先日、
カメリアパートメントという、
ご近所の雑貨屋さんに行ってきました。
チャイのワークショップに参加するためです。
チャイはシナモンが入っているので、
そんなに好きではなかったのですが、
奥さんが行こうって誘ってくれました。
雑貨屋でチャイ作り、おもしろいですね。
テーブルの上に、いろいろな道具が置いてあって、
いい感じのおじさんが準備をしていました。
いい感じのおじさんですよね。
どんな人でも、ちゃんと仕事していて、こだわっている人は、
いい感じになってくるんだと思います。
チャイの生まれた歴史、背景、チャイに適した茶葉、
チャイを作るのに必要な道具、手順、
こだわりの話を、楽しそうに話してくれるおじさん。
実際に教えてくれた通りに、お水、牛乳、茶葉の分量を計り、
お水をミルクパンに注ぎ、アッサム系の茶葉を入れ、
それをIHで煮立たせます。
少しすると、茶葉の成分が出てきて、
茶色になってきます。
おじさんはカンテってところで働いているらしく、
カンテといえば、トータス松本さんが働いていた場所。
ちょうど先月、長崎のライブに行きましたが、
そのトータス松本さんとおじさんは一緒に働いていたみたいです。
「この茶葉を煮詰める方法は、トータスがやり始めたんですよ」
そう言っていました。
牛乳を入れると、こんな風にモコモコしてきます。
けど、ここでビビらないのが肝心。
ここで簡単に火を弱めてしまうと、
水っぽいチャイになってしまうそうです。
吹きこぼれないように、
ちょっと茶葉を散らしながら煮詰めること3分、
火を止めて、熱々のチャイをコップに注ぎます。
そしてできたのが、このチャイ。
飲み方も様になってますね。
この飲み方も肝心で、女の子から見て
かっこよく見せるためみたいです。
そういうこだわりも大事。
今回のチャイは、スパイスを入れないもので、
シナモンも入っていなかったので、
めちゃくちゃおいしく飲めました。
チャイ=シナモンと思っていましたが、
そうではないのですね。
自分でも作ってみようと思います。
こだわりがあるけど、それを他人に押し付けることなく、
ただただ自分のおもしろさ、楽しさのために、
とことんこだわってる。
かっこいいなと思いました。
僕も、こだわりはあるけど、
けど、話しやすい軽やかさを持った、
そんなおじさんにいつかなりたいものです。
Yuta