先日、自分のこどもが生まれてから1年が経ちました。
こどもが生まれてくる前後の時期を、とても大切にしているようです。
その時期をどう過ごすかによって、
生まれてくるこどもにも、それを見守っていく親にとっても、
その後の生活を大きく変えていくものになるんだそうです。
このことは、僕のロルフィングの経験の中でも、
そうだろうなと思うところがあります。
今あるからだの不調や問題などは、丁寧にその起源をたどっていくと、
生まれてくるときのプロセスに行き着くこともあります。
そんなこともあって、僕は1ヶ月ほどはそのプロセスに集中して、
積極的に関わっていこうと考え、昨年の7月には山形に引越して、
仕事はお休みして、出産に備えていました。
2人でのんびり散歩したり、温泉に入りに行ったり、
「いつでも生まれてきていいからね」と語りかけながら、
その日を待っていました。
実際には、それは突然はじまって、僕はそのプロセスの中に潜り込み、
ただただそこで起きることに反応することにしました。
こどもが生まれたその日は、あっという間に過ぎたようで、
なんだか本当にそれが起きたのか、なんだかリアルじゃないようで、
なにか大きなものに突き動かされたような感覚でした。
そんな日から1年が過ぎました。
こどもはいつもにこにこしていて、どこに連れて行っても、
「いつも機嫌よく、にこにこしてるわねぇ」と声をかけてもらって、
グズグズしたり、泣き叫んだりして、
僕らをオドオドと心配させたり、困らせることはありません。
熱が上がって、体調が悪くなったことも1度ほどです。
元気で、いつも笑っていてくれて、
それだけで親としては満足です。
僕らはそんなに多くのことは望んではいません。
「誰とでも友だちになれて、どこでも寝れて、なんでも食べれる子」
に育っていってくれれば、幸せです。
今のところこの1年は、できすぎなほどに、
すくすく育ってくれています。
これからも3人で、仲良く、元気に過ごしていければと思います。
お誕生日おめでとう。
Yuta