ロルフィングハウス フェスタ FESTA

モニターAさんの感想(セッション10 | 20代 女性)

モニターAさんもいよいよ最後のセッション10になりました。

このセッションでは、「すべてのヒンジにおける水平性の確立」を目標としてワークをしていきます。

「ヒンジ」というのは「蝶番」という意味の英語ですが、そのような動きをする「関節」と考えてもらっていいです。

ワークをする際に扱う主要なヒンジを下に挙げてみます。(下の図では、黄色いリングで示されています。)

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・足関節
・膝関節
・股関節
・腰仙関節
・Lumbodorsal Hinge(LDH)
→腰椎と胸椎の移行部
・手関節
・肘関節
・肩関節
・AO関節
→頭蓋骨と第1頚椎の関節

※細かく言うと、これに脊柱の1個1個の関節を入れることもできますが、「腰仙関節(脊柱の下の端にある仙骨と脊柱の境界の関節)」や、「AO関節(脊柱の上の端にある頭蓋骨と脊柱の境界の関節)」や、「LDH(脊柱の真ん中に位置している)」を、それらの代表として挙げてみました。

これらのヒンジを、「一つ一つ押すことによって水平にして、それらすべてが水平になるようにワークする」というわけではなく、「全身に波のように広がっていくシンプルな動作をしてもらいながら、その動作の中で、これらの各ヒンジが水平を保ちながら連動して働くように、手でタッチしたり、声によるキューイングを与えながら誘導する」というイメージです。

文章ではなかなかイメージが湧いてこないと思うので、参考になる動画を見てみてください。


これはロルフィングでもよく使われる動作で、「ペルビックリフト(Pelvic Lift)」と呼ばれています。

下にそのやり方とポイントを載せます。


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1、拳2つ分ほどの足幅(股関節の幅)で、左右の足は平行になるようにして、膝を立てます。
→膝の角度の目安は、すねと地面が垂直になるようにして、足の裏で地面を「まっすぐに踏める」ようにします。(氷のようにツルツルの地面でも、ツルッと滑らないイメージ)

2、仙骨の先端である尾骨を意識して、それが頭とは反対の踵の方向に伸びていくようにします。(動画 0:45〜)
→それによって、骨盤は「後傾」し、腰仙関節が「開く」ような動きが出てきます。

3、2の動作が始まると、「自然に足の裏が地面を押す」ようになるので、尾骨を斜め上(膝の方向)にさらに遠くに伸ばしていきます。(動画 0:50〜)
→足の裏が地面を押すようになりますが、そのまま少しだけ地面を押していくと、尾骨の動きを「サポート」するようになります。尾骨は「飛行機が滑走路から飛び立つ」ように、少しずつ角度がついていきます。

4、3の動作が起きると同時に、膝は頭とは反対方向に動き始めるので、そのまま膝も遠くに伸ばしていきます。
→この時も、あくまで「尾骨を遠くに」というのがメインの意識で、「足の裏を地面に押す」であったり、「膝を遠くに伸ばす」という意識は、それを助ける「サポート」であることを忘れないようにします。

5、脊柱が尾骨を始めとして、地面から「離れる(持ち上がる)」動きが始まります。
→地面にまっすぐに置いてある鎖の一端を持って、それを持ち上げていくと、「端から一個ずつ浮き上がる」ようになるイメージです。

6、その動作の波が「LDH」くらいまで上ってくると、「AO関節」とも連動し始めて、「自然に顎を軽く引く」ような感じになり、首が頭頂の方向に伸びるようになります。(動画 1:00〜)
→動画をよく見ると、「顎が軽く引かれる」様子が確認できます。(※動画では、次の7の時にはっきりと顎を引いているのがわかりますが、この6のタイミングから始まっています。)

7、そのまま波は上まで上がっていき、どんどん首が伸びるようになり、身体を「足の裏と肩甲骨で支える」ようになります。
→「首がつまる」ように苦しくなったり、「呼吸が浅くなる」ようだと、それは動作の波が上まで上がり過ぎです。

8、逆再生をするように、「鎖を一個ずつ地面に置く」イメージで、脊柱を地面に下ろしていきます。
→脊柱が1個ずつ分かれて動くのが大切で、「いくつかの脊椎が固まったブロック」のように動かないように意識します。

9、1の姿勢に戻って終了です。


〈ポイント〉
・なるべく動作は「ゆっくり」行い、「一定のスピード」を維持する。

・身体の「表層の大きな筋肉」は休ませておいて、「深層の細かな筋肉」が働くようにする。

・動作は「自然に、連続的に起こってくる」のであって、「無理矢理、過剰に」は行わない。(上記の3〜5は、ほぼ同時に起こります。)

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以上が「ペルビックリフト」のやり方とポイントですが、前回のAさんのセッション9でも図を使いながら、少し解説をしました。その図が下の図です。

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尾骨を遠くに伸ばしていくと、自然に足の裏が地面を押して、膝は頭とは反対方向に伸びていって(磁石のイラスト部分)、脊柱は尾骨の方から地面から離れていきます(雲のイラスト部分)。この図では、ちょうど7のところまで脊柱が持ち上がっていて、足の裏と肩甲骨で身体を支えているのがわかるかと思います。

さらに応用編としては、6のタイミングの際に「肘を外側に開く」動きを追加するバージョンもあります。

そうすることで、「両脚」は地面に伸び、「両肘」は外に伸びて、「頭」も上に伸びていって、「5つのライン」のつながりを意識しやすくなります。(「5つのライン」に関しても、Aさんのセション9で説明してあります。)

この動画のような、「表層の大きな筋肉」を休ませて、身体を支える「深層の細かな筋肉」が働くことによって生まれる動きというのは、「スムーズに、流れる波のように」身体全体に伝わっていきます。

そのためには、身体の構造が「ある程度」統合されていなければいけません。

それを示しているのが下の図です。

リングとライン(修正版).png

この図では「リング」になっていますが、先ほどの「ヒンジ」と置き換えてもらっても大丈夫です。

身体の各構造が「水平性」を保てていると、それを支える上向きの力である「ライン」が、まっすぐに、力強く通り抜けていくことができます。(図A)

もしもリング自体が小さかったり、傾いていたり、位置がずれていたりすると、ラインは曲がってしまったり、細く弱々しいものになってしまいます。(図B、C)

ラインの力が生き生きとしていれば、ただ全身の力を抜いて、そのラインに「身を委ねる」だけで、身体の構造が支えられます。(1歳前後の赤ちゃんが立ち始めた頃は、こういう立ち方をしています。)

これがいわゆる「自然体」と言われる状態で、リラックスしていて、どこへでも自由に動き出せる状態でありながら、それでいてグランディングして足元はしっかりとしています。

先ほどの図のB、Cの状態だと、身体をラインの力によって支えられないので、他の力で支える必要があります。それが「筋肉の緊張(コリ、張り)」が生まれてくる背景になります。

セッション9の時には、主に「立っている状態(静的なバランス)」で、身体をどうやって楽に支えられるかという説明で、この図を使って説明しましたが、今回の動画のような「波のように伝わる動作が起こっている状態(動的なバランス)」でもそれは同じです。


「ここはあなたが、 静的なバランスから動的なバランスにシフトする時間です。 10時間目には、すべての関節が最大限のバランス状態にされるべきです。 あなたは10時間目にこれが出来なくてはいけません。それが手順のすべてです。」アイダ・ロルフ


セッション10の目標は、「すべてのヒンジにおける水平性の確立」と最初に書きましたが、それはこの動画のような「身体の内側からから起こる、流れるような動き」を行っていくための、必要な条件になります。

つまり、「流れるような動きのためには、その流れが通り抜ける各関節が水平でなければいけない」ということですし、「各関節が水平であれば、流れるような動きが生み出しやすくなる」ということでもあります。

身体の構造が「ある程度」まで整ってくると、リングの水平性も揃ってくるので、力や動きの波が通りやすくなり、「表面の大きな筋肉」をそんなに働かせる必要もなくなってきます。そのおかげで、筋肉が不必要に緊張して「疲労しやすく」なることもなく、むしろ「動けば動くほど、身体の力が抜けてきて楽になる」ようにもなります。

動きの見た目も、「シームレスに、波のように」動くので、「動きのぎこちなさ」は感じられません。

こういった動作は、ロルフィングでは「統合のムーブメント」と呼ばれていて、「統合の仕上げ」によく使われます。

そのことからもわかるように、最終的に「身体を高いレベルで統合するためには、『ムーブメント(動作)』が必要」だということが言えます。

10シリーズの最初の方では、主に「物理的な圧を加える(指先、拳、肘などを使って、体重を乗せて押す)」ことで、「構造の変化(リングの調整)」を促していましたが、それは「ある程度まで構造を整えて、その構造の中を力や動きの波が通りやすい状態にしておく」ようにしていたのです。

そして最終段階では、「統合のムーブメント」をすることで、「構造の変化」がより効率よく、より高いレベルで起こるようになります。


形態は機能に従う(Form Follows Function)ルイス・サリヴァン


アメリカの有名な建築家さんの言葉で、「形態(構造)」と「機能」の関係性を表しています。

簡単に言うと、「機能を追求していくと、結果的に形態がよくなってくる」ということですが、ロルフィングで扱っているのは「生きている身体(生物)」なので、建物などの「無生物」とは少し違ってくるかと思います。

身体においては、構造(形態)を理に適うものにすると、機能もすぐに反応して変化しますし、機能を洗練し美しい動作を求めていくと、自然に構造は整ってきます。

例えば、前者の例で言うと、膝関節を構成している各要素を、正しい位置関係にすると、膝の動きが滑らかに、軽くなることもありますし、後者の例では、競輪選手がする「ローラー」でのペダリングを、可能な限り効率よく、無駄のない動きにしていくと、特に脊柱の細かな調整になって、自転車を漕いだ後の方が姿勢がよくなることがあります。

僕の考えでは、身体にとっての「構造」と「機能」の関係性というのは、完全に分けられるものではなく、「互いに結びつき、呼応し合っているもの(Form and Function are resonating)」だと認識しています。(似たようなものに、「身体」と「精神」の関係性があります。)

10シリーズは、最初は「構造面からアプローチして、機能面にも変化をもたらす」というところから始めていき、少しずつ「機能面を繊細にしていき、構造面にまでその変化が波及する」ように、先に書いた「構造」と「機能」の関係性を踏まえて、「身体を本質的な変容に導いていく、段階的で効率的なシステム」だなと感じています。

多くのボディワークでは、「構造から(主に筋骨格系への施術など)」か、「機能から(ヨガ、ピラティス、フェルデンクライスのように、動作を洗練させていく)」かと分かれてしまいがちなのですが、僕はどちらからの介入も必要だと思っていて、それがロルフィングでは「グラデーション」のように混ざり合いながら、バランスよく統合されています。

少し小難しくなってしまいましたが、特にこのセッション10では、「統合のムーブメント」を使いながら、身体の全体の構造を調整していって、「静的なバランスから動的なバランスへとシフト」していく「総仕上げ」の時間になります。

それでは、Aさんの感想を見てみましょう。

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第10回目のロルフィングを終えての感想は、身体は自分が気づけないことを教えてくれているけれど、例えばロルフィングでメンテナンスを受けたり、毎日本気で自分の身体と向き合ったりしないかぎり、自分の体の声に気づくのはとっても難しいなぁということでした。

慌ただしく日々を送っていたり、今やることのタイミングを逃したら、なまけてついつい先延ばしにしてしまうと、あっというまに身体の本当のところは分からなくなってしまうものだなぁ、と。

自分が考えていた以上に身体は繊細だし、一緒を過ごすパートナーとして大事にしていきたいと、前より自覚するようになりました。

10回目はプライベートでの変化も多々あり、それが身体にはっきりと出ました。

ゆうたさんのロルフィングを受けると、頭も身体もスッキリして、少しモヤがかっていたものが取れたような、視野が明るような感覚が戻ってきました。

呼吸も深く入るようになり、身体を整えることは呼吸も、考え方も変えるのだと感じました。

最後のロルフィングでしたが、最後には身体が十分に軽くなり、今後も繊細な身体の声を聴くことを忘れない人生を送ろうと思いました。

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何かが「変わる」際には、「リソース」が必要

モニターに募集していただいた方の中で、最年少の20代の女性がAさんでした。

「今すぐに身体に不調があるわけではないけど、今後の人生で長く付き合っていく身体なので、今のうちに整えておきたい」ということで、他のモニターの方に比べると、身体に目立った症状はない状態で10シリーズが始まりました。

ロルフィングを受けていくことで、身体が構造的に整ってくるので、動きの質が変わってくることはすでに説明しましたが、自分の身体の声を繊細に聞き取ろうとする意識が出てきたことも、Aさんの感想を見るとわかっていただけると思います。

ロルフィングを学んだクラスのunit3(3学期みたいなものです)で、クラスの先生だったTessy Brungardtさんが、「ロルフィングを受けることで期待できる3つの変化」を教えてくれました。

1、身体の構造の変化(姿勢が良くなる)
2、動作の質の向上(動きやすくなる)
3、自分の身体のアウェアネスの向上
 (自分の身体の声が聞きやすくなる)

Aさんも10シリーズを通して、これらが変化してきましたが、それに付随して、身体の痛みや不調が改善してきたり、気持ちや精神的な面が変わってきたり、家族や職場の人など、自分の周りにいる人たちとの関係性が変わってきたり、物事の考え方も変化していくことがあります。(ロルフィングは、「関係性のワーク」とも呼ばれています。)

それだけいろいろなことが大きく変わっていくロルフィングですが、10シリーズを受ける方々は、自分の中で「何かを変えよう」と、意識的にも、無意識的にも思っている人がほとんどで、その「覚悟」が決まっているので、どんどん変化していくように思います。

「変容」と呼べるほどの、本質的で大きな変化が起きた時に、もちろんロルフィングも大きな役割をしているとは思いますが、それよりも「本人の自分で変わろうというエネルギー(覚悟)」が一番大切で、それに「僕が引き寄せられ、ロルフィングという仕事をさせてもらった」という風にも思うことがあります。

そうやって、自分がまるごと大きく変わるような「変容のプロセス」が起こるためには、それだけ「大きなエネルギー」が必要になりますが、自分のエネルギーだけでは十分ではないことも多く、そういう時には、他からの「サポート」が必要になります。

それを専門的には、「リソース(資源)」と呼ぶことがあります。

個人的には、リソースは「なるべく多様で、豊富」な方がいいと思っているのですが、自分が変わろうとする際に、もちろん「絶対に信頼できる親友」にだけ相談するというのもいいのですが、だんだん相談する期間が長くなってきたり、内容が重くなってくると、さすがに親友のエネルギーもなくなってきて、疲れ果ててしまうことも考えられます。

そうなると、自分も親友も「共倒れ」になってしまうリスクもあるので、「サポートしてくれる人、場所(つまりリソース)」は、「いくつかに分けて(リスクヘッジ)」おいた方がいいと思います。

少し話が逸れてしまいましたが、ロルフィングの10シリーズが、Aさんにとっての「変容のプロセスをサポートしてくれるリソース」として機能したとしたら、ロルファーとしてこれほど幸せなことはありせん。

この「主体性(自分自身で変わろうという気持ち)」というのが、ロルフィングでは重要で、「行きたくもないのに、親に無理矢理連れてこれられた(変化をそもそも望んでいない、または、主体的な変化の準備がまだできていない)」という人や、「ロルファーに自分の身体を治してもらいたい(受け身過ぎる)」という人だと、なかなか10シリーズがうまくいかないこともあります。

そういう意味では、身体の症状自体はなかったAさんですが、「何か」をロルフィングの10シリーズに感じてスタートして、少しずつ自分が「何を変えたかったのか」が明らかになってきたのではないかと思います。


10シリーズ後も続いていく変化

最後になりますが、Aさんが感じた「何か」のヒントが、感想の中に表現されているかなと思うところを抜粋して終わりにしようと思います。

・セッション3
あとは、3回目のセッション始まるまえ、ゆうたさんと話している最中くらいから「このロルフィングが終わる頃、自分の中や環境が変わっているんじゃないかなー」という直感がしました。仕事や、考え方などにも変化あるかもな〜とぼんやり考えてました。

もしかしたらモニターにさせてもらって、ロルフィングが終わる頃はちょうど3月末くらいなので、自分の中で身体も整えて、次の変化に対応するためにこのタイミングでロルフィングに出会えたのかもしれないです。

・セッション5
自分もこの体の中の子宮で命を育み、母になる日がくるのだろうなあ。

・セッション6
セッションを終えて、目を開け、地面に両足をついた瞬間から、大げさに言うと、セッションを受ける前とは世界が変わっていたというしかない感覚があったのです。

「生まれちゃった」と感じました。

・セッション7
→この辺りから、実際に仕事が変わったそうです。

・セッション8
→身体の構造的な変化だけでなく、エネルギー的な変化を感じるようになって、後々分かったのですが、「チャクラ」の色を感じた(視た)セッションでした。

・セッション9
私はどこかでずっと自分がこの人生で何を目的としているのか知りたいとどこかでずっとぼんやり思っていたのですね。

そして、ゆうたさんとはやっていることも考えや経験も、全く同じではないとは思いますが、ゆうたさんがおっしゃっていた、人間を知りたいという、ゆうたさんの人生のテーマ...私のテーマもこれだと思います。生きている間は、人間というものに一緒興味を持ってそれを知るために、自分なりにいろいろ動いていくのだと思います。


僕がロルフィングをしているのは、「痛みを治したい」というモチベーションではなく、「人間を知りたい」という気持ちからです。

もっと手の技術、センスがあって、すごく効率よく、その人の「苦しみ(病気や痛みなど)」を取り除くことができる人もいますが、僕はそこまでの恵まれた能力があるわけではなく、それよりも「時間をかけた対話」を大切にしたいと思っています。

対話には、「言葉を介したもの(セッション前後の問診であったり、何気ない日常会話)」と「言葉によらないもの(セッション中のタッチを通しての身体とのコミュニケーション)」とがありますが、セッションの際には、どちらも時間を十分に取るようにしています。

Aさんとの「10回の対話」を通して、僕自身にもたくさんの気づきがありました。

「人間を知りたい」という気持ちがあってロルフィングをしていると書きましたが、クライアントさんを知ろうと、時間を重ねながら対話していけばしていくほど、結果的には「自分(ロルフィングをしている、僕自身)を知る」ことにもつながっていきます。

だからこそロルフィングでは、クライアントさんとの身体を通じての対話の時間を、「セッション」と呼んでいるんだと思います。

この10シリーズが終わっても、時々、身体の声に耳を澄まして、Aさんがさらに自分自身のことを知っていくプロセスが続いていけばいいなと思っています。

10シリーズのモニターを受けていただいてありがとうございました。




Yuta

( Posted at:2018年2月15日 )

息子との日々(2017年夏)

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昨年の夏は、外でよく遊びました。

これからもっと大きくなると、ほとんど外で過ごすと思います。

山形にはいろいろな公園があるので、気分に合わせて行く公園を変えます。

息子はストライダー、僕が自転車ですぐに遊びに行ける家の近くの公園は、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちがよく遊んでいて、昊もルールがわからないなりにも、混ぜて遊んでくれます。

小学生でも、もう社会ができているので、ルールを決めるリーダーがいたり、それをすぐにやぶる子がいたり、それを怒る子がいたり。

そんな男の子たちを見ながら、女の子たちは、砂場で何か役割を決めながらままごとをしています。

子どもたちの遊びは流動的で、とても自由です。

ルールも、遊んでいる子どもの構成も、そして遊び自体も、ころころと移り変わっていきます。

見ていてとても楽しくて、思わず笑ってしまうことも多いです。

他の公園にも行きますが、思いっきりボールを裸足で蹴ったり、バットでボールを打ったりできる公園もあれば、いつものコーヒー屋さんの隣の公園も、景色が気持ちがいい公園も、水遊びがたくさんできるところもいろいろあります。

今年の夏も、なるべく子どもたちの自由さを邪魔をせず、一緒に夢中になって遊べたらいいなと思います。

早く夏来ないかな。




Yuta

( Posted at:2018年2月13日 )

息子との日々(2017年春)

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息子の成長はあっという間で、この写真は昨年の春のものです。

黄色のニューバランスがかわいくて、よく似合っていましたが、今履いてるのは、灰色のニューバランスを経由しての、イフミーの黒と赤の靴です。

それでも、今は冬なので、同じく黒と赤の長靴がメインで、今年の春にはまた違う靴を買わなくてはいけないかもしれません。

festaは、今のとんがりビルの3階が3番目の場所ですが、山形に移り住んでからの2番目の場所は、竜山川のほとりの静かなところにありました。

もうそこにfestaはないのですが、やはりその辺りの空気感が好きなので、今でもたまに息子を連れて遊びに行きます。

魚が泳いでいたり、カモが仲良く並んで浮いていたり、いろんなことを忘れてのんびりできます。

そういうところに車ですぐに行けるのが、山形の素晴らしいところです。

まるで、ロルフィングを勉強していたボルダーみたいです。

2番目のfestaに関しては、「2つの山。」や、「3番目のfestaまでの、楽しい5年間。」などもご覧になってください。

子どもを育てるには、とてもいい環境です。




Yuta

( Posted at:2018年2月11日 )

小豆島旅行の写真。

昨年の9月の終わり頃に、大学の友人の結婚式で小豆島に行ってきました。

四国は大学4年生の夏にお遍路さんをしたこともあって、「心の故郷」という感じがしていて、この旅をとても楽しみにしていました。


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まずは神戸まで飛行機で行って、そこからフェリーに乗り換えて小豆島に向かいました。


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天気はあいにくの雨模様でしたが、あまり山形にいると海を見る機会もないので、フェリーの甲板に立って、雨に当たりながら海を眺めていました。


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フェリーの時間というのは、忙しい現代からは「切り離れた」ようにゆっくりと流れていて、少し前の時代に紛れ込んだような気分にもなります。

缶ビールを飲んで、少しばかり昼寝をしました。

目を覚ますと、キャッチーな音楽が流れていて、どうやら「もうすぐ小豆島に着きますからね」というものらしく、今でも耳に残っています。

島に着くと、友人が迎えに来てくれました。

この友人は、大学の時から特に仲がよく、学年は彼が1つ下なのですが、1浪しているので同い年です。

男同士なのに、3日間家に泊まったり(車で5分くらいの距離なのですが)、キャンプ道具を一式買い揃え、授業をサボって川辺でバーベキューをしたり、浮き輪でプカプカ浮かんだり、とにかくよく一緒に遊んでました。

大学を卒業してからは、大阪の会社で働いた後、和歌山で運動指導者としての修行を数年間して、地元の小豆島に帰ります。

そこで、フリーの運動指導者となって、子どもから大人までを対象に、いつも健康であることの大切さと、自分で身体を動かすことの楽しさを伝えています。


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その友人と奥さんを家の前で。

とても素敵な一軒家に住んでいて、海も歩いて1分もかからない距離というか、目の前が海です。僕も山形で家を探しているので、とても羨ましく思いました。

住むところって大切ですね。


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結婚式は、地域の公民館のようなところ借りて、ほぼほぼ島の知り合いの手のみで作られた、手作り結婚式でした。

倉庫からテーブル、椅子、高砂席を運び出し、シーツをかけたり、食器を並べたり、当日の写真撮影も、軽快な司会も、種類豊富なドリンクも、みんな知り合い。そして、料理はなんと山形出身のシェフによるもの。

集まる人はみんな愉快な人たちばかりの、とても温かい結婚式でした。


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結婚式の翌日は、車でいろんなところに連れていってもらいましたが、至るところで知り合いに遭遇していました。

なんというか、島というか。


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山形という地方に住んではいますが、街中に家と仕事場があるので、時間の流れ方や人との距離が違うのを実感しました。

宮古島でも感じましたが、やはり島の感覚が僕には合うようです。


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島をぐるっと周ってきて、友人の家の前の海で、夕日を見ながらの乾杯。

昨日結婚式を挙げたばかりとは思えない、いい感じの夫婦です。

これからも素敵な時間をたくさん過ごしていくんでしょうね。


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山形にいて、山は近いなと思うのですが、たまに海が恋しくなります。

今までの人生でも、要所要所で海の近くにいたことがありました。

山がどうだとか、海がどうだとかの話ではなく、どっちも必要なんだなと思います。

今度は家族で行ってみたいなと思います。


いつまでもお幸せに。




Yuta

( Posted at:2018年2月 4日 )

A-Yogaレッスン 2月のスケジュール

1月は寒かったですね。そして2月もとても寒そうです。

今住んでいるのは山形市内なので、どうしようもないほどに雪が多いわけではないのですが、今年は寒いなと思います。

3歳半になった息子は、つららが大きく成長しているのに興味しんしんで、大きなつららを見つける度に大きな声で教えてくれます。子どもは寒さなんてへっちゃらみたいです。

朝起きると、地面はカチコチに凍っていて、ツルツルとスケートリンクのように滑りますが、そうすると「転ばないように、転ばないように」と、肩に力が入って、呼吸も浅くなります。

さらに、厳しい寒さが毎日のように続いてくると、身体は内側にどんどん硬くなっていってしまいます。

滑りやすいところを歩く緊張と、連日の寒さで、身体は知らず知らずに力が抜けづらくなっていて、疲れも溜まりやすくなっているかもしれません。

そんな時には、ヨガでゆっくりと身体を動かして、呼吸が自然に入ってくるようにしてあげると、身体も内側からぽかぽかと熱を出してきて、緊張もゆるんできます。

2月はレッスンが不定期になってしまうのですが、一緒にヨガで身体を温めて、元気にこの冬を乗り越えていきましょう。

今月のスケジュールをお知らせします。

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◯A-Yoga定期レッスン

今まで週に4日、定期的にレッスンを行ってきましたが、新しい仕事にチャレンジすることになり、今後はレッスンをお休みしたり、時間を変更することが多くなります。

レッスンに来ていただいている方々には、大変ご不便をおかけしますが、ご理解いただけたらと思います。

上のスケジュール表をクリックしていいただけると、大きく見れると思いますので、そちらをご確認ください。

なお回数券に関しては、何も変更はありませんので、一度購入していただいたものは「期限なし」でご利用できますので、ご都合の合う時にご予約ください。
    
回数券:2,500円/1回
    6,500円/3回
         10,000円/5回
    15,000円/10回
 (どの曜日でも使用可、期限なし)


◯maaruでつながるYoga

2月7日(水)、21日(水)
どちらも11:30 - 13:00(ヨガ60分+ランチタイム)

場所:ドーナツ小屋 maaru

料金:2,500円/1回

ヨガタイムの後は、ドーナツランチがあります。
毎回違うスペシャルドーナツが登場します。


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ドーナツ小屋の2階で、みなさん楽しくヨガをしています。
ヨガが初めての方でも大丈夫なクラスです。


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前回のドーナツランチメニューです。
ドーナツサンドももちろんおいしかったですが、クラムチャウダーも温かくてほっこりしました。


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参加者みんながつながる楽しいレッスンです。




以上のヨガレッスンは全て「要予約」となっています。


ご予約、またはお問合わせは、

電話:090-4476-6395(大友)

までご連絡をお願いします。


みなさまの参加を楽しみにお待ちしています。

 


Ryoko

( Posted at:2018年2月 1日 )

OCEANSの「偏愛ご当地グルメ」のこと。

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とんがりビルのご近所さんとご飯を食べていたら、「OCEANSって知ってますか?」と聞かれました。

僕が「ああ、あのかっこいいおじさんが読む雑誌ですよね?」と答えたら、「そうです」とのこと。

そこからどんな展開があるのかなと思っていたら、「その雑誌の企画で、47都道府県の『偏愛ご当地グルメ』を紹介してほしいって頼まれたんですよね」とのこと。

そんなこと頼まれたりすることあるんですね。

話を聞くと、OCEANSの編集部の中に知り合いがいたという話の流れではなく、たまたまその企画担当者の人が、ご近所さんの彼のことをネットか何かで知って、それでお願いしてきたとのこと。(つまり面識のない人からのオファーということです。)

そんな流れで頼まれることもあるんですね。

ご近所さんはデザイナーで、とても気が合って、ああでもないこうでもない、というかなんでもない話をよくする仲です。

そんな彼が選んだ「山形偏愛グルメ」は、とんがりビル隣で売ってる「大福まんじゅう(渋谷食品店)」で、僕もよくよく買って食べてます。

僕は「コーヒーとあんこ」の組み合わせが好きなので、熱々の大福まんじゅうを買って、そのままfesta(とんがりビルの3階)までかけ上がり、オーロラコーヒーのグァテマラの豆をがりがりと挽いて、ささっとドリップして、一緒にいただくのが至福のひとときです。

とんがりビルにお越しの際には、ぜひ「大福まんじゅう」食べてみてください。おいしいですよ。

他の県の「偏愛ご当地グルメ」は、「OCEANS(2018年3月号)」で詳しく見れますので、今コンビニ並んでいると思うので購入してみてください。

ちなみに、僕の生まれの秋田の偏愛グルメは、「やまとしずくの大吟醸(秋田清酒株式会社)」でした。これ、僕の父親がずっと勤めていた会社で、僕はここのお酒で育てられたと言っていいです。これもおいしいですよ。




Yuta

( Posted at:2018年1月29日 )

(残り5枠)2018年2月の神戸出張ロルフィングのお知らせ。

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ここ数年の中でも最大級の寒波が日本にやってきていますが、山形は真っ白い雪がもさもさと降り積もり、顔が凍ってしまいそうになるくらい寒い日が続いています。(最近は、最高気温でもマイナスだったりします。)

そんな凍えるような日の朝でも、いつもより早く起きて、外にある自分の車を雪の中から掘り出さなければいけません。僕は雪が好きなので、そんなこともあまり苦にはならずに楽しんでいますが、高齢の方は毎日大変だと思います。

ニュースを見ると、全国各地でも雪がたくさん降っているようですが、関西は大丈夫でしょうか?

雪が降ると地面がツルツルに滑りやすくなるので、肩に力を入れて、全身を強張らせながら歩いている人も多いと思います。冬は知らず知らずに身体を緊張させているので、それをリセットすることが大切です。

2月の後半に神戸に出張して、またロルフィングをします。

自分でも気づいていない緊張をゆるめることで、疲れも取れやすくなり、免疫力も上がって風邪を引きにくい身体になります。

ぜひ予定が合う方はご予約ください。


(予約状況は2月9日現在です)


2月22日(木)

①14:00 - 16:00 ○
②16:00 - 18:00 ○
③18:00 - 20:00 ×


2月23日(金)

①  9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ×


2月24日(土)

①  9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×


2月25日(日)

①  9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ○
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ×


【場所】
2ヶ所でのセッションになりますが、どちらも「三ノ宮駅から徒歩10分以内」の場所になります。ご予約いただいた方には場所の詳細をお知らせします。

【セッション料金】
 12,000円

【予約方法】
 ①電話     090-2954-8207
 ②メール info@rolfing-festa.com




Rolfing House festa
Yuta

( Posted at:2018年1月25日 )

モニターBさんの感想(セッション5 | 40代 女性)

モニターBさんも、10シリーズの半分まで終わりました。

1ヶ月に1回のペースですが、身体の「ベースライン(身体の根本、基礎になる部分)」の改善がされてきたことで、元々あった痛みや違和感なども薄れてきているようです。

改めて思いますが、「元を正すこと」の重要性を感じます。

セッション5は「大腰筋」へのアプローチがメインになるのですが、大腰筋の付着部が腰椎にあるということもあり、持病で腰痛を持っている人にとっては大切なセッションになります。

それではBさんの感想を読んでみたいと思います。

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本日5回目の施術を受けて来ました。

前回の施術から腰の痛みも全くなく、身体も軽く、とてもいい状態にいたのですが、4日前から痛みが出始め、張ってる感じがあり、本日の施術を迎えました。

大腰筋が大切だという説明を受けて、横隔膜の下から脚が生えているイメージを頭に描きながら施術を受けました。

施術中、初めてというくらい、痛い、ひびく、という感覚を味わいました。

身体の中の大腰筋を初めて感じることができました。

脚を動かすのが、太ももや腹筋ではなく、大腰筋がメインであるのだと、自分の身体で感じることができました。

5ヶ月前に施術を初めて受けてから、なぜか?体重が減り続け、トータル12kgダウン。

元々かなり体重が増えてきていたので、通常に戻っただけなのですが、身体の歪みが改善されてきたおかげで、身体が正常に代謝し始めたのでは?との事。

ヨガの先生にも同じことを言われていたので、なるほどなぁと思っているのと、ダイエットを頑張っていた頃は落ちなかった食欲が減り、体重が落ちるのに動けないとか、フラつくということもなく、軽いフットワークで毎日過ごせています。

次回の施術も楽しみです。

※全体の内容が変わらない程度に、加筆、修正しています。

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セッション前に身体の異常が出てくるということ

今でもロルフィングをたまに受けることがあるのですが、セッションを予約した日が近づいてきたり、その当日になると、急に身体に違和感が出てきたり、ざわざわと騒がしくなることがあります。

予約をする時点では、「なんとなくそろそろ受けてみようかな」という程度なのですが、2、3日前になると、身体が慌てて何かを訴え始めるような感じです。

それでも実際にロルフィングを受けると、その痛みや違和感があったところに、自然にロルファーの手が集まってきて、騒がしく何かを訴えたかった身体は落ち着きを取り戻していって、最終的には納得してくれたようにスッキリとします。

自分がロルフィングをする側になっても、今回のBさんのように、「最近調子が良かったのですが、数日前からまた痛みが出てきました」ということが、たまに起こります。

このことに関しての理由を、2つの視点から考えてみようと思います。

1つ目は、「クライアントさん自身が、身体に関心を向けるから」という、「クライアントさん→身体」方向の視点です。

そして2つ目は、「身体が、そこに何か異常があるということを、クライアントさん(そして、ロルファー)に気づいてほしいから」という、「身体→クライアントさん」方向の視点です。

(※説明のために視点を2つに分けていますが、結局は同じ現象を違う視点から見ているだけです。そのために、説明の内容が似ていたり、重なったりすることもありますが、あまり細かいところには注目せずに、「全体をぼんやりと俯瞰するような感じ」で読んでもらえたらうれしいです。)

それではまず1つ目の、「クライアントさん自身が、身体に関心を向けるから」の方から説明したいと思います。

普段、私たちが日常を暮らしていて、自分の身体で何が起きているのかを、時間を取ってゆっくりと観察してみるという機会は、なかなかないかと思います。

「坐骨に乗っている体重は左右均等かな?」
「呼吸が通っていないところはあるかな?」
「身体の中に不自然な緊張はないかな?」

こういう時には、自分の意識は「内側」を向いています。つまり「身体の内側で何が起こっているのか?」をモニターしているような状態になっています。

それがとても集中している状態であれば、「瞑想状態」と呼ばれる状態になります。

そうすると、身体に何か不具合や問題があったとしても、「初期」の段階で気づくことができるのですが、先に書きましたが、なかなかそんな風に生活している人はいません。

スポーツ選手やダンサーなど、「身体を資本に仕事している人」であったり、お寺のお坊さんなどの「修行をしている人」でもない限り、身体の内側を見つめることを「日常的な習慣」とするのは難しいかもしれません。

それでは、普段の私たちはどうなっているのかというと、自分の「外側」に注意や意識を向けています。

「お昼ごはん何食べようかな?」
「電車の前に座っている人、すごくキレイな人だな」
「この前上司に言われた言葉が、どうしても許せないな」

これらは、自分の外(環境)で起こっていることや、過去や未来のことに焦点が合っている状態です。

これ自体が悪いわけではなく、そのおかげでとっさの危険を避けることができたり、何かを予測して行動することができます。

でも、そればかりが続いてしまうと、身体で何が起こっているのかの情報が薄れてきて、「自分の身体の現在の状況」を正確に把握しづらくなってしまい、何を身体が伝えようとしているのかにも気づきにくくなります。

個人的に、現代の多くの人が抱えている「漠然とした不安」というのは、「頭」が「外側(環境、時間)」に意識を向けすぎてしまうことで、「身体(内側)」で起こっていることをないがしろにしてしまっているのが、主な原因かなと思っています。

なるべくなら、そういう時間を意識的に持つことができるといいのですが、それが難しいので、「自分の身体に向き合う時間を買う(または、そう導いてくれるガイドを持つ)」という意味合いで、「ロルフィング(またはその他のボディワーク)を受ける」ことが、これからの時代は価値が出てくると考えています。

ロルフィングは、ガイド役のロルファーがいて、その適切なガイドによって、「自分の身体がどうなっているのかを深く感じる」ことができます。

ロルファーが身体に触れることで、そのタッチの刺激によって、自分の身体の中で何か反応が起きます。それを眺めることが、自分の「内側」に意識が向いている状態ということになるのです。

そうすると、この身体の中に元々備わっている、「自然治癒力」が適切に働き始めるようになり、その結果として、必要のない痛みや違和感はなくなっていくというプロセスが起こります。(この詳しい説明は、モニターEさんのセッション6に書いてありますので、そちらも読んでみてください。)

さらに、それはセッション以外の場面にもつながっていって、自分の身体が現在どうなっているのかを、定期的に観察するという「習慣化の構築」にまで、発展していきます。

それ故に、ロルフィングを始めたアイダ・ロルフさんは、「私たちはセラピストではなく、教師なのです」と、生徒たちに繰り返し説いていたようです。(ただ痛みを取り除く「治療」なのではなく、なぜその痛みが出てきたのか、自分の身体が今どんな状態なのかを、受け手自身で気づけるように導く「教育」的な側面が強いということです。)

そういうわけで、スケジュール帳を見て、「そろそろロルフィングだな」と思うと、レッスンや習い事の前のように、宿題をまとめてやり始めたり、課題の練習を慌ててしたりと、「何か身体の中で問題はないかな?身体が伝えたい事は何かな?」と、ロルファーに会う前に、自然に身体の内側に意識が向かうようになります。(できれば、前もってやっていてほしいのですが。)

そして意識が向けられた結果、何か問題があるところが、「メッセージ」として身体に痛みや違和感を出すようになるのです。

まずは「関心を向ける」ということ。

問題が適切なプロセスを経て解決していくには、そこがまずは大切なポイントになります。


メッセージの宛先が自分だと気づくこと、
そして内容を読み解くということ

そして2つ目の視点は、「身体が、そこに何か異常があるということを、クライアントさん(そして、ロルファー)に気づいてほしいから」ということですが、1つ目の視点でも説明したように、まずはクライアントさんの頭が、身体に意識、関心を向けます。

そうすると、それに対して身体が、「(意識を向けて、関心を持ってくれることを)待ってました。あなたの身体の中には、まだ改善しなければいけない課題、問題がありますよ」と、痛みや不調を通して「メッセージ」を送ってくれます。

それはクライアントさん自身に向けられたメッセージでもありますし、第三者のロルファーの僕にも向けられたメッセージでもあります。

ここで大切なことは、「まずはそのメッセージをきちんと受け取り、そしてそれを読もうとする態度を取る」ということです。

誰だって誰かに手紙を送って、それを受け取りもしなかったり、そのままゴミ箱に入れられたりしたら傷つくと思います。

身体だってそれは同じです。

まずは「このメッセージの宛先は自分なんだ」と、「自分事として受け止める」ことが必要なのです。

そして、その身体からのメッセージは、慣れていないと多少わかりにくいところもあるので、そのために第三者の「身体からのメッセージの通訳者」とも言えるロルファーが間に入り、それを一緒に読み解いていくのです。

メッセージの「送り主」としての身体は、何も本当にあなたをただただ苦しめようと思って痛みを作り出しているのではなく、「わかってほしい(理解してほしい)」と願っているのです。

きちんとそれを「受け止め」、そして正しい形で「理解」されると、身体も納得してくれて、もう痛みや違和感を作り出す必要がなくなります。

今回のBさんの腰の張りに関しても、適切なところに手を置いて、きちんと身体の言い分を聞いてみると、自然にゆるんできて、張りもなくなっていきました。(すぐに落ち着いてきてくれたということは、Bさんが普段から自分の身体に関心を向けているからだと思います。)

先にも書きましたが、本来であれば、たまに「自分の身体の内側に意識を向けてあげる」ことが「習慣化」していれば、そこまで痛みや違和感も強くも出ないと思うのですが、それに「気づきもしない」または「無視」していると、ロルフィングを受ける前に、突然身体がかなり激しい口調で物申してきたりすることもあります。

そういう場合は、身体が普段から痛みというメッセージを送っても、何も反応をしてくれないので、「愛想を尽かす」状態になってしまっているとも考えられます。

そして予約前になったら、愛想を尽かしているクライアントさん自身にではなく、「(話をわかってくれそうな)ロルファー」に対して、「(普段よりも強い場合もある)メッセージ」を出すこともあるのです。

もしもロルフィングの予約前に、かなり強い痛みが出てきたとしたら、「最近、身体からのメッセージを聞いていたかな?」と振り返ってみてもいいかもしれません。


元が正されれば、すべてのものは適切に落ち着く

感想の中にありますが、Bさんは「あれ、かなり痩せました?」と、周りが気づくくらいに体重が落ちてきているようです。

Bさんにいろいろと聞いてみると、別に特別なことはしていないらしく、食べる量が「適切な量」に変化してきて、元々の10シリーズを始めた頃が、今までの自分からすると「異常」だったようで、体重も「適切な範囲」に落ち着いてきてくれたみたいです。

今までも「体重が落ちました」という人はいたのですが、それでも「12kg」はすごいなと思います。

ロルフィングによって「元を正す(ベースラインが整う)」ことができると、痛みがあるかどうかも、筋肉の張りの状態も、関節の位置関係も、高過ぎたり、低過ぎたりする血糖値、血圧などの検査値も、薬を飲む量も、寝付きの良さも、肌のツヤやむくみも、身体の中で起きていることなら「すべてが適切な状態に落ち着く」ということが起きることが考えられます。

現在では、上に挙げたそれぞれが、病院の中でも違う科で扱うものであったり、接骨院でもそれぞれの得意分野があったり、エステなどの美容系に行かなくては行けなかったり、スポーツジムやヨガなどで運動をしなければいけなかったり、「別個のもの」として捉えられるのが一般的です。

だからと言って、「ロルフィングを受けると、そういったものがすべて解決しますよ」とは、言いたくはないのですが、控えめに言っても、「それぐらいのことが起こってもいいだろう(不可能なことではないだろう)」と、僕は割りと期待しながら、前向きにロルフィングしています。

プロとして最低限、みなさんが期待されることは達成するのはもちろんですが(痛みをなくしたい、姿勢の歪みを整えたいなど)、最初に期待されること以上のことを起こしたいとも考えています。

「さすがにこの薬は長年飲んできたものですし、これを飲まないと不安なので、そこまでは期待してないのですが、せめて腰の痛みはなくなってほしいです」などと言われると、腰の痛みはもちろんですが、薬の量も変化が出てきてくれればうれしいなと思ったりもします。

Bさんも残り半分となりましたが、身体の構造のバランスがもっと高いレベルで統合されてきて、快適で自由な感覚を取り戻していってくれればいいなと思います。

次のセッションも楽しみにしています。




Yuta

( Posted at:2018年1月10日 )

1月、2月のロルフィング説明・セッション見学会。

ロルフィング説明・セッション見学会.jpg

昨年からしているのですが、festaで僕が提供している〈ロルフィング〉というボディワークの、「わかりやすい説明」と「実際のセッションの見学」をしてもらえる機会を「毎月」作ることにしました。

いろんな方に参加していただけるように、平日にしてみたり、週末にしてみたり、時間を変えてみたりしているところです。

「整形外科、接骨院、整体、カイロ、マッサージと何が違うの?」
「施術は痛いの?」
「どんな人(僕のことです)がしてるの?」
「どんなことするの?」

などなど、みなさんが疑問に思ったり、いまいちよくわからないことにお答えできたらと思います。

ロルフィングを体験できるところは、東北では数カ所しかなく、山形では、こことんがりビル3階のfestaだけになります。

どなたでも参加できますので、ぜひ気軽にご連絡ください。

電話:090-4476-6395(大友)




Yuta

( Posted at:2018年1月 5日 )

A-Yogaレッスン 1月のスケジュール

新年あけましておめでとうございます。

今年もfestaのA-Yogaをよろしくお願いします。


年末年始は主人の実家の秋田に帰省するのですが、

今年は雪がたくさん積もっていて、

3歳半の息子は犬のように雪の中をかけまわって遊んでいました。

やはり自然の中で遊ぶのが一番楽しそうです。


遅くなりましたが、1月のレッスンスケジュールをお知らせします。

今年から他の仕事もすることになったので、

お休みをいただくことも多くなり、不規則なスケジュールになります。

みなさまには大変ご不便をおかけしますが、

ご理解いただけたらと思います。


今年も一人ひとりの方の身体に合わせたヨガを心がけ、

笑顔の多い一年になるようにお手伝いできたらと思います。


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◯A-Yoga定期レッスン

 毎週
 月曜日 14:00 - 15:30
 木曜日 18:30 - 20:00
 金曜日 10:00 - 11:30
 土曜日   9:00 - 10:30

お休み 6日(土)、12日(金)、18日(木)、27日(土)
    
回数券:2,500円/1回
    6,500円/3回
         10,000円/5回
    15,000円/10回
 (どの曜日でも使用可、期限なし)


◯maaruでつながるYoga

1月10日(水)、24日(水)
どちらも11:30 - 13:00(ヨガ60分+ランチタイム)

場所:ドーナツ小屋 maaru

料金:2,500円/1回

ヨガタイムの後は、ドーナツランチがあります。
毎回違うスペシャルドーナツが登場します。


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小さなお子さんがいらっしゃっても大丈夫です。


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【前回のドーナツランチメニュー】 
・ビーツとベーコンとチーズの包みドーナツ
・りんごと玉ねぎのスープ
・ノウマドさんのさつまいも


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参加者みんながつながる楽しいレッスンです。




以上のヨガレッスンは全て「要予約」となっています。

ご予約、またはお問合わせは、

電話:090-4476-6395(大友)

までご連絡をお願いします。

みなさまの参加を楽しみにお待ちしています。

 


Ryoko

( Posted at:2018年1月 5日 )

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