この前カヤックに連れて行ってくれた友だちと、
今回は初のアイスクライミングへ。
瀧山をスキーで歩いて、凍った滝を登って、
そしてスキーで滑り降りてくるコース。
2時間弱、はじめての踵の浮くビンディングに、
スキー板の裏には滑り止めのシールを貼った状態で
山を登り、目的の滝に到着。
僕は友だちに付いていけず、途中でスキーを外し登る。
滝の高さは15mほど。
それが垂直に凍りついている。
きれいに輝く、裏から見た凍った滝。
友だちはお猿さんのように、
アイスクライミング用のロープを滝の上から垂らすために、
道なき道を進んでいく。
この体力がうらやましい。
昔は、体力には自信があったのですが。
最初の滝は、あまりに大きすぎたのと、
滝の上の方にロープを結べそうな木がなかったので、断念。
けど、その滝の上に、小さめの滝を見つけたので、
そちらに登ることに。
上の写真の滝は、5mほどの滝。
登る準備をする友だち。
後ろの方は、友だちの上司。
こちらの方も、僕と同様にアイスクライミングははじめて。
友だちがアックスとアイゼンを滝に打ち込みながら、
スイスイと登っていく。
これにはかなり感動。
いとも簡単に登り終える。
初体験の上司の方がトライするも、最高ここまで。
でも、これでも立派なもので、僕はもっと下でギブアップ。
腕がすぐにパンパンになってしまって、
アックスをしっかりとグリップできず、
打ち込んでも氷に跳ね返されてしまって、全然登れない。
けど、めちゃくちゃ楽しい。
時折、青空がふと現れる。
自分たちだけしかその世界にはいなくて、
風の音しか聞こえない。
なぜだか「ああ、戻ってきたんだな」と思う。
山形の自然は素晴らしい。
厳しさはあるのだが、時折、風を吹かせてくれ、
青空が会いにやってくる。
山形の自然はやはり、冬が似合う。
Yuta