう、これ?」ってなるかと思いますが、

あえて説明は淡い感じでしてみました。

たくさんの方に来てもらえたらと思います。


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Rolfing House festa
Yuta

( Posted at:2013年8月21日 )

9月16日(月・祝)にイベントします。at ミドリカフェ

岡本はカフェがとても多い街なのですが、

festaから一番近いのが、ミドリカフェさんです。


岡本に住み始めてから、すごく仲良くしていただいて、

僕と奥さんの実家から、野菜や果物が届くと、

おすそ分けしに行ったり、物々交換をしたりしています。


コーヒーを飲みに行くと、とても長くいさせてくださるので、

心置きなく本を読んだり、勉強や考え事もできます。


本当にありがたい場所です。


そんなミドリカフェさんで、先日の夏合宿でご一緒した、

アーツセラピストの森すみれさんと、

シンガーソングライターのダリエさんの3人で、

トークとミュージックセッションをさせていただくことになりました。


Boulderにいた頃は、カフェでいろいろなイベントがあって、

どれもそれほど堅苦しいものではなく、

ただ良い音を、みんなで楽しむような雰囲気がありました。


僕はそれが好きで、適当なものを見つけては、

その時間を楽しんでいました。


今回のイベントも、みんなでその場を共有して、

いつのまにか、聞くだけでなく、

自分もその音を作り出す側に回っていたり、

気づいたら、からだを気持ちよく揺らしていたり、

そんな空間になればいいなと思っています。


下に詳細を載せますので、ぜひ暑さが和らいだ9月に、

ミドリカフェさんでの時間を楽しみにいらしてください。




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トークとミュージックセッション「アートするからだ」


ロルファー、アーツセラピスト、シンガーソングライターの3人で、

表現することを、からだを通して考えて、

最後にそれを音にしてみたいと思います。


前半は、3人でのトークセッション

後半は、楽器を使いながらのミュージックセッション

最後は参加者同士の交流の時間もあります。


日時:2013年9月16日(月・祝) 19:00−21:00

   19:00−20:00 トークセッション
   20:00−20:20 ミュージックセッション
   20:20−21:00 交流会

場所:ミドリカフェ http://midoricafe.jp/
   〒658-0003 神戸市東灘区本山北町2−6−24 1F

料金:1,500円(ワンドリンク付き)

登場人物:大友 勇太 https://www.rolfing-festa.com/
     森 すみれ http://a-c-lab.com/
     ダリエ http://www.darie.com/      

対象:からだのことに興味がある人、音楽が好きな人
   新しく出会う人との交流が楽しい人
   ミドリカフェが気になっている人
   どんな人でも大丈夫です

申込み:info@rolfing-festa.com(Rolfing House festa 大友)




Rolfing House festa
Yuta

( Posted at:2013年8月21日 )

山のシューレと考える。

二日目は雨が降っていました。


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雨が、前日の衝撃を、静かに鎮めてくれているようで、

雨が、僕の代わりに、昨日起きたことを

考えてくれているような気もしました。


僕らは共に考えています。


昔から雨の日は、考えが普段よりも進むような、

けど、ふと気づくと雨だけ見ていることもありました。


考えが走っているときには、

もちろん思考している実感はありましたが、

でも、ただ雨を眺めているときにも、

何かを考えている感覚はありました。


今思うと、そのときの僕は、

雨と自分とがゆるやかに結びつきながら、

雨と自分の間を行ったり来たりしながら、

場全体で思考していたんだろうと思います。


二日目はまさに、自然と共に、場と共に思考する、

"com-putare"を感じた日になりました。




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二日目の雨のマルシェ。




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ガラスづくり体験。




最初の講座は、伊藤俊治さんと石上純也さんの

「建築のあたらしいかたち」でした。


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石上純也さんの記事 http://bit.ly/17J6UKC




上に石上さんの建築と紹介記事を載せましたが、

建築のコンセプトが、一日目の内容と非常にリンクしていて、

「具現化したかたち」を見ているようでした。


写真の建築は、建物が透明なガラスによって囲まれていて、

まわりの風景となめらかに接続されています。


「シェルターとして、自然から切り離す建築ではなく、

 建築の中に自然を、風景を作りたい」

と、石上さんは話していました。


建物に中には、大きな柱はなく、部屋を区切る壁もありません。

あるのは、たくさんの細く、そしてランダムに置かれた柱です。


そのランダムさに、ある数のまとまり、

ここではそこに暮らす複数の人間ですが、

それが出会うと、自然に流れが生まれ、

秩序らしいものが見えてきます。


決められて固定化された部屋はなく、

なんとなく、エントランスらしいスペース、

大人数で話す時に適した空間、一人になりやすい位置などが、

自然にかたち、まとまりを作りかけては、またほどけて、

次の違うかたちに移行していきます。


それはまるで、海の中を泳ぐ小さな魚の群れや、

空を飛ぶ鳥の群れのようなふるまいです。


今日までよく食事をしていたスペースが、

そこに流れる人間が変わると、何ヶ月後かには、

全く違う場所に移動したりすることもあるのです。


前のブログにも書きましたが、

ちょうど最近、自分でも考えていたテーマだったので、

それを具現化していることに、とても純粋に驚きました。


石上さんは、建築でそれを表現していましたが、

僕ならロルフィングでどうするのか、

今後もゆっくりと考えてみたいと思います。




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午後は、向井周太郎さんの講座から始まりました。




人間とは、
自らの潜在能力が拓くことにより、生活世界を創造する存在である。

デザインとは、
その実現のために、自己と世界を生成/制作していく行為である。

そのためには、
大自然の生成リズムとの動的な共振・共鳴が欠かせない。



向井さんが、講座の始めにお話しされたことです。

向井さんの言葉と、前日までに感じたことを絡め合いながら、

僕はこんなことを考えました。




人間は、世界に対して、自分の潜在能力を拓くために、

自分を越えていくために、自分を延長していくために、

創造という行為を行なっていく。


創造された物の中で、

より身体に近いものは、道具と呼ばれ、

より環境に近いものは、建築と呼ばれる。


そうやって、環境という外部を書き換えながら、

自分自身をも書き換えていく。


それをデザインと呼ぶ。


デザインという行為をするためには、

自分よりも大きな自然の流れを感じようと、肌を開き、

自らのからだをそれと接続して、後は委ねてしまう。


そうすると、分けられたものであった自分と世界とが、

共振し、共鳴し合って、お互いの境界はあいまいに滲んでいく。


そのとき、自分が世界に抱かれ、世界が私を感じさせてくれる。




講座中、とても静かに、向井さんは話されます。


時折、何かと会話しているような感じにも見えました。

そのときに、向井さんは、山のシューレという場と、

共振、共鳴をしながら、お話をされていたのだと思います。


「デザインという行為」を、見せてもらった気がしました。




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最後は、原研哉さんの講座でした。


原さんの「」という本を持っています。


うまくは言えないのですが、僕の読書との生活が始まったのは、

この本と大学時代に出会ったからだと思っています。

それほどまでに、美しく激しい本です。


原さんにはずっとお会いしたいと思っていて、

ご縁が巡ってくるを待っていました。


そんな原さんの師匠が、向井さんだと知ったのは、

原さんが話し始めてからでした。


師匠との思い出を語る原さんは、その話の内容よりも、

その語り口から、師匠への尊敬と愛情が伝わってきました。


そこから原さんは、「白」について話し始めました。


大学生だった僕が、トレーナーを目指しているのに、

すごく衝撃を受けた本が、「白」でした。


「衝撃を受けた」という事実だけが大きくて、

「なぜ衝撃を受けたのか」は、あまり定かではなかったのですが、

原さんのお話を聞いているうちに、少しずつわかってきました。


原さんがお話されたことそのものについては、

前日にお話をした森田真生くんが、

Twitter上に、あまりに的確で、素晴らしい文章を書いているので、

それを載せたいと思います。


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何を残し、何を払い去るのか。

自然と自分との対話の中で、それは選択され続ける。


からだという自然との対話である、ロルフィング。

何に触れ、そこで何を感じ、

残すものと、残されぬものを選択していく。

掃除、デザイン。




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山のシューレの最後に、向井さんとお話をする時間がありました。


向井さんは、素敵な奥様と一緒に、

熱心に僕の話を聞いてくださいました。


いつもなら、「この人は、僕の話を分かってくれるのだろうか」

という思いが、僕に制限をかけてしまうのですが、

たまに、「なぜか話が始まってしまう人」に出会うことがあります。


気がつくと、僕の話を理解してくれるのかどうかなど関係なく、

全てを開放して、夢中で話をしている自分が、そこにいるのです。


向井ご夫妻が、まさにそうでした。


「貴方様のところにいらっしゃる方は幸せですね。その笑顔が。」


最後にいただいた奥様の一言が、とても印象的でした。


なんだかとても大きなものをいただいた気がします。


それを、長い時間をかけて、ロルフィングのセッションの中で、

丁寧に暮らしていく生活の中で、深めていけたらと思います。


「自然と共に生活し、自然と共に考える」




Yuta

( Posted at:2013年8月 7日 )

「山のシューレ」との出会い。

先月末の2日間、那須塩原に行ってきました。

「山のシューレ」というイベントに参加するためです。


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山のシューレのHP http://www.schuleimberg.com/


山のシューレのHPには、このイベントの説明を

こう書いてあります。


山のシューレとは、栃木県那須高原山麓・横沢地区で毎年夏に開催される山の学校です。シューレとはドイツ語で、「学校」を意味します。この森、山の中で、自然に耳を傾け、いま一度、哲学、経済学、生物学、文学、デザイン、建築学、音楽、日本学など、これまで人々がつくり上げてきた様々な物ごとについて学び、領域を超えて交差し語り合い、思想を深めあう夏の日です。

職業や国境をも超え、共に集い、交感し未来にむけて大切なことをそれぞれが感じ、深めていくことができる場所であることを、そして毎年この横沢の地で、未来への様々な物語が生まれてゆくことを願っています。


「学校」


まだまだ僕は学びたいことがあって、

それはこれからもずっと続いていくのだろうと思います。

ロルフィングをする中で、本当に多くのことを学んでいますが、

同時に、わからないことも見つかります。

そしてそれらは、解剖学や医学の本を開いたとしても、

納得のいく答えと出会えることは稀です。

人間を深く理解するには、様々な領域を学ぶことが必要です。

だから僕は、この「山の学校」に誘われたのだと思います。




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歴代の山のシューレのフラッグ。

様々な分野の講師の方々の名前がありました。




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会場の二期倶楽部の周りの自然。

川の表情が良くて、しばらく橋の上から眺めていました。




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講座と講座の間はゆとりが十分にあったので、

自然の中をただただ歩きました。




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都市の中で生活をしていると、思考は洗練されすぎて、

つかみやすく、捉えやすい言葉ばかりを使うようになります。




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でも、自然の中を歩いていると、

もっと形が曖昧で、ふくよかな、からだを通した思考に

なっていくことに気が付きました。




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自然は次々と姿を変えて、一歩一歩と違った情報が、

僕のからだを通して入ってきます。




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印象的で、示唆に富む情景が多々あり、

しばし立ち止まっては、とめどないことを考えました。




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自然の中では、すべてのものがいのちを共有していて、

自分というエゴは、簡単にほどけていきます。




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久しぶりに、いい森に出会いました。




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しばらく歩いていると、雨が降り出してきたので、

最初の講座を聴きにいくことにしました。




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最初の講座は、能勢伊勢雄さんのお話でした。


「ゲーテ色彩論・形態学と相似象の科学」というテーマで、

とても印象に残る部分がありました。


粘土で何か造形をつくるときに、

僕らはからだで「内圧」を感じている。

その内なる動き、粘土の声に耳を澄まし、手で反応していく。

そうすると、自律的なかたちをもったものが生まれてくる。

僕らは、粘土の中に潜んでいるかたちを感覚し、

それを手によって取り出す。


講座の後に、能勢さんに内圧のことを聞いみると、

「内圧は、外圧があるから存在する」という話になりました。

こちらから、思考、感情、意志を持った手で働きかけをすると、

その外圧に対応するように内圧が感じられ、

そこにかたちが見えてくる。


能勢さんとは、バックミンスター・フラーのテンセグリティという

コンセプトの話にも広がりました。

「からだの中に潜む、美しいパターンを僕たちロルファーは取り出す」

ということを話すと、とても嬉しそうに話を聞いてくれました。


手を使った作品をつくられるアーティストの方とは、

何度かお話をさせてもらうことがあり、

とても似た世界を、からだで感じているのだなといつも思います。


能勢さんとは立ち話だけでしたが、

とても有意義な時間を過ごせました。




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お昼は、マルシェのフードエリアがあり、

そこで食べることにしました。




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みなさんこだわったお店ばかりで、注文したものが

手元に届くまでの時間ですら、貴重な対話の場になりました。

どこにでも、確かな人たちはいて、そこから学ぶことは多いです。




次の講座は、能楽師であり、そしてロルファーでもある安田登さんと、

何度も関西での講座に参加している、独立研究者の森田真生くんと、

なめらかな社会とその敵」の著者の鈴木健さんの対談でした。


僕としては、この講座が一番の楽しみで、那須塩原まで来ました。

個人的には、夢の共演といった感じです。


スクリーンショット 2013-08-07 6.41.28 AM.png

「私的所有の生物学的起源 〜細胞から国家まで〜」(動画)
 http://origin.sargasso.jp/


鈴木健さんの本は衝撃的で、からだに携わる人なら、

必ず読んでほしいなと思いますし、そうでない人にも、

上の動画は観てほしいなと思います。


社会は人のまとまり、関係性でできていて、

それは人の中の細胞と同じはたらきである。

そして、これはメタファーではないと、鈴木健さんは言っています。


対談では、山のシューレという自然に抱かれた素晴らしい場に、

森田くんが全身で反応し、ドライブされ、

今まで見たことのない素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

(森田くんに関しては、雑誌「考える人」8月号をご覧ください)


森田くんは、偉大な数学者である岡潔さんの言葉である、

「数学は情緒である」ということに言及し、

論理と計算を支える風景の話をしてくれました。


数学というと、閉ざされた、無味乾燥な世界観をイメージしますが、

そこに森田くんは、色鮮やかな風景を見せてくれます。

その風景は、初めて見るのに、なぜか懐かしく感じるものです。


僕たちロルファーは、重力の中にあるからだのジオメトリを考えます。

重力空間の中に、からだの各点をどう置いていき、

そして、同時にからだという全体をどう感覚するか。


姿勢はその簡単なものですが、ただ姿勢がまっすぐになればいいのか。

お腹を引き込み、肩甲骨を寄せ、胸を開き、顎を引いた

一本のまっすぐな線をつくればいいのか。

僕はそれでは不十分で、重力という場のことが

考慮されていない気がします。


からだの各関節が、xyzの各面に対してニュートラルであり、

その状態で重力の中に立つと、まるで「立たされる」ように、

地面からの垂直な力を感じ、からだが一つにまとまります。

下から風が吹き込んできたような感じです。


きれいな姿勢をつくる人はたくさんいますが、

風が抜けるように、重力がからだの中を通っている人と出会うことは、

ほとんどありません。


ただの言葉、論理ではなく、そこに立ち上がってくる風景。


まっすぐに自分のからだを制すのではなく、

中立な場所に自分を委ねたとき、

そこに抜けていく風を感じられるからだ。


人は自然の中を歩き、一歩一歩新しい自分に出会う。

見たことのない場所、そして出会ったことのない自分の中に、

戻るべき場所が感じられる。

その感覚は、自分と自然とのあわい境界の中に現れる。


三人の対談というより、パフォーマンスは、

「何かとんでもないものを目撃してしまったな」

と直感してしまうほどに見事なものでした。


会場からホテルまでのバスの中、その余韻の波に揺られて、

心地良い疲労感を僕のからだは感じていました。


二日目につづきます。




Yuta

( Posted at:2013年8月 6日 )

8月22日、「ロルフィングとからだの話」。

ポラリティセラピーというがあります。

ロルフィングと同じように、

タッチを使ってワークするボディワークです。

身体という具体的なものに触れながら、

エネルギーという目には見えてこないものにアクセスします。


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Boulderに自分の好きなボディワーカーさんがいます。

John Chittyさんです。


Johnさんのタッチはとてもやさしくて、

触れているか触れていないかの淡いところに手を置きます。

でも、自分のからだで起きることはとてもダイナミックで深く、

示唆に富むものでした。


ヨガを何年もしていながら、「瞑想」からは距離を置いていた僕が、

「瞑想は自分に欠かせないものだ」と直感するほどに、

初めて瞑想状態に導いてくれたのがJohnさんでした。




動画はJohnさんがポラリティセラピーを説明しているところです。

JohnさんはColorado School of Energy Studiesという学校で

先生もしています。




そんなポラリティセラピーをされる方は日本にもいて、

それがお知り合いの寺嶋康浩さんです。


今回、寺嶋さんにお声をかけていただいて、

8月22日(木)に大阪で、ロルフィングの話を

させていただくことになりました。


テーマは、

「ロルフィングとからだの話」 −間(あいだ)に見えてくるもの−

となりました。


ロルフィングの簡単な説明と、

ロルフィングを介したからだという自然の眺め方を、

1時間だけですがお話できればと思っています。


お申し込みは寺嶋さんのHPからできます。

こちらからお願いします。


どんな話になるのか、僕自身も楽しみにしています。

お時間がありましたら、どうぞ遊びに来てください。

お待ちしています。




Rolfing House festa
Yuta

( Posted at:2013年8月 2日 )

僕の周りのできごとと、岡本の写真。

写真はちょこちょこ撮っていたのですが、

現像はしてなかったので、

久しぶりに時間があったときに現像してみました。


結構前のものもあります。




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関西では話題のグランフロント。

人が多かったです。




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Belgian Beer Weekend(BBW)に行ってきました。

友達が司会をしてるので、VIPタグでした。




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手持ちのコインで、90種類ほどのベルギービールと交換します。

僕は苦くて、アルコール度数の高いのが好きです。




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みんなで乾杯。

今年もおいしかったです。




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実家にも帰省しました。

今回は初めてpeachを利用しました。




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エド・モーピンのWSに参加しました。

とてもいいクラスで、多くのことを学びました。

エドがメンターしてくれるみたいなので、

ちょっとサンディエゴ行きも考え中です。




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ご近所のKameli apartmentさんで、蚤の市がありました。




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その売り物たち。




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カメリさんは、アパートのお部屋を借りて雑貨屋さんをされてます。




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遊びに行くといつも長居してしまいます。




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チャイの師匠の神原さんにも、久しぶりに会えました。

師匠のチャイはやっぱりおいしかったな。

今度はラムチャイを試してみます。




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カメリさんの人柄、空間のおかげで、

多くの人がふらっと訪れ、素敵な人とものに出会って、

またそれぞれの生活に帰っていく、

そんな循環のあるイベントでした。

いいですね。




最後に、ランダムな岡本の風景写真です。

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夕暮れ。




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オレンジ色の花。




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最近の夕焼け。




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これはピンク。




また写真撮ったら載せてみます。




Yuta

( Posted at:2013年7月22日 )

Contact Improvisationとみんなで共有するからだ。

昨日は、神戸のKIITOで「Body Tuning 〜KIITOからだゼミ〜」

に参加してきました。

全部で10回のゼミなのですが、昨日はその初日でした。


このゼミで行われる内容は、最初はストレッチ、ヨガを通して、

自分自身のからだをチューニングしていき、

そして、他者のからだや、その場の環境と触れ合い、響き合い、

動きを介しての会話をしていく、

コンタクト・インプロヴィゼーションへとつながっていきます。


Boulderにいた時に、知り合いにコンタクト・インプロヴィゼーションの

クラスがあるよと誘われていて、それで興味があったのと、

僕は、ロルフィングは「からだを通してのコミュニケーション」だと

思っていて、より豊かで深いセッションのための、何かヒントになれば

いいなと思ったので参加することにしました。


会場のKIITOは昔の神戸の税関近くにあり、

ギャラリースペースは天井も高くて、広々としていて、

20人ほどが動きまわってもとても快適な空間でした。


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「KIITOの外観」




とてもユニークなゼミで、自己紹介をみんなでしたのですが、

隣に座った人の足をマッサージしながらしました。

最初は、自由気ままに足を触っているのですが、

隣の人のタッチの感覚が移ってきて、

最終的にはみんなシンクロしてきたりして、

「ホタルの点滅みたいだな」と思っていました。



「ホタルの同期現象」




自己紹介の後は、ヨガだったり、フェルデンクライスの要素が入った、

自分で動くムーブメントをして、そこからパートナーとの

コンタクトを交えながらのムーブメントをしていきました。



「フェルデンクライス」




次に、全員で部屋の中を歩き回りました。

歩くスピードやリズムを変えたり、足の裏の接地する場所を変えたり、

ポカンと開いたスペースを見つけ、そこに自分を持っていったり、

逆に人の密集したところに動いていったり、

そんなことして動いていると、まるで物質の分子の動きのような、

魚や鳥の群れのような動きなってきて、

自分のからだを動かしているのですが、

もっと大きなからだをみんなで共有しているような、

不思議な感じになりました。



「鳥の群れ」




目を閉じて、皮膚の触覚を頼りに、周りの人たちに触れながら、

全員で部屋を歩き回っているときには、

目は開いていないのですが、僕ら全体の集まりは、

何かを見ているような気さえしてきました。


最近、オートポイエーシスや、複雑系の本を読み漁っていたので、

「ふむふむ、なるほどなぁ」と頷くことばかりでした。

やはり、いくら頭で理解したとしても、

からだを通してそれを実感しないと、わかってこないものもありますね。



終わった後は、なんだか思考のつまりや、

考え方の偏りが解けたようで、すっきりしました。


まだまだ9回ありますが、今度は何が起こるのか楽しみです。


自分のからだを動かすのはいいものですね。




最後に、コンタクト・インプロヴィゼーションの動画を載せておきます。

参考になったら幸いです。



こんな風に動けたら気持ちよさそうですね。

がんばってみよ。




Yuta


( Posted at:2013年6月27日 )

ぼくの家論。

僕の実家は、風通しがいい。

風通しがいいというよりは、どこかが開いている。

気密性とは程遠い。

夏になると、玄関は開いてるし、窓も開いてるし、

いろいろ開いている。

ちょっと出かける用事があっても、

「開いてるほうが、中に人がいると思って誰も来ない」

なんて母親は言う。

換気をするって感覚が、なかなか分からなかった。

だって、常に筒抜けなのだから。

風が抜けているのが普通で、こもるなんてことはありえない。

畳の部屋が多くて、時間帯によって、

太陽の光の差し込み方が変わってくるから、

それに合わせて場所を移して、僕は大体寝ていた。

そういうときにも、風は常に通っていた。

人もよく通る家で、よくいろんな人がいた。

盆や、祭りの時期になると、知らない子と遊んでるし、

知らないおじさんが酔っ払って家で寝ていたりした。

入ってくるのは、何も人間だけではない。

この時期になると、蚊も、蛾も、トンボも、

ヘビやカエルも、犬まで、何でも入ってくる。

そしてまた出ていく。

家族も多かったから、プライベートなんてないし、

いろいろとごちゃごちゃしていて、

それでもいい思い出が多い。

気密性は、確かにエアコンの効率を上げるし、

泥棒も、虫も入りにくいのかもしれないけれど、

どうも息苦しくなる。

自分が家を建てるなら、やはり隙間は開いていてほしい。

いろんな人が訪れ、そしてまた帰っていき、

そこを風が抜けていく。

いつになるのかわからないけど、家はそういうのがいいなと思う。

からだも、そんな風通しのいい、開かれたからだがいいなとも思う。




Yuta

( Posted at:2013年6月10日 )

お城じゃない、竹田城。

電車に揺られること3〜4時間。

途中、電車の乗り継ぎがうまくいかなくて、

姫路の喫茶店「ブラジル」で時間をつぶしたりしながら、

大学の後輩と、兵庫県にある竹田城を見に行ってきました。




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竹田城の麓の竹田駅。

駅の後ろの山の上に、竹田城が見えます。




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まるで秋田の電車みたいに、ほとんどやってきません。

都合のいい都会にすっかり住み慣れていたので、

「そんなもんだよな」と思いました。




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最近は、駅にいろいろ付随していますが、

駅の機能をシンプルに果たしているなと感じる、竹田駅。




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竹田城には簡単な登山道になっているので、

せっかくなので登ることにしました。

僕らの足で30〜40分ほどです。




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竹田城がある山頂からの景色。




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緑もきれいな時期でした。




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この石の積み方は、名前は忘れちゃいましたが、

石の大きさ、形をそのまま生かして積むやり方みたいです。




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夕日が当たっています。




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「石の声を聞いて」置くそうです。




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僕は、歴史が得意ではありませんし、

ましてや日本史は、特に不得意なので、

「竹田城に行きませんか」と後輩に誘われた時は、

全然ピンとこなかったのですが、

後輩はえらく興奮していました。




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厳密には、ここにはお城はないので、竹田城跡です。

「お城がないのが、逆に想像力を刺激するんですよ」

と後輩が言ってました。

そんなもんなんですかね。




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「日本のマチュピチュ」

規模は日本のが小さいとは思いますが、

僕はこれはこれでいいかなと思いました。

風が通って気持ちのいい場所ですし、

周りの山もいい感じですし、

僕はお城好きではありませんが楽しめました。




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一度行ってみてもいいかもしれません、竹田城。

電車はなかなかやってこないんですけどね。




Yuta

( Posted at:2013年6月 8日 )

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