いよいよ今年もGWの時期になりました。
「10連休」なんていう方もいっらしゃるかもしれません。
festaは、今年もGWは休まずに営業しています。
「前からロルフィングに興味があったんだよな」
「連休前半にヨガで身体をすっきりしたいな」
「この休暇で、身体にきちんと向き合いたいな」
などという方は、ぜひぜひfestaにいらしてください。
東北ではほとんど受けることができない「ロルフィング」、そして「Aヨガ」も、festaでは受けることができます。
上のパンフレットには、「ロルフィング説明・セッション見学会」の予定が載っています。
GW中には「4回」開催します。
連休前に仕事が忙しすぎて、身体がボロボロでリセットが必要な方も、このまとまった休みで、身体をじっくりと見つめ直したい方も、気軽にまずはお問い合わせいただけたらと思います。
身体に関する相談だけでも大歓迎です。
みなさんにとって、年号も変わる今年のGWが、素晴らしい時間になりますように。
Rolfing House festa
Yuta & Ryoko
( Posted at:2019年4月27日 )
新年あけましておめでとうございます!
おかげさまで、この1月で、Rolfing House festaは「7周年」を迎えることができます。
神戸の岡本という街に、最初のfestaをオープンしましたが、そこから「2回の引越し」を経て、今の「とんがりビル」にfestaはあります。(詳しいストーリーは、『
3番目のfestaまでの、楽しい5年間。』をお読みください。)
少しずつですが、この地方の山形でも、「保険診療はしない」、「部分的な治療するわけではなく、身体全体のバランスを整える」という、festaの考え方が受け入れられるようになってきたかなと感じています。
これだけ、どこにいてもいろいろな情報をネットで簡単に手に入れられるようになってくると、「腰が痛いから、すぐに近くの病院(または接骨院など)に行く」という人ばかりではなく、「きちんとした知識、技術を持った専門家に、お金と時間もかけてもいいので見てもらいたい」と思う人も増えてきていて、festaを見つけてくれる方も多くなってきています。
今年も、ロルフィングとヨガを通して、みなさんの身体が健全で、自由で快適であるようにお手伝いしていけたらと思います。
ささやかですが、「7周年の特典」をご用意しました。
festaにすでに通っていただいている方も、まだ来たことがない方にも、どんどんご利用いただけたらと思います。
2019年もfestaをよろしくお願いします!
Rolfing(2019年3月31日まで)
1、ご新規の方
「おためしセッション」5,000円 → 3,000円
「ロルフィング説明・見学会」2,000円 → 1,000円
2、10シリーズを終了された方
「メンテナンスセッション」10,000円 → 7,000円
Yoga(数がなくなり次第終了)
レッスンに来ていただいた方に、「からだがよろこぶミニプレゼント」
Rolfing House festa
Yuta & Ryoko
( Posted at:2019年1月 2日 )
ロルフィングのセッション料金のお支払いの際に、「クレジットカード」がご利用できます。(ヨガはご利用できません。)
主要なクレジットカードに対応していますので、ご希望の方はお申し付けください。
なお、クレジットカードでのお支払いの場合には、「カード決済手数料(3.25%)」がかかりますことをご了承ください。
対応可能なクレジットカードは以下の通りです。
・VISA
・Mastercard
・American Express
・Diners Club
・Discover
・JCB(※手数料は3.95%になります)
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2018年7月18日 )
festaでは、ロルフィングとヨガを提供させていただいていますが、そのヨガは「A-Yoga」というものが基本になっています。
そのA-Yogaの代表である「山本邦子」さんに山形に来ていただいて、
「呼吸できる身体の基本を学ぶ」というタイトルでセミナーをしてもらうことになりました。(2年前にもセミナーを開催したのですが、その時の様子は
こちらをご覧になってください。)
邦子さんは、最近引退された宮里藍選手を身体面で長年サポートされてきたのを始め、数々のトップアスリートから信頼されている一流の指導者の方です。
今回のこのセミナーは、ヨガが初めての人でも、ヨガを指導している先生であっても、普段ランニングをしたり、ジムに通ったりして運動をしている人でも、そうでない人でも、身体に関する知識があるないにも関わらず、「どなたでも参加可能」です。
内容としては、上のチラシにもありますが、「呼吸の質の悪さは、動きの質の悪さ 呼吸の質の悪さは、慢性的な痛みの原因」ということで、「呼吸」に焦点を当てながらも、それをいわゆる「呼吸法」などでコントロールするというのではなく、「身体を整えたり、動きの質が高まる結果」として、呼吸が変わってくるということを体感してもらうものになります。
とてもシンプルなアプローチで、身体が整ってきたり、動きの質が高まると、自然に呼吸は広がり、自由さを取り戻します。
ぜひなかなかないこの機会に、邦子さんの一流の指導を体験してみてください。
「呼吸できる身体の基本を学ぶ」
日時:2017年11月25日(土) 9:30 - 12:00 ※受付開始 9:00料金:5,000円(定員25名)場所:洗心庵 〒990−0041 山形市緑町1丁目4番28号
Rolfing House festa
( Posted at:2017年11月 2日 )
ここでは、festaがメディアで紹介された記事をまとめています。
取材を受けることはとても楽しい時間で、ロルフィングやヨガを実際に受けてもらってから、いろいろと記事にしていただくのですが、「言葉にしにくい体験」というのもあるので、それがライターさんの手によってどんな風に言語化されていくのか、とても興味深いなと思っています。
お時間ある時に、ぜひゆっくりとご覧になってください。
◯「雛形」 移住のニュー・スタンダード!
「雛形」さんは、移住を考えている人たち向けの、実際に移住をした人たちの声がまとまっているWebマガジンです。
僕も以前は神戸の岡本に住んでいて、夫婦で「Rolfing House festa」をスタートしましたが、子どもが生まれるのをきっかけに、ふと「よし、そろそろ東北に帰ろう」と決心をして、山形に移り住むことにしました。
神戸と山形だと文化もかなり違っていて、「働き方」も「暮らし方」も大分変化しました。
まだ移り住んで間もない頃の取材で、「東北でロルフィングというボディワークを広めていく」という熱い想いを語っている内容です。
なぜ元々「トレーナー」だった僕が、「ロルファー」になったのかも書かれていますので、僕自身のバックグラウンドも知っていただけるかなと思います。
◯RuntripMagazine
ランナー向けの、効率のいい練習の仕方や、正しい道具選び方など、ランニングにまつわる様々な記事が集まっているのが「RuntripMagazine」さんです。
東京に出張ロルフィングをした際に、ご縁があって取材をしていただきました。
個人的に、ランナーの方にも結構ロルフィングをさせてもらっていますが、ロルフィングを受けてもらえると、もっともっとランニングが快適に、そして楽しくなってくると思っています。
すでにランニングをされている方にも、今からしてみようかなという方にも読んでいただきたい記事です。
Yuta
( Posted at:2017年9月15日 )
2017年10月末に、今回で3回目の名古屋のロルファーの伊藤亮輔くん(僕はイトウくんと呼んでます。)と、山形でセミナーをします。
イトウくんが下肢と頚部への筋膜リリース、僕がトレーニングする前の、準備、仕込みの考え方をみなさんと共有したいと思います。
なかなか認定ロルファー2人で教えるセミナーも少ないですし、ロルフィングのコンセプトを持ちながらトレーニング指導している人もいないので、以前は東京から参加してくださる方もいました。
今回もパートナーを組むイトウくんは、ロルフィングを学ぶユニット1、2でクラスメイトでした。すごく勉強熱心な彼がいたので、とても中身の濃い学びの時間になりました。英語の面でも助けてもらって、本当に感謝している存在です。ロルファーになった後も、世界各地のセミナーに参加して、自分の知識、技術を深めています。
最近では、海外のボディワーカーの中では知られた存在である「
The Barral Institute」という組織があって、「内臓マニピュレーション」、「神経マニプレーション」の総本山でもあるのですが、そこで「公式アシスタント指導者」として教えています。つまり、日本人として、そこで世界中の人たちに教える資格まであるのです。これはすごいことです。それがここ山形で学べます。
僕自身も、今までアスリートとトレーニングをしてきた経験から、トレーニングをする前に、まずは整えておくという考えを伝えられたらと思います。なるべく参加していただいた方には、実際に動いてもらって、身体でわかってもらえる内容になればいいなと考えています。
2日間セミナーをしますが、1日だけの参加でも大丈夫です。お時間がある方は、ぜひ参加してみてください。
2人の認定ロルファー™による
筋膜リリースとトレーニングセミナー in 山形 vol.3
日時:2017年10月28日(土)、29日(日)
9:45 - 10:00 受付
10:00 - 13:00 筋膜リリース(伊藤 亮輔)
13:00 - 14:00 昼休憩
14:00 - 16:00 筋膜リリース(伊藤 亮輔)
16:00 - 16:15 休憩・質問
16:15 - 18:15 トレーニング(大友 勇太)
18:15 - 18:30 質問・参加者交流
※両日とも同じタイムスケジュールです。
内容:
28日
・スポーツ選手へのトリートメントに使える下肢への筋膜リリース
・鍛えるために整える - トレーニング前の大事な仕込み -
29日
・現代人の多くが悩みを抱える頚部への筋膜リリース
・間合いで変わる身体 - 他者と呼応する -
受講料:各日15,000円(両日参加の場合は、28,000円)
※料金はお振込みでのお支払いになります。
振込先は申込みされた方にお知らせします。
定員:各日12名(最低催行人数:各日4人)
持ち物:筆記具、動きやすい服装(インシューズは不要)
場所:山形市総合スポーツセンター 軽運動場(2F)
〒990-0075 山形県山形市落合町1番地
TEL:023-625-2288
電話 090-2954-8207(大友)
※申込の際には、以下の情報を教えて下さい。
1. 氏名/ふりがな
2. 住所
3. 電話番号
4. メールアドレス
5. 職業/保有資格
6. 活動場所/内容
7. 領収書の有無
8. セミナーで学びたいこと
【キャンセル料について】
セミナー開催日2週間前でのキャンセル 50%返金
セミナー開催日2週間以内でのキャンセル 返金はありません
【セミナー内容の詳細】
10月28日(土)
「スポーツ選手へのトリートメントに使える下肢への筋膜リリース」
講師:伊藤 亮輔
どんなスポーツであれ、スポーツ中には必ず下肢への負荷がかかっています。このセミナーでは、大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋、大腿四頭筋、腸脛靭帯、腓腹筋、腓骨筋、前脛骨筋、後脛骨筋という、下肢全体への筋膜リリースを指導していきます。球技スポーツ選手の下肢の疲労を効率よく取り除きたい、ランニング系のスポーツ選手をよくケア、トリートメントする機会があるという方にはおすすめです。また下肢への筋膜リリースは、筋膜リリースの基本を学ぶのにも適しています。
「鍛えるために整える - トレーニング前の大事な仕込み -」
講師:大友 勇太
身体をウェイトトレーニングなどで鍛える前に、まず整えることが大切であると考える、スポーツ現場のトレーナー、トレーニング指導者が多くなってきました。講師がトップアスリートのコンディショニングをサポートした経験から、まず鍛える前にしておきたい「仕込み」を、身体を動かしながら学んでいきます。仕込みをしっかりと行うと、トレーニングのポジションが取りやすくなり、トレーニングの効率が大きく変わってきます。
10月29日(日)
「現代人の多くが悩みを抱える頚部への筋膜リリース」
講師:伊藤 亮輔
一日中パソコンに向き合っての仕事であったり、どんどん便利になるスマホの影響で、「(自然にはない)平らな画面」を見つめる時間は、年々増えていっています。それで多くなっているのが、慢性的な肩、首こりや、突発的なギックリ首です。このセミナーでは、胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋、中頚筋膜、頚筋膜浅層、舌骨周辺の筋膜、後頭下筋群などの触診、筋膜リリースを指導して、それらに対して、適切なアプローチができるように学んでいきます。
「間合いで変わる身体 - 他者と呼応する -」
講師:大友 勇太
行きつけのカフェに「なんとなく居心地のいいところ」というのがあって、それ以外の場所だとなんだか落ち着かず、本を読むことにも集中できず、隣の人の話し声も気になることがあります。また、家族でテーブルを囲む際には「なんとなくの定位置」が決まっていたりもします。人は知らず知らずのうちに、周りの環境、人とのバランスを取りながら生活しています。身体の余分な緊張は、他の人との間合いや、ポジション取りが適切ではないかもしれません。適切な間合いをこの時間で探っていきたいと思います。
【講師プロフィール】
伊藤 亮輔(いとう りょうすけ) 公認ロルファー™
1987年愛媛生まれ、名古屋市在住。高校卒業後に渡米し、アラバマ州立トロイ大学で運動生理学を学ぶ。学生最後の学期に全米からトップレベルの選手が集まるチャンピオンスポーツ医療(CSM)、アメリカンスポーツ医療機構(ASMI)でインターン。主に野球選手の動作解析助手とアスリートのトレーニングを担う。卒業と同時にロルフィングを勉強。帰国後はセッションの傍ら東京、大阪、名古屋、松山、長崎で筋膜リリースの講習を行う。2013年、四国アイランドリーグプラス愛媛マンダリンパイレーツのトレーニングアドバイザーを務めた。
大友 勇太(おおとも ゆうた)
公認ロルファー™、ロルフムーブメントプラクティショナー™、JATI-ATI
1984年秋田生まれ、山形市在住。中京大学体育学部を卒業し、神戸の藤田整形外科・スポーツクリニックでトレーナーとして2年半勤務。2010年にロルフィングを学び始め、ユニット1、2では伊藤亮輔とクラスメイトになり、2011年にロルファー及び、ロルフムーブメントプラクティショナーの認定を受ける。2012年から神戸でRolfing House festaを開業。2014年には山形に引っ越し、現在は「とんがりビル」で活動中。ロルフィングの施術の傍ら、山形市内の高校の部活動や、日本代表レベルのアスリートへのトレーニング指導も行う。
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2017年8月30日 )
先週の日曜日(7月23日)、今年で2回目の「maaruの夏祭り」が行われました。
昨年は、「山の日」が祝日になったので、それに合わせての開催でしたが、35度を超える猛暑で、あまりにも暑かったので、今年は少し早めに開催してみることにしました。(昨年の様子は
こちら)
コンセプトは、「こどももおとな、おとなもこどもになれる、いつもの地域の夏祭り」ということで、自分たちの「今手元にあるもので、工夫して楽しもう」という思いがあります。
最近は、「マルシェ」と名の付いた、おしゃれなイベントがたくさんありますが、あくまで「自分たちの知り合い」に声をかけて、「自分たちの能力」を持ち合わせて、「自分たちの頭」をたくさん使って、「自分たちの手」で準備するというところにこだわっています。
なので、「手作り感」満載なのですが、家族みんなで来れる「いつもの地域の夏祭り」になればなと思っています。
看板も手書きです。笑
いっしょに主催した〈ドーナツ小屋 maaru〉さんは、「スペシャルドーナツ」と「季節の果実シロップを使った特製かき氷」を販売して、お店の中はたくさんの人で賑わっていました。
スペシャルドーナツは、さすが山形、なんと「冷やしドーナツ」でした。
〈ちいさな移動マルシェ ノウマド〉さんは、毎週水曜日にmaaruさんで移動販売していて、いつも新鮮な「無農薬野菜」や、誰にでもわかりやすく、手に取りやすい「自然食品、無添加商品」を販売してくれていますが、今回の夏祭りにも出店していただきました。
なんとノウマドさんは、「DJ WOZY」としての顔も持っているので、昨年もそうでしたが、気持ちのいい音楽を流してもらいました。
店内には他にも、「手作りのこども服と、おとなもほしくなる小物」を販売してくれた〈Fil Bonheur 325〉さんも出店してくれました。
今回も自分の息子用にかわいい服を購入しました。
外では、蔵王みはらしの丘でテイクアウトの「スパイス&ハーブ料理とベジ料理」を販売している〈ニコル食堂〉さんが、おいしい夏祭り用のスペシャルフードを用意してくれました。
夏祭り当日は、朝からあいにくの雨だったのですが、ニコルさんのフードは大盛況で、お昼過ぎには早々に完売していました。
雨の中、午後からいらしていただいた方には、それを楽しんでいただけなかったのが残念ですが、来年は祭りの最後まで楽しめるように準備したいと思っています。
festaは、「ヨガのイベントレッスン」をさせていただき、気持ちよく身体を動かした後に、「maaruの手作りシロップソーダ」を楽しんでもらいました。
昨年と同様に、ドリンク販売もして、〈オーロラコーヒー〉さんの豆を使ったアイスコーヒーや、手作りしそソーダなど、普通の夏祭りでは飲めないようなものもお出ししました。
昨年のようにカラッと晴れてくれたら、もっともっとおいしかったと思うのですが、それでも「おいしかった」と笑顔で言っていただけてよかったです。
雨が振り続ける一日でしたが、外では「わたあめ」や「スーパーボールすくい」が、来てくれたこどもたちには大人気でした。
企画している僕たちとしては、みなさん家族で遊びに来てくれるのが、とてもうれしかったです。
こどもたちが楽しんでくれたと言えば、〈ぞうろく面工房〉の「お面の絵付けワークショップ」もあります。
何も描かれていない無地のお面を選ぶところから始まって、絵の具、クレヨン、クーピーなどを使って、自由にお面に描いていきます。
お手本を真似しながら描いていくのもあり。
インスピレーションのままに、自由に描いていくのもあり。(写真は、仮面ライダーを描いている様子です。)
昨年は、こちらの予想をはるかに上回り、200人ほどの方々に来ていただきましたが、今年は雨の影響もありましたが、それでも100人を超える方々に足を運んでもらいました。
来年もまた、「おとながこどものように、真剣に考えて」、もっともっとみなさんが家族で楽しめる夏祭りになるように企画できればと思います。
これからまだまだ暑い夏は続きますが、その一つの思い出にこの夏祭りがなれたらハッピーです。
今年もありがとうございました!
maaruの夏祭りのスタッフを代表して
Rolfing House festa 大友 勇太
( Posted at:2017年7月30日 )
festaがオープン5周年ということで、今までのfestaを振り返ってみようと思います。
現在の「とんがりビル」に移ってくる前に、神戸の岡本に3年、山形に引っ越してからは南二番町に1年いました。今のfestaは、3番目の場所になります。それぞれに個性的で、いろいろな思い出があります。
ロルフィングを学ぶ前から、いつかは自分のお店を持ちたいなと漠然と考えていました。初めての場所に行くと、気の向くままに歩き回り、お気に入りの喫茶店、本屋を見つけ、そこに通い詰めます。そして、その場所から得たインスピレーションを元に、自分のお店のイメージを様々に想像したりしていました。
僕はロルフィング®を海外で学びました。アメリカのボルダーという街には1年ちょっと、ブラジルの海沿いの町には3ヶ月ほど滞在しました。
ロルフィングを学ぶクラスは、3つのフェーズに分かれていて、計731時間のトレーニングを受けます。(僕の場合はさらに「認定ロルフムーブメント™プラクティショナー」でもあるので、正確には計800時間弱くらいです。)それで「認定ロルファー™」になることができます。今考えると、なかなかロルファーになるのも大変な道のりでした。
コロラド州ボルダー。高地トレーニングで有名な街で、みんなアクティブな人ばかり。
Saxy's cafe。ボルダーで1番通ったカフェ。スムージーがおいしかった。
日本の真反対にあるブラジルの町。こんなところでロルフィングを勉強してました。
ブラジルでロルフィングのトレーニングを終え、故郷の秋田に年末に帰ってきたのが5年前でした。ブラジルでの日々が、あまりにも色鮮やかすぎて、帰ってきてしばらくは、なんだかモノクロというか、色彩を欠いた日々を過ごしていました。
そろそろ、ロルフィングを提供する自分のお店をどこにオープンするかを考えなければいけなかったのですが、そのまま秋田にするか、大学4年間を過ごした愛知にするのか、3年間社会人トレーナーとして働いた神戸にするのか、はたまたチャンスは多いであろう東京にするのか。時間はたくさんあったので、いろいろと考えました。
3ヶ月ほど、アメリカ人(女性2人)とスイス人(男性)のクラスメイトと暮らした家。
クラスまでの道のり。
ここも通学路。休みは大体ここに来て、ビール飲んで、本を読んで。
リオ。この辺りで、マイケル・ジャクソンがPVを撮影したようです。
ちょうどその頃、「阪急電車」という小説を元にした映画がテレビで放送されて、「神戸は大好きな場所だし、以前は神戸の西側(須磨)に住んでいたから、今度は阪急沿線で、東側に住むことにしよう」と、あっさりと神戸にお店をオープンすることを決めたのを覚えています。自分でも思いますが、なかなかに安易な決め方です。
とは言うものに、阪急電車には乗ったことがなかったので、実際に乗ってみることにしました。大阪梅田から阪急電車の神戸線普通に乗り込み、三宮駅までを目指すことにしました。六甲山が東西に続き、そこに家々が張り付くように並んでいる、神戸の電車から見えるおなじみの景色を眺めながら、1駅1駅の駅の雰囲気、そこで降りていく人、そこから乗ってくる人の様子を観察していました。
神戸は電車によって、乗ってる人の雰囲気ががらりと変わります。
ふと、路線図に目をやると、「岡本」の文字が大きく見えました。後から考えると、単に特急が止まる駅なので大きかっただけなのですが、何か迫ってくるように大きく見えたのでした。そして「ここだ」と直観して、三宮までの切符でしたが途中下車して、すぐにそのまま物件を探し始めました。3つほど物件を紹介してもらいましたが、その3つ目の場所で、Rolfing House festaをオープンすることに決めました。そうやって最初のfestaが、岡本で始まりました。
阪急の特急も止まるし、JRにも歩いて行ける便利な「岡本」駅。
すぐ近くに山がある。
山側に上がれば上がるほど、そこは迷路のように入り組んでいる。
そうして岡本に住み始めたある日、地元の人がよく登っている山の上の神社に行くことがありました。そこからは、神戸の街並みがとてもきれいに見え、大阪湾や、和歌山、淡路島の方まで見ることができました。
街を眺めていると、ところどころ、緑の木々がもこもことしている場所があることに気づきました。その多くは、神社仏閣がある場所なのですが、たまたまfestaをオープンするために選んだアパートが、1番木々が深く、もこもことしている場所なのでした。
岡本にオープンしたfestaの窓から見える景色。
普通のアパートの1部屋に、festaはありました。風が通る、静かな場所だったので、よく窓を開けたままロルフィングをしていました。
アパートを取り囲む大きな木には、たくさんの鳥たちが集まります。セッション中にクライアントさんが、「これはCDを流しているんですか?」と言われたことがありました。最初は何のことかよくわかりませんでしたが、様々な鳥たちがきれいな声で歌っているのが、外の方から聞こえてくるような気持ちのいい場所でした。
僕と同い年くらいの古いアパートでしたが、愛着のある場所です。
たくさんの鳥たちが集まる木。festaを守ってくれているような感じでした。
導かれるようにこの場所にfestaをオープしました。幸せな時間でした。
岡本の街に住み、そして仕事をすることで、僕はたくさんのことをこの街から学びました。時間が経つにつれて、なぜ路線図の岡本の字が大きく見え、すぐに電車を降り、そこに住もうとしたのかがわかってきました。すごく魅力的な街で、知的でセンスがあり、ユーモアも忘れない素敵な大人が自然に集まり、ちょうどいいサイズの、心地のいいコミュニティを形成していました。それはまるで、1年ほど住んでいたボルダーに、どこか似ている街でもありました。今でも僕の大切な場所です。
岡本で3年ほどfestaをしていましたが、子どもが生まれるのをきっかけに、山形に移り住むことにしました。
月山と葉山と山形市内。
山形は、文字通り山に囲まれた街です。知り合いの山伏さんから聞いた話によると、昔、山形は、「山方」と書いていたようです。「山の方」とありますが、その山は「瀧山」を示していたそうです。瀧山は蔵王連峰を代表する立派な山で、僕が初めて山形に行った時に、一目で気に入りました。
雪がかかった瀧山。2番目のfestaからは、とてもきれいに見えました。
なぜ、僕は瀧山に一目で惹かれてしまったのでしょうか?
その手がかりは、ロルフィングを学んだボルダーにありました。
ボルダーにある会社だったり、大学のロゴを適当に載せてみました。すべてのロゴに同じような山が使われています。その山の名前は「Flatirons(フラットアイロン)」と呼ばれ、ボルダーという街を象徴する山です。
名前の通り、平らなアイロンが並んでいるように見えるために、そう名付けられたそうです。ボルダーを歩いていると、街の至るところでFlatironsのモチーフを見かけます。みんなに愛されている山です。
ボルダーでの1年間は、Judyさんという方のお家にホームステイをして暮らしていました。Judyさんの家からはその山がきれいに見えました。玄関を出てすぐのところにソファがあって、朝ごはんをそこで食べながら山を眺めたり、ロルフィングのクラスから帰ってきたらそこに座って、夕日の鮮やかな色に山が染まっていくのを見ていたり、何か特別なつながり、親密さをFlatironsには感じていました。
Judyさんの家から見える、雪がかかったFlatirons。かっこいい山です。
山形に住み始めてから少しして気づいたのですが、僕には「Flatirons」と「瀧山」が重なって見えていたのです。(ちなみに僕には、Flatironsが「男性」、瀧山が「女性」に感じます。何の根拠もないのですが。)どちらもその街を象徴するようなシンボリックな山です。しかも山形市とボルダーは、姉妹都市なのです。なんという偶然というか必然でしょうか。
ロルフィングという人生を変えるほどにパワフルなものに出会い、僕はボルダーに住み始めました。そして、毎日のようにその街の象徴であるFlatironsを眺めていました。僕の潜在意識には、すっかりとその光景が染み込んでいって、山形の瀧山まで、僕は導かれてきたのです。
なぜか僕は、山が見えると落ち着きます。どんな街にいたとしても、街の隙間から山が見えると安心を感じるのです。山に囲まれた家に生まれ育ったので、自分の根源とのつながりを感じていたいのかもしれません。
竜山川周辺に、2番目のfestaをオープンすることにしました。
山形でもfestaをオープンしたく、場所を探すことにしました。条件はとてもシンプルでした。「セッションする場所から瀧山がきれいに見える、気持ちのいいところ」
そうして、山形の南二番町に、瀧山がよく見えるアパートの1部屋を借りることができました。そこが2番目のfestaになります。
近くには瀧山から流れてくる竜山川があり、いろいろな人が散歩をしています。川に沿って桜が並んでいて、満開の桜の頃の景色は最高です。桜が終わると、菜の花がきれいに咲き始めます。川には魚も多く、カモの親子もやってくる、自然豊かな場所でした。
和室がセッションルームでした。ここも気持ちのいい場所でした。
電柱看板も作ってもらいました。
ロルフィングをする上で、「場」というのはとても大切な要素になります。
人間というのは、実に様々なものからの影響を受けています。目に見えるものはもちろん、目に見えないものからも多くの影響を受けて、身体は反応しています。
すごく微細なアプローチをすることもあるので、そういった時には、「静かで、ノイズの少ない環境」の方が、ロルフィングをする僕も、受けてもらう人にとっても、安心してリラックスができて、集中もしやすくなります。そうすると、自然にセッションの質は高まります。
気の遠くなるような長い時間、人々が祈りを捧げてきたような、神社仏閣を訪れると、「場」が変化することに気づく人は多いと思います。背筋は自然にすっとして、清らかなものを感じます。
長年ロルフィングをされてきた方のセッションルームは、それに似た「場」を持っています。部屋に入った瞬間に、もう身体の変化が始まっているかのようです。いいロルフィングセッションを重ねていくと、場は練られていって、いるだけで気持ちのいい空間になっていきます。
今までの2つのfestaは、すごくいい場だったなと思っています。
ゆったりリラックスができて、身体が喜ぶような空間を目指しています。
そして昨年の2月から、「とんがりビル」でfestaを始めました。これが3番目のfestaになります。
なんだか大きな大きな流れがあって、それに導かれるがままに、festaは5年やってこれました。
3番目のfestaも、いろんな人が訪れてくれて、来るだけで気持ちがいいなと思ってもらえる場に育っていってくれればいいなと思います。身体に携わる仕事は、10年続いてようやく1人前だと思っているので、あと5年も楽しく、誠実に、素直にがんばっていきます。
みなさんとの素敵な出会い、ご縁がありますように。
これからもfestaをよろしくお願いします。
Rolfing House festa ||| Yuta & Ryoko
( Posted at:2017年1月23日 )
新年明けましておめでとうございます。
今年もロルフィングとヨガを通して、みなさんの「しぜんなからだ」をサポートしていけたらと思います。よろしくお願いします。
さて、今年の1月28日で、Rolfing House festaは5周年を迎えます。
5周年を迎えるにあたって、日頃の感謝を込めて、5周年の特典をいくつかご用意しました。
※今回の特典は、「festaでロルフィング、ヨガを受けられる方のみ」を対象とさせていただきます。
特典その1
ロルフィング10シリーズのモニターを先着5名募集します。
※募集人数に達しましたので終了させていただきます。(1月19日)
ありがとうございました。
ロルフィングは、10回のセッションで身体を整えていきますが(それが「10シリーズ」と呼ばれるものです)、その体験モニターを先着で5名募集します。料金は10回分で、50,000円になります。毎回のセッション後に感想をメールで送っていただき、それを元に僕がブログを書こうと思います。詳しい内容などはお気軽にお問い合わせください。募集期間は、3月末までになります。
特典その2
ロルフィング10シリーズを終えた方のメンテナンスセッションが、5,000円で受けられます。
こちらはもうすでにfestaで10シリーズを受けられた方で、その後のメンテナンスセッションを、1回のみ5,000円で受けることができます。寒くなってきて身体に不調を感じられている方も多くなってきていますので、この機会にぜひお越しください。こちらも期間は3月末までになります。
特典その3
festaでヨガを受けてくださった後に、「からだにいいもの5つ」プレゼントします。
festaではヨガの定期レッスンをしていますが、参加していただいた方に、からだにいいものが5つ詰まったプレゼントをご用意します。プレゼントの中身はお楽しみとなりますが、もらってうれしいものを準備しています。こちらはなくなり次第終了とさせていただきます。
festaをはじめてもうすぐ5年になりますが、festaの自慢は来ていただいている方々だと、2人でよく話すことがあります。どちらもお話をするのが好きなので、どこのお店がおいしいかや、どんな映画、ドラマがおもしろかったかなど、ついつい時間も忘れて話してしまいます。
もちろん、festaに来てロルフィングやヨガを受けて、身体がすっきりと整ってくれるのも楽しいのですが、そういった時間も同じくらい楽しく大切な時間です。
お店を続ける、特別な何かをしてきたわけではないのですが、そんな楽しい時間を重ねてきたら、5周年を迎えることができました。またこれからの時間も、そんな楽しい時間をみなさんとご一緒できたらうれしいです。
ささやかな特典ですが、ぜひこの機会にご利用ください。
とんがりビルでお待ちしています。
Rolfing House festa
Yuta & Ryoko
( Posted at:2017年1月 4日 )
ある日実家に帰ると、鶏が6羽住んでいた。
卵を産んでくれるらしく、それがおいしいらしい。
母はそのおかげで、もうずいぶん卵は買っていないらしい。
鶏たちは、集団の中の1番下位のものをいじめる習性があるらしく、
6羽の中で1番小さいその鶏は、いつも背中に誰かが乗っていた。
そして、卵も1番小さいらしい。
母はそれを不憫に思い、その1羽を外に放ち、
りんごを与えていた。
鶏はそれをぜんぶ食べるわけではなく、
少しばかり突いて、その辺をぶらぶらとしていた。
あとで聞いた話しでは、その鶏は違う鶏をいじめたらしい。
僕はいくらかそのことを考えた。
人間の思惑というのは、
自然の流れを少しだけ変えてしまうのかもしれない。
Rolfing House festa ||| Yuta
( Posted at:2017年1月 4日 )
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