ロルフィングハウス フェスタ FESTA

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朝早くのコーヒーを誘える友だちがいること。

僕は友だちとの語らいが好きだ。

気の合う友との語らいは、人生を豊かにしてくれる。


男2人で語り合うときには、

日が傾いてから居酒屋に集まることが多い。


それしか選択肢はないと思っていたけど、

ロルフィングの勉強で海外にいたときに、

どうもそれだけではないことに気づいた。


ロルフィングの学校があるボルダーにはカフェが多い。


Saxy's Cafe、The Laughing Goat、

Trident、Bookend Cafe などなど。


そして、それらは朝早くから営業している。


その頃の僕は、「そんなに朝早くから行く人なんて、

おじいちゃんおばあちゃんくらいでしょ」と思っていた。


でも実際には、案外、かっこいい男の人2人が、

コーヒーを飲みながら語り合っていたりする。


それがなんだか絵になるなと思った。


ハワイにワークショップで行ったときには、

授業は9時から始まるので、僕は8時くらいに起きるが、

同じ家にステイしていた友だちは、

8時くらいにどこからか車で帰ってくる。


「どこに行ってたの?」と聞いてみると、

「友だちとビーチで朝日を見ながら、コーヒーを飲んでた」

と教えてくれた。


結局友だちは、ワークショップの期間中、

毎朝5時ころには目覚め、ビーチでの語らいを続けたという。


その頃の僕は、「そういうのって、なんだかいいな」

と思い始めていた。




僕の仕事のロルフィングは、とても繊細だ。


来てくれるクライアントさんのからだの状態は、毎回違うし、

自分のからだの状態もいつも同じということはない。


だから、毎回のセッションの結果は大きく違う。


それがロルフィングの楽しさでもあるし、難しさでもある。


このときはこれといったパターンを多く使うわけではないから、

いつも生身のからだに向き合い、そして触れることで、

ロルフィングが始まっていく。


セッションの結果が、どこに行き着くかはわからないので、

なるべくなら自分の状態は整えて一定にしておきたい。


そうすることで、

ロルフィングセッションの過程も、その結果も、

クライアントさんにとっても、僕にとっても、

安定した質の高いものになってくる。


そう考えるようになった。


いいロルフィングが起こるためには、

まずは自分がいい状態にあることが、

とても大切な条件になる。


自分の条件を整えることを考え始めたら、

夜の飲み会のことも少し考えなくてはいけない。


いくらお酒の量を控えたとしても、

次の日のからだは、いつもと何かが違う。


少し、ノイズというか、モヤがかかっているようだ。


でも、友だちとの語らいは、なんとも楽しい。

自分の人生に彩りを加えてくれる。




そんな自分は、朝の時間に友だちを誘うことにした。


朝の空気が新鮮なその時間に、大切な友だちと、

最近感じていること、悩みを語り合う。


ただただ盛り上がって、

思いがけないアイディアが生まれることもあるし、

しっとりと物思いにふける時間もある。


でもそれだけで、こころはすーっと晴れやかになり、

からだもふっと軽くなる。


そんな状態でロルフィングをしたらどうなるだろう。


それはきっと素敵なものになるに違いない。




夜のビールも最高に楽しいし、朝のコーヒーも格別だ。


友だちとの語らいが、僕は好きで、

人生を豊かにしてくれる。


その選択肢が一つ増えたことがうれしいなと思う。


次は誰と、何を語り合おう。




Yuta

( Posted at:2015年8月19日 )