このページは「ロルフィングって何?」という方のために、いろいろな情報をまとめたものです。
このウェブサイトの上の方に、「
ROLFING」というページがあって、そこにも大まかな説明が書かれてあります。
まずはそちらをざっとご覧になっていただいて、「それでもよくわからなかった」という方や、「もう少し情報がほしい」という方は、この先を読み進めてみてください。
〈目次〉
1、ロルフィングの紹介動画
2、ロルフィングを実際に受けられた方の感想
3、ロルフィングのメニューについて
4、メディア掲載情報
ロルフィングをはじめての方に説明する難しさは、「聞いたことがない音楽のジャンルを人に説明する難しさ」に似ているなと感じます。
みなさんは、そんなに音楽に詳しくなくても、なんとなく「ジャズ」と「ロック」の違いはわかると思います。
でも、それを知らない子どもがいたとして、その違いを「(言葉で)説明する」のは、なかなか難しいですよね。
多分多くの人が、「実際に聞いてみるしかないよ」と感じられると思います。
ということで、「ロルフィングを実際に受けてみる」のが一番いいのはもちろんなのですが、いくつか動画を紹介した記事がありますので、ロルフィングのイメージを広げる参考にしてみてください。
先ほど紹介した動画の中でも、実際にロルフィングを受けた方々が、いろいろな感想を話しているところがあります。
「なるほど、めっちゃ興味ある」と思うものもあれば、「うーん、いまいいちピンとこない」というものもあるかと思います。
「festaのロルフィング」を受けたことがある方にも、感想を書いてもらいました。
お医者さん、アスレティックトレーナー、ボディワーカー、身体表現の指導者、エステティシャンなど、いろんなタイプ、業種の「身体の専門家」の方に書いていただいたので、なかなかおもしろいかなと思います。身体が資本である「アスリート」の方の感想もあります。
何か「引っかかる」感想があればいいなと思います。
「なんとなく説明はわかったので、実際に体験してみたい」という方は、ロルフィングのメニューに関してのページもご確認ください。
ロルフィングには、「10シリーズ」という「テーマが違う10回のセッションを通して身体を整える方法」があって、その他にも「単発セッション」もしています。
はじめての方には、「単発セッション:すっきり60分」をおすすめしています。
詳細は、下のリンクからチェックできます。
最後に、festaのロルフィングを、過去に何度かメディアで取り上げていただいたことがあるのですが、それをまとめた記事がありますので、そちらも気になる方は覗いてみてください。
プロのライターさんが上手に情報をまとめてくださっているので、とても読みやすいと思います。
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聞き慣れない「ロルフィング」というボディワークですが、実は、ロルフィングが生まれた「アメリカコロラド州ボルダー」という街と、festaがある「山形市」とは、「姉妹都市」という関係性があります。
ほとんどの山形市民の方が知らない情報だと思いますが、これも不思議な縁かなと思うので、ここ山形でロルフィングが広がっていくといいなと思って、「Rolfing House festa(ロルフィングハウスフェスタ)」というスタジオをしています。
もしも「
ロルフィングを受けてみたい」と思われた方や、「
わからないこと、聞きたいことがある」という方は、どうぞ「
CONTACT」ページから気軽にお問い合わせください。
Rolfing House festa
大友 勇太
暑さもようやく一段落してきて、山形は「芋煮会」の季節がやってきました。みなさんは芋煮会してますか?
私は中学校の同級生たちと、毎年馬見ヶ崎川の下流の方でやっています。上流はかなり人で賑わっていると思いますが、下流はのんびりしていて、子どもも酔っ払いも走り回っても大丈夫なくらい広々としたスペースがあります。笑
なかなか同窓会をしようと思っても、子どもの年齢がばらばらだったりするので、お店でやるのは難しい時もあるのですが、芋煮会だと外で子どもたちは好きな遊びをすることができるし、大人も安心して芋煮を食べたり、お酒を飲むこともできるので、すごくいい文化だなと思っています。
気の合う仲間との時間は、知らず知らずに緊張していた身体と心を、ほっと緩めてくれますよね。
さて、10月のスケジュールのお知らせです。
あまりヨガっぽいポーズにはこだわらずに、みなさんお一人ずつの体調、気分などをお聞きしながら、その日その日で身体が求めるシンプルな動きをしていきます。レッスンが終わる頃には、身体も心もすっきりするように心がけています。
すべて予約制になりますので、ご希望の方は下の連絡先にご連絡ください。
ヨガがはじめての方でも大歓迎です。
実りの秋の時間を楽しんでいきましょう。
◯A-Yoga定期レッスン
上のスケジュールの、ピンク色のアンダーラインのところが、とんがりビルのfestaでのA-Yogaの定期レッスンになります。(クリックすると、拡大したものが見れます)
ヨガがはじめての方でも、ほとんど運動をしたことがない方でも、もちろんヨガ経験者でも大丈夫なクラスを心がけています。
ヨガの「アーサナ」だけにはこだわらずに、その日に集まったみなさんの身体に合わせて、シンプルでもじっくりと深めていける動きを紹介します。
回数券があるので、購入していただくと、お得にレッスンを受けることができます。
ヨガに関しては、「細く長くつづけること」が大切だと思っていますので、一度購入していただいたものは「期限なし」でご利用できます。ご都合の合う時にご予約ください。
回数券:2,500円/1回
6,500円/3回
10,000円/5回
15,000円/10回
(どの曜日でも使用可、期限なし)
◯maaruでつながるYoga
10月30日(水)11:30 - 13:00(ヨガ60分+ランチタイム)
場所:ドーナツ小屋 maaru
料金:2,500円/1回
ヨガがはじめての方でも大丈夫です。
前回のドーナツランチです。
参加者みんながつながる楽しいレッスンです。
以上のヨガレッスンは全て「要予約」となっています。
ご予約、またはお問合わせは、
電話:090-4476-6395(大友)
までご連絡をお願いします。
みなさまの参加を楽しみにお待ちしています。
Ryoko
先日、地元の「全国花火競技大会(大曲の花火)」を見てきました。
毎年75〜80万人ほどの人が、「日本一の花火」を一目見ようと全国から集まってきます。
子供の頃から毎年のように見ていますが、今年も最高の花火を、遠方から遊びに来てくれた友人たちと見ることができて幸せな時間でした。
これが終わると、東北の短い夏も終わり、秋を迎えます。
空の雲は、もくもくとした入道雲から、昨日はうろこ雲に変わっていました。
あっという間に今年も9月に入りましたが、そろそろ神戸の出張ロルフィングをしようかと思っています。
今回は、9月21〜23日の3連休に、大阪で「SourcePoint Therapy」のセミナーに参加するので、その前後でのセッションになります。
平日のみなので、なかなか予約しづらいかと思いますが、過ごしやすくなってきた秋に、身体のリラックス、リセット、リフレッシュが必要な方は、ぜひロルフィングを受けてみてください。
ご予約お待ちしています。
(予約状況は9月17日現在です)
9月19日(木)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ×
9月24日(火)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ○
③14:00 - 16:00 ○
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ○
【場所】
「各線三宮駅から徒歩10分以内」の場所になります。ご予約いただいた方には場所の詳細をお知らせします。
【セッション料金】
12,000円(90〜120分)
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
先日、息子が5歳の誕生日を迎えました。
ということは、息子が生まれるのを機に、神戸から奥さんの実家がある山形に引っ越してきて、ほとんど知り合いもいない状態から、ゼロからロルフィングというボディワークを仕事にしてやってきて、丸5年の年月が経とうとしているということになります。
神戸でfestaを開業しましたが、関西で、しかも港町という土地柄もあってか、ロルフィングが広まるには、それほど時間がかかりませんでしたし、出会う人に恵まれて、本当にありがたかったなと思います。
そんな神戸を離れる時には、「まあ、腕には自信があるから、山形でもすぐにやっていけるだろう」と思って、山形に飛び込んだのですが、なかなかそう簡単な道ではありませんでした。
「保険が効かない(自費診療である)」ということと、「ロルフィングの効果、そして実際に体験した感覚が、なかなか言語化しづらい(ロルフィングの説明が単純ではないこと)」ということもあって、山形の人に広まっていくには、想像以上の労力と時間が必要でした。
それでも、地道に日々のセッションを行っていくと、「口コミ」で評判が広がるようになってきて、まだまだ神戸の時ほどではありませんが、「必要としてくれる人のところに、少しずつ届き始めている」という、「派手ではないけど、静かで確かな実感」が、この手に芽生えてきたように思います。
とは言え、「ロルフィング?何それ?」という方もまだ多いと思いますので、それがどんなものかを説明させていただいて、実際にどんな感じで身体を観察し、評価して、どうアプローチしていくかを体験、見学してもらえる機会を企画しています。
どんな方でも参加できますので、興味のある方は気軽にご連絡ください。
Yuta
山形は意外と知られていませんが、全国でも有数の「暑い街」で、今年もいよいよ夏が始まったなという感じです。
先日、子どもと一緒に流れるプールに行きましたが、家に帰ってきたら、少し頭が痛くなりました。
水に入っていると、自分の発汗に気づきにくく、身体が「水分不足」になりがちになります。
みなさんもこれから「夏休み」だと思いますので、「水分補給」は気をつけ過ぎなほど、こまめにしてもらっていいかと思います。
さて、今年の「お盆休み」は、GW並みの連休になる方もいらっしゃるかもしれません。
festaのお盆の営業ですが、「通常通り」の予定になります。
お盆休みに合わせて「ロルフィング説明・セッション見学会」も、数回開催する予定です。
ぜひ、以前からロルフィングに気になっていた方は、この機会にロルフィングがどんなものかを体験してみてください。
なかなかまとまったお休みの時間がないと、身体をリフレッシュしたり、メンテナンスする機会を取れない人も多いかと思いますので、ぜひfestaのロルフィング、そしてヨガをご利用いただけたらと思います。
もちろん、「海、山、川で遊びまくって疲れた」という方も大歓迎ですので、気軽にお問い合わせください。
2019年の夏も、元気に、楽しく遊びきりましょう!!
Rolfing House festa
夏がなかなか始まらないなと思っていたら、夏休みになった途端に、一気に夏がスタートダッシュした感じで暑いですね。
まだ東北では「梅雨明け」をしていないみたいで、連日の暑さに加えて「湿気」がかなり高いです。
この時期に気をつけなければいけないことは、「冷房との付き合い方」かなと思います。
通常であれば、気温がどんどん高くなってくると、身体は「汗をかく」ことで、汗が蒸発する際に、熱を奪ってくれる働きを利用して、それで体温をなんとか「調整」しようとしてくれます。
それが、「エアコン」のよく効いた部屋にずっといると、汗をかかなくても「体温を下げる」ことができるので、「汗がなかなかかけない身体」になってしまう人が多くなります。
もちろん、「エアコンを我慢しろ」というわけではなく、仕事場がどうしてもそういう環境の方もいらっしゃると思うので、週末の時間は、適度な運動をしたり、温泉に入ったりして、「汗をかく」ということを意識的にしてみてもいいかもしれません。
もちろん、ヨガもおすすめです。
週末は、土曜日の朝一でレッスンをしていますので、ヨガがはじめての方も、経験者の方でも、気軽にお問い合わせください。
いよいよ本格的に始まった「山形の暑い夏」ですが、身体を動かして、気持ちよく乗り越えましょう。
◯A-Yoga定期レッスン
上のスケジュールの、ピンク色のアンダーラインのところが、とんがりビルのfestaでのA-Yogaの定期レッスンになります。(クリックすると、拡大したものが見れます)
ヨガがはじめての方でも、ほとんど運動をしたことがない方でも、もちろんヨガ経験者でも大丈夫なクラスを心がけています。
ヨガの「アーサナ」だけにはこだわらずに、その日に集まったみなさんの身体に合わせて、シンプルでもじっくりと深めていける動きを紹介します。
回数券があるので、購入していただくと、お得にレッスンを受けることができます。
ヨガに関しては、「細く長くつづけること」が大切だと思っていますので、一度購入していただいたものは「期限なし」でご利用できます。ご都合の合う時にご予約ください。
回数券:2,500円/1回
6,500円/3回
10,000円/5回
15,000円/10回
(どの曜日でも使用可、期限なし)
◯maaruでつながるYoga
8月28日(水)11:30 - 13:00(ヨガ60分+ランチタイム)
場所:ドーナツ小屋 maaru
料金:2,500円/1回
ヨガがはじめての方でも大丈夫です。
前回のドーナツランチです。
参加者みんながつながる楽しいレッスンです。
以上のヨガレッスンは全て「要予約」となっています。
ご予約、またはお問合わせは、
電話:090-4476-6395(大友)
までご連絡をお願いします。
みなさまの参加を楽しみにお待ちしています。
Ryoko
8月に、東京から友人のボディワーカーである「
竹野健太郎」くんをお呼びして、山形で「呼吸」に関してのセミナーを開催することになりました。
竹野くんのことは、このブログの中でも一度紹介したことがあります。(その時の記事は
こちら)
30半ばになって、こういう業界にずっといると、なかなか「友人」と呼べる人も少なくなってきたなと感じています。(「知り合い」「仲間」などはたくさんできるのですが。)
彼の良さは、いろいろな人、テクニック、やり方に対してオープンで、学びの姿勢をいつも忘れていません。そして、誠実に、公平に、それらを自分のやり方の中に取り込み、そしてそれを他者へも惜しみなく共有してくれます。
さらっと書きましたが、これくらいの年齢になると、自分のやり方だけに固執したり、変なこだわり、偏りがあったり、仲のいい人ばかりで仕事をして、外へ学びに行くことをためらってしまったり、何かを知っても、自分だけで囲って、他の人にそれを教えようとしなかったりと、どんどん「しなやかさ」を失っていく人も多くなっていく印象があります。
そういう意味で、僕は彼のことを尊敬していますし、友人としても彼を山形にお呼びして、そしてセミナーをしてもらえることになって、とてもうれしく思っています。
内容に関しては、僕のロルフィングの先輩でもある、佐藤博紀さん(ヒロさん)が考案した「
IMAC」というコンセプトをベースにして、シンプルに関節の可動域を評価することで、「呼吸」の全体像を推測し、的確にアプローチしていくというものになります。
「呼吸は大切である」というのは、みなさんご存知のことだと思いますが、その評価は、さもすると感覚的で、「なんとなく深い呼吸ができている」程度のものになりがちだと思います。
「呼吸」という、知っているようで意外に知らないことも多い漠然としたものを、「誰とでも客観的に共有できる」わかりやすい指標として、目に見える「可動域」に注目して、深く探求していくセミナーです。
基本的な解剖学を理解している方であれば、身体に関わる職種に関わらずに、どなたでも参加できますので、ぜひ興味のある方はご参加ください。
◯セミナー詳細
日時:2019年8月25日(日) 10:00 - 18:00
場所:整骨院こころ
〒990-2483 山形県山形市上町1-8-17
参加費:10,000円
定員:15名(最低催行人数:4名)
申し込み・お問い合わせ
Rolfing House festa
先日、米沢に行って「眼鏡」を作ってもらってきました。
伺った場所は「
スタジオ八百萬」というコワーキングスペースで、整体の先生が出張でやってきて、その施術を受けられたり、外国人の方から気軽に英会話が習えたり、アートショップが企画されたりと、いろいろなイベントが行われている場所です。
元々は、今は「
ひもトレ」で全国に名前の知られている小関勲さんが、「面白い方が新潟からいらっしゃるので、大友さんもどうですか?」と誘っていただいたのが最初でした。
「おもしろい人の知り合いは、必ずおもしろい」と思っているので、小関さんが紹介してくれるのなら間違いないと、内容もあまり確認せずに申し込んでみたのですが、新潟の「
視覚行動研究所」代表の野澤康さんが、2ヶ月に1度、スタジオ八百萬で「眼の検査と眼鏡の作成」をしてくれるというものでした。
ちなみに僕は、小さい頃から視力は良くて、今でも両眼とも1.2〜1.5ほどあります。
それでは、「なぜ検査してもらうことになったのか?」というと、野澤さんは眼の詳細な検査から、「どのように左右の眼が協調して機能しているか」ということはもちろん、「どのようにこの世界を視覚によって認識し、どう行動しているのか」というところまで評価、考察してくれるのです。
これを聞いた時に、「田村さんみたいだな」と思ったのですが、田村さんとは「
視覚情報センター」代表の田村知則さんのことで、野球のイチロー選手や、少年時代のテニスの錦織圭選手、ゴルフの宮里藍選手を「視覚」の面から支えられたことでも有名な方です。
「どう見るかは、どうある(在る)か」
今でこそ、ロルフィングをはじめ、ボディワークの世界では、身体全体のバランスを調整していくために、「視覚」に対するアプローチも注目され始めてきましたが、それを田村さんは「眼の専門家」として、何十年も前からされてきていたのです。
今回の新潟の野澤さんは、その田村さんの指導を受けたことがあるようで、「視力の矯正」としての眼鏡だったら、僕は何も興味がなかったと思いますが、「左右の眼の共同作業による見え方のズレを調整し、それによって対象をありのままに認識できることで、脳の情報処理のストレスを軽減させたり、身体の構造さえも左右対称になってくる可能性も出てくる」という、ロルフィングとも親和性があるコンセプトにすごく共感して、野澤さんの検査を受けることにしました。
最初の検査は昨年受けたのですが、検査の結果としては、「右の眼はほとんど問題なく機能しているが、左が少しもたついている(レスポンスが遅い)」ということでした。
その眼の評価の後に、野澤さんが「大友さん、右の方のスペースでこうやって手を動かしても、何も嫌な感じはしないと思うのですが、左はどうですか?」と、顔の横の辺りで手を動かしたのですが、すぐに「あ、左の方で何かが動くと、眼で追いにくくて嫌だ」ということに気づきました。
そのことで思い出したことがあって、僕は右に誰かが座った時と、左に誰かが座った時では、「身体の居心地の良さ」がまるで違っていて、右だと「安心」できるのですが、左だと「なんだかそわそわして、落ち着かない」感覚になります。
ソファーの右に誰かが座っていると、とてもフレンドリーに話せるのですが、左だと「壁」があるように感じるのです。
なので、奥さん(気を許している人)であれば、左でも大丈夫なのですが、なるべくなら右にいてもらった方が落ち着きます。
みなさんも、「恋人と手をつなぐ時(ソファーに座る時、一緒に寝る時)に、どちらにいる方が多いか?」であったり、「見知らぬ人が隣に座るバスでは、左端、右端のどちらにいる方が落ち着くか?」など、少し考えてみるとおもしろい傾向が見つかるかもしれません。
それらは「空間認識」に関係していて、野澤さんの検査によって、「左右の眼の協調した動きの偏り(ズレ)」が、その認識に影響を与えるいるのではないかということに気づきました。
つまり、「左の眼の動きが、右に比べてどんくさいので、顔を前に向けたまま、周辺視野で左のスペースを認識することが難しい」ということが、「左に人が座られる居心地の悪さ」につながっているのかもしれないということになります。
そうすると次に、「なぜ左右の眼の動き、機能のズレが生じてくるのか?」という疑問が浮かんできます。
それを野澤さんに聞いてみると、とてもおもしろい見解を教えてくれたので、それを共有したいと思います。
もちろん、それには様々な要因が考えられるのは当然ですが、野澤さんが指摘してくれたのは、「スマホ、タブレット、パソコンなどの見過ぎ」ということでした。
「やっぱり、ブルーライトが悪いのか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。「眼が悪くなる要因」として、「ブルーライトは、そんなに関係がない」ということなのです。
それよりも、「平面を見続けること」の方が、影響しているようです。
どういうことかと言うと、「自然界には平面が存在しない」ことが関係しています。
元々、私たちの眼は、「差」を認識するために「左右の2つの眼」を持っていて、右眼と左眼で捉えたそれぞれの視覚情報を、「脳で統合的に処理する」ことで、「天敵が周りにいないか?いたとしたら、どれくらいの距離か?」であったり、「食料は近くにあるか?あるとしたら、どれくらい近くにあるのか?」という、「生存するために重要な情報」を得ています。
「平面(二次元)」の情報だけだと、眼は1つだけでもいいと思うのですが、「距離感(奥行き)」などを正確には認識することが難しくなります。
僕たちは、普段は意識していませんが、常にその右眼と左眼の情報を「統合」することで様々な行動をしていて、スマホやパソコンなどの「(人工的な)平面」を見る時には、「片眼の情報だけ」でも十分で、「もう片方の眼から入ってきた情報はキャンセルしている」ということが起きているのです。
つまり、「片眼しか使わずに見ている」と言えます。
さらに、最近では、VRなどを幼児がやり過ぎることで、「斜視」の問題が引き起こされる可能性があると言われていたりしますが、それも「平面ではないものを見て、差を認識する」という両眼の機能と、「相性が悪い」のではないのかと、個人的には考えています。(最近、「斜視」の子どもが多いように感じていて、それにはVRだけでなく、スマホの影響もあるのではないかとも思っています。)
ということで、スマホを見続けることは、「動きが優れている眼(利き目)」は、どんどん動きは良くなるでしょうし、「動きがどんくさい眼」は、見ているようでキャンセルされて働いていないので、どんどん動きは悪くなっていってしまいます。
そうして「左右の眼の機能のズレ」が大きくなると、「老眼」の症状が出てきやすくなり、これが「スマホ老眼」であり、「若年性老眼」の「背景」になってくるのです。
これには他にも、いろいろな考えがあるかと思いますが、「現時点で最も腑に落ちる見解」かなと、僕は思っています。
この検査の結果と、スマホやパソコンと老眼の関係を野澤さんに聞いてから、自分の普段の生活を観察してみると、「左眼が動いていない」というのが、はっきりと知覚できるようになってきました。
特に、こうやってパソコンで長時間ブログを書いていたり、移動時間でスマホを見ていると、「左眼が、どう仕事をしていいのかがわからないので、フリーズしたり、ギクシャクした動きをしている」のがわかりました。
それに気づき始めてから、遠いところと近いところに、交互にピントを合わせるようにしてみると、「左右が協調して動けずに、ボケてしまう」ということも多くなってきました。
自覚的にも、「両眼がうまく連携できてないな」と感じることが多くなってきたので、1年ぶりくらいに、スタジオ八百萬で野澤さんに検査をしてもらい、結果によっては「眼鏡」を作成することにしました。
そして、その結果としては、やはり予想通りのもので、「両眼の機能が落ちている」ということでした。詳しくは、「両眼ともに乱視が入り、片方が遠視、もう片方が近視が出てきている」とのことでしたが、確かにこの1年は、パソコンを眺めている時間がとても多くなっていたので、納得の結果でした。
最初の写真が、実際に作っていただいた眼鏡です。
まだ、人生初の眼鏡をし始めて2週間ほどですが、「左眼のいつものポジションが変わってきた」感じがします。その「変わってきた左眼のポジションと右眼とのバランス」が、適応してくるまでもう少し時間がかかるかなと思います。
さらに、眼鏡をすることで「関節の可動域」までも変わってきます。
「身体を構成する各要素は、完全に独立したものはなく、すべて関わり合いながら、生きることを支えている」というのを、自分の身体で実感しています。
最後に、「スタジオ八百萬」のFacebookページで、野澤さんの検査の案内文が素敵だったので、それを載せて終わりにしたいと思います。
・・・・・・・・
野澤先生、視覚調整で免疫力が上がるってどういうことですか?
「分からない。
理由は分からないけど、
そうとしか思えないんですよ。
酵素風呂、断食、メガネで
○○が治るのをたくさん見てきたんです。
(○○には病気の名前が入ります)
それに、動物は、左右対称の個体を選びますよね。
野生では、眼の動きが悪ければ、
獲物を捕ったり外敵から身を守ることができなくて
生き残れない。
クジャクの模様だって、
メスは左右対称の模様のオスを選ぶでしょう。」
なるほど。
眼の動きが良くなると、免疫力も含めて生命力が上がるってことですね。
それは、この間の「このメガネを掛けたら恋人ができました」っていう話にも通じますね。
・・・・・・・・
「恋人ができる」なんて素敵ですね。
「眼鏡」を通して、何が見えてくるのか、そして、自分はどんな風に変化していくのか楽しみです。
Yuta
今年の梅雨は長いですね。天気予報もくもりか雨ばかりで、久しぶりにまさに梅雨という感じです。
そんな季節は、なかなか「息が吐き切れず」に、身体の中の「風の循環」でもある「呼吸」が、浅くなって「籠りがち」になってしまいます。
「ヨガで呼吸を深くする」というよりは、ヨガの中でどんな身体の姿勢、ポーズを取った時にでも、「どうしたら呼吸が制限されずに、自由になれるかな?」と考えながら動いてもらうといいかもしれません。
そうすると、「身体の風通し」もよくなってきて、自然に呼吸も深くなっていきます。
梅雨のジメジメで、すっかりのんびり更新になってしまいましたが、7月のレッスンスケジュールです。
◯A-Yoga定期レッスン
上のスケジュールの、ピンク色のアンダーラインのところが、とんがりビルのfestaでのA-Yogaの定期レッスンになります。(クリックすると、拡大したものが見れます)
ヨガがはじめての方でも、ほとんど運動をしたことがない方でも、もちろんヨガ経験者でも大丈夫なクラスを心がけています。
ヨガの「アーサナ」だけにはこだわらずに、その日に集まったみなさんの身体に合わせて、シンプルでもじっくりと深めていける動きを紹介します。
回数券があるので、購入していただくと、お得にレッスンを受けることができます。
ヨガに関しては、「細く長くつづけること」が大切だと思っていますので、一度購入していただいたものは「期限なし」でご利用できます。ご都合の合う時にご予約ください。
回数券:2,500円/1回
6,500円/3回
10,000円/5回
15,000円/10回
(どの曜日でも使用可、期限なし)
◯maaruでつながるYoga
7月17日(水)11:30 - 13:00(ヨガ60分+ランチタイム)
※次回は8月28日(水)です。
場所:ドーナツ小屋 maaru
料金:2,500円/1回
ヨガがはじめての方でも大丈夫です。
前回のドーナツランチです。
参加者みんながつながる楽しいレッスンです。
以上のヨガレッスンは全て「要予約」となっています。
ご予約、またはお問合わせは、
電話:090-4476-6395(大友)
までご連絡をお願いします。
みなさまの参加を楽しみにお待ちしています。
Ryoko