
カンテの神原さんに珈琲を教えてもらってから、
僕にとって珈琲を淹れることは、「いつもの日常」になりました。
でも、その日常のためには、
「いつもの珈琲豆」がなければいけません。
神戸にいた頃には、たくさんの焙煎屋さんがあったので、
いろいろと試すことができました。
おいしいところはたくさんあるのですが、
あまりクセがなく、毎日何気なく飲める珈琲は、
実はそんなに多くはありません。
山形に引越しをする際にとても困ったのが、
山形の「いつもの珈琲豆」をどうするかということです。
オーロラコーヒーさんは、珈琲豆がおいしいのはもちろんですが、
クセが少なく、「うるさくない」珈琲です。
僕の家にはいろいろな豆がありますが、
ふと気づくと、オーロラコーヒーさんの豆を手に取っています。
そんな焙煎屋さんが山形にあります。
「ほろ苦く、甘酸っぱい、素敵な毎日。」
「いつもの珈琲豆」を探せる場所が、近くにあるということは、
とても幸せなことだなと思います。
Yuta
今年はじめて「花笠まつり」を観ました。
秋田の「竿燈まつり」は、小さいころに父さんに連れられて、
何回か観に行ったことはありましたが、
山形の花笠まつりははじめてです。

まつりの雰囲気はいいですね。
みんなが「いつもと違う」のがいいですね。
陸上自衛隊も出ていました。
やはりキレが違いますね。
festaには、「おまつり」という意味もあります。
みんながわくわく楽しめて、
いつもの日常とは違う日を過ごせるような、
そんなイベントを企画していけたらいいなと思います。
次は何をしようか、いろいろとアイディアをふくらませ中です。
Yuta
山形はもう夏が終わり、すっかり秋です。
空の見え方も、風の通り方も違ってきました。
夏に撮った写真を載せます。

写真を見て、あらためて気づきましたが、
今撮っている写真と、この夏に撮った写真は
少し違って見えます。
撮る景色も変わっていますが、
撮る自分も変わっているのだと思います。
撮っている僕自身も、季節に合せて変化しています。
意識はしなくても、からだはちゃんと反応しているのですね。
Yuta
車を運転していたら、気になるお店を見つけました。

その名も「農家の店 トマト」。
店内はすごくカラフルで、おもしろいものばかり。
見ていて飽きません。
看板好きですが、この大胆さはすごい。
誰が考えたんだろう。
伝えたいことがシンプルで、素直。
より道ばっかりしてしまうので、いい勉強になりました。
Yuta
カメラを新しいものにしたのですが、
それが楽しくて毎日写真を撮っています。
あんまり神戸にいるときには空の写真を撮らなかったのですが、
山形にいると空の写真が多くなります。
元々は、空の写真はよく撮る方です。

高校生の頃は、よく空を見ていた記憶があります。
何か悩むと、外に出て空を見ていました。
そのときに、空が何かを教えてくれたのかどうかはわかりませんが、
ただ、「空を見ていてよかったな」と、
今思い返すと、そう思います。
山形に来て、空の写真が多くなりました。
これからも多そうです。
Yuta
大曲に帰るときは、車ではなく電車で帰ります。
13号線を車でずっと北上したら、大曲に着くのですが、
僕は電車を使います。
何ででしょう。
本を読みたいからかな。

途中、新庄で乗り換えます。
10分くらいの乗り換えもあれば、
1時間以上待つこともあります。
時間があったので食堂に行きました。
とりもつラーメンが有名で、テレビに数回出たみたいですが、
僕は焼肉定食を食べました。
おいしかったです。
大学1年生の時に、友だちが大曲の花火を観に来て、
その後に新庄まつりに行ったことを思い出しました。
あれからもう10年以上も経ったんだな。
10年経って、また新庄で乗り換えました。
Yuta
わたくしたちごとではありますが、
2014年7月14日に、3400gの男の子が生まれました。
はじめてのこどもです。
神戸の岡本でRolfing House festaをはじめて、
ロルフィングとヨガを2年半してきました。
ふたりとも岡本の街は大好きだったのですが、
自然の多い山形でこどもを生み、
そして育てていくことに決めました。
ぼくは7月1日から山形で暮らしはじめたのですが、
久しぶりにのんびりと、特に何の予定もない生活をしながら、
奥さんとこどものサポートをしてきました。
奥さんはヨガを先生としてつづけてきているおかげもあり、
特につわりもひどくなく、出産までの日々も、
とても穏やかな時間を過ごすことができました。
生まれる日がやってきたのは突然で、
すこしずつ陣痛の波が強くなってくるのを一緒に待ち、
その瞬間を迎えることができました。
無事に出産を終え、迎えた次の日の朝は、
空気がとても澄み切っていて、
「昨日の日が夢のような感じだね」なんて、
ふたりで話していました。
ぼくはロルフィングをして、からだに携わる人として、
奥さんとこどもと共にいたいと思っていたので、
自営業で本当によかったなとつくづく思いました。
奥さんのからだの変化のダイナミクスは驚くほどで、
ここまで女性は変わるのだなと勉強になりました。
産後は、お産のためにゆるんでいたからだが、
波打ちながらすこしずつ締まっていきます。
その変化の邪魔にならない程度に、
簡単なロルフィングもしています。
もちろん、生まれてきたこどもにも、
「一緒に戯れる」くらいのワークをしたり、
短めのエネルギーワークをしたりしています。
そうやって、この「出産前後の機」を暮らしています。
奥さんはしばらくはヨガのレッスンはお休みさせていただきますが、
落ち着いてきたらまた再開していきます。
そのときにはお知らせさせていただきます。
こどもは自由気ままに動きまわり、
そして世界とふれあいながら、自分をわかっていきます。
その過程を、こうして近くて見させてもらうのは、
ロルファーとして何よりの学びであり、喜びです。
最後に、赤ちゃんがどうやって動きを学んでいくのか、
その動画を載せたいと思います。
先に、目的とした動きの「かたち」があるのではなく、
動き続けることで、世界にふれることがあり、
そこに「かたち」が浮かびあがってくるようです。
目的や、目に見えるかたちを追えなければ、
動くことさえできなくなってしまうぼくらとは、
大違いの動きですね。
Rolfing House festa
Yuta