8月に、東京から友人のボディワーカーである「
竹野健太郎」くんをお呼びして、山形で「呼吸」に関してのセミナーを開催することになりました。
竹野くんのことは、このブログの中でも一度紹介したことがあります。(その時の記事は
こちら)
30半ばになって、こういう業界にずっといると、なかなか「友人」と呼べる人も少なくなってきたなと感じています。(「知り合い」「仲間」などはたくさんできるのですが。)
彼の良さは、いろいろな人、テクニック、やり方に対してオープンで、学びの姿勢をいつも忘れていません。そして、誠実に、公平に、それらを自分のやり方の中に取り込み、そしてそれを他者へも惜しみなく共有してくれます。
さらっと書きましたが、これくらいの年齢になると、自分のやり方だけに固執したり、変なこだわり、偏りがあったり、仲のいい人ばかりで仕事をして、外へ学びに行くことをためらってしまったり、何かを知っても、自分だけで囲って、他の人にそれを教えようとしなかったりと、どんどん「しなやかさ」を失っていく人も多くなっていく印象があります。
そういう意味で、僕は彼のことを尊敬していますし、友人としても彼を山形にお呼びして、そしてセミナーをしてもらえることになって、とてもうれしく思っています。
内容に関しては、僕のロルフィングの先輩でもある、佐藤博紀さん(ヒロさん)が考案した「
IMAC」というコンセプトをベースにして、シンプルに関節の可動域を評価することで、「呼吸」の全体像を推測し、的確にアプローチしていくというものになります。
「呼吸は大切である」というのは、みなさんご存知のことだと思いますが、その評価は、さもすると感覚的で、「なんとなく深い呼吸ができている」程度のものになりがちだと思います。
「呼吸」という、知っているようで意外に知らないことも多い漠然としたものを、「誰とでも客観的に共有できる」わかりやすい指標として、目に見える「可動域」に注目して、深く探求していくセミナーです。
基本的な解剖学を理解している方であれば、身体に関わる職種に関わらずに、どなたでも参加できますので、ぜひ興味のある方はご参加ください。
◯セミナー詳細
日時:2019年8月25日(日) 10:00 - 18:00
場所:整骨院こころ
〒990-2483 山形県山形市上町1-8-17
参加費:10,000円
定員:15名(最低催行人数:4名)
申し込み・お問い合わせ
Rolfing House festa
( Posted at:2019年7月20日 )
先日、米沢に行って「眼鏡」を作ってもらってきました。
伺った場所は「
スタジオ八百萬」というコワーキングスペースで、整体の先生が出張でやってきて、その施術を受けられたり、外国人の方から気軽に英会話が習えたり、アートショップが企画されたりと、いろいろなイベントが行われている場所です。
元々は、今は「
ひもトレ」で全国に名前の知られている小関勲さんが、「面白い方が新潟からいらっしゃるので、大友さんもどうですか?」と誘っていただいたのが最初でした。
「おもしろい人の知り合いは、必ずおもしろい」と思っているので、小関さんが紹介してくれるのなら間違いないと、内容もあまり確認せずに申し込んでみたのですが、新潟の「
視覚行動研究所」代表の野澤康さんが、2ヶ月に1度、スタジオ八百萬で「眼の検査と眼鏡の作成」をしてくれるというものでした。
ちなみに僕は、小さい頃から視力は良くて、今でも両眼とも1.2〜1.5ほどあります。
それでは、「なぜ検査してもらうことになったのか?」というと、野澤さんは眼の詳細な検査から、「どのように左右の眼が協調して機能しているか」ということはもちろん、「どのようにこの世界を視覚によって認識し、どう行動しているのか」というところまで評価、考察してくれるのです。
これを聞いた時に、「田村さんみたいだな」と思ったのですが、田村さんとは「
視覚情報センター」代表の田村知則さんのことで、野球のイチロー選手や、少年時代のテニスの錦織圭選手、ゴルフの宮里藍選手を「視覚」の面から支えられたことでも有名な方です。
「どう見るかは、どうある(在る)か」
今でこそ、ロルフィングをはじめ、ボディワークの世界では、身体全体のバランスを調整していくために、「視覚」に対するアプローチも注目され始めてきましたが、それを田村さんは「眼の専門家」として、何十年も前からされてきていたのです。
今回の新潟の野澤さんは、その田村さんの指導を受けたことがあるようで、「視力の矯正」としての眼鏡だったら、僕は何も興味がなかったと思いますが、「左右の眼の共同作業による見え方のズレを調整し、それによって対象をありのままに認識できることで、脳の情報処理のストレスを軽減させたり、身体の構造さえも左右対称になってくる可能性も出てくる」という、ロルフィングとも親和性があるコンセプトにすごく共感して、野澤さんの検査を受けることにしました。
最初の検査は昨年受けたのですが、検査の結果としては、「右の眼はほとんど問題なく機能しているが、左が少しもたついている(レスポンスが遅い)」ということでした。
その眼の評価の後に、野澤さんが「大友さん、右の方のスペースでこうやって手を動かしても、何も嫌な感じはしないと思うのですが、左はどうですか?」と、顔の横の辺りで手を動かしたのですが、すぐに「あ、左の方で何かが動くと、眼で追いにくくて嫌だ」ということに気づきました。
そのことで思い出したことがあって、僕は右に誰かが座った時と、左に誰かが座った時では、「身体の居心地の良さ」がまるで違っていて、右だと「安心」できるのですが、左だと「なんだかそわそわして、落ち着かない」感覚になります。
ソファーの右に誰かが座っていると、とてもフレンドリーに話せるのですが、左だと「壁」があるように感じるのです。
なので、奥さん(気を許している人)であれば、左でも大丈夫なのですが、なるべくなら右にいてもらった方が落ち着きます。
みなさんも、「恋人と手をつなぐ時(ソファーに座る時、一緒に寝る時)に、どちらにいる方が多いか?」であったり、「見知らぬ人が隣に座るバスでは、左端、右端のどちらにいる方が落ち着くか?」など、少し考えてみるとおもしろい傾向が見つかるかもしれません。
それらは「空間認識」に関係していて、野澤さんの検査によって、「左右の眼の協調した動きの偏り(ズレ)」が、その認識に影響を与えるいるのではないかということに気づきました。
つまり、「左の眼の動きが、右に比べてどんくさいので、顔を前に向けたまま、周辺視野で左のスペースを認識することが難しい」ということが、「左に人が座られる居心地の悪さ」につながっているのかもしれないということになります。
そうすると次に、「なぜ左右の眼の動き、機能のズレが生じてくるのか?」という疑問が浮かんできます。
それを野澤さんに聞いてみると、とてもおもしろい見解を教えてくれたので、それを共有したいと思います。
もちろん、それには様々な要因が考えられるのは当然ですが、野澤さんが指摘してくれたのは、「スマホ、タブレット、パソコンなどの見過ぎ」ということでした。
「やっぱり、ブルーライトが悪いのか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。「眼が悪くなる要因」として、「ブルーライトは、そんなに関係がない」ということなのです。
それよりも、「平面を見続けること」の方が、影響しているようです。
どういうことかと言うと、「自然界には平面が存在しない」ことが関係しています。
元々、私たちの眼は、「差」を認識するために「左右の2つの眼」を持っていて、右眼と左眼で捉えたそれぞれの視覚情報を、「脳で統合的に処理する」ことで、「天敵が周りにいないか?いたとしたら、どれくらいの距離か?」であったり、「食料は近くにあるか?あるとしたら、どれくらい近くにあるのか?」という、「生存するために重要な情報」を得ています。
「平面(二次元)」の情報だけだと、眼は1つだけでもいいと思うのですが、「距離感(奥行き)」などを正確には認識することが難しくなります。
僕たちは、普段は意識していませんが、常にその右眼と左眼の情報を「統合」することで様々な行動をしていて、スマホやパソコンなどの「(人工的な)平面」を見る時には、「片眼の情報だけ」でも十分で、「もう片方の眼から入ってきた情報はキャンセルしている」ということが起きているのです。
つまり、「片眼しか使わずに見ている」と言えます。
さらに、最近では、VRなどを幼児がやり過ぎることで、「斜視」の問題が引き起こされる可能性があると言われていたりしますが、それも「平面ではないものを見て、差を認識する」という両眼の機能と、「相性が悪い」のではないのかと、個人的には考えています。(最近、「斜視」の子どもが多いように感じていて、それにはVRだけでなく、スマホの影響もあるのではないかとも思っています。)
ということで、スマホを見続けることは、「動きが優れている眼(利き目)」は、どんどん動きは良くなるでしょうし、「動きがどんくさい眼」は、見ているようでキャンセルされて働いていないので、どんどん動きは悪くなっていってしまいます。
そうして「左右の眼の機能のズレ」が大きくなると、「老眼」の症状が出てきやすくなり、これが「スマホ老眼」であり、「若年性老眼」の「背景」になってくるのです。
これには他にも、いろいろな考えがあるかと思いますが、「現時点で最も腑に落ちる見解」かなと、僕は思っています。
この検査の結果と、スマホやパソコンと老眼の関係を野澤さんに聞いてから、自分の普段の生活を観察してみると、「左眼が動いていない」というのが、はっきりと知覚できるようになってきました。
特に、こうやってパソコンで長時間ブログを書いていたり、移動時間でスマホを見ていると、「左眼が、どう仕事をしていいのかがわからないので、フリーズしたり、ギクシャクした動きをしている」のがわかりました。
それに気づき始めてから、遠いところと近いところに、交互にピントを合わせるようにしてみると、「左右が協調して動けずに、ボケてしまう」ということも多くなってきました。
自覚的にも、「両眼がうまく連携できてないな」と感じることが多くなってきたので、1年ぶりくらいに、スタジオ八百萬で野澤さんに検査をしてもらい、結果によっては「眼鏡」を作成することにしました。
そして、その結果としては、やはり予想通りのもので、「両眼の機能が落ちている」ということでした。詳しくは、「両眼ともに乱視が入り、片方が遠視、もう片方が近視が出てきている」とのことでしたが、確かにこの1年は、パソコンを眺めている時間がとても多くなっていたので、納得の結果でした。
最初の写真が、実際に作っていただいた眼鏡です。
まだ、人生初の眼鏡をし始めて2週間ほどですが、「左眼のいつものポジションが変わってきた」感じがします。その「変わってきた左眼のポジションと右眼とのバランス」が、適応してくるまでもう少し時間がかかるかなと思います。
さらに、眼鏡をすることで「関節の可動域」までも変わってきます。
「身体を構成する各要素は、完全に独立したものはなく、すべて関わり合いながら、生きることを支えている」というのを、自分の身体で実感しています。
最後に、「スタジオ八百萬」のFacebookページで、野澤さんの検査の案内文が素敵だったので、それを載せて終わりにしたいと思います。
・・・・・・・・
野澤先生、視覚調整で免疫力が上がるってどういうことですか?
「分からない。
理由は分からないけど、
そうとしか思えないんですよ。
酵素風呂、断食、メガネで
○○が治るのをたくさん見てきたんです。
(○○には病気の名前が入ります)
それに、動物は、左右対称の個体を選びますよね。
野生では、眼の動きが悪ければ、
獲物を捕ったり外敵から身を守ることができなくて
生き残れない。
クジャクの模様だって、
メスは左右対称の模様のオスを選ぶでしょう。」
なるほど。
眼の動きが良くなると、免疫力も含めて生命力が上がるってことですね。
それは、この間の「このメガネを掛けたら恋人ができました」っていう話にも通じますね。
・・・・・・・・
「恋人ができる」なんて素敵ですね。
「眼鏡」を通して、何が見えてくるのか、そして、自分はどんな風に変化していくのか楽しみです。
Yuta
( Posted at:2019年7月 4日 )
窓を開けると、気持ちのいい風が抜けていく季節になりました。
山の公園を歩いていると、新芽の初々しい緑や、落ち着いた深い緑もあって、その様々な緑のグラデーションの美しさに、つい見入ってしまいます。
いつもこの季節になると、目に見える範囲の地面には、たくさんの種類の植物たちが生えているのに、その色は決まって緑なのが、とても不思議に思います。
答えを聞いたら、その「謎」はすぐに解けてしまうのかもしれませんが、いつも聞いたりも、調べたりもせずに、そのままにしています。
自分の中であれこれと考えを巡らしているのが好きで、そんなことを考えているうちに、次の季節がやってきてしまいます。
今年もあっという間に、年の半分が過ぎ去ろうとしています。
7月の初めに、神戸に出張させていただくことになりましたので、今年の残り半分も、からだ元気に、気持ち晴れ晴れと過ごしていけるように、ロルフィングでお手伝いできたらいいなと思います。
身体のリセット、リフレッシュ、深い休息が必要な方は、この機会にご予約ください。
(予約状況は7月1日現在です)
7月5日(金)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
7月6日(土)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
7月7日(日)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ○
【場所】
2ヶ所でのセッションになりますが、どちらも「三ノ宮駅から徒歩10分以内」の場所になります。ご予約いただいた方には場所の詳細をお知らせします。
【セッション料金】
12,000円(90〜120分)
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2019年5月30日 )
今年も5月19日(日)に、仙台で「ロルフィングDays」を開催することなりました。
今年は開催日が、ちょうどアイダさんの誕生日と一致していて、なんだかちょっぴりうれしい気分です。
ロルフィングを学び始めた頃に、驚いたことがあったのですが、それは、「創始者への思いを馳せる」ことでした。
その前までは、「トレーナー」を仕事にしていたので、様々なセミナーや講習会に参加して、「テクニック」を学ぶことはあっても、それを「どんな人が、どんな経緯があって、生み出していったのか」ということを考えることは、ほとんどなかったと思います。
つまりは、ストレッチや、ウェイトトレーニングを勉強することはあっても、その「方法」にだけ興味があって、「歴史(背景)」にまで関心は至らなかったのです。
ロルフィングのクラスを教えてくれるインストラクターは、アイダさんから直接学んだ人もいるのですが、その人がクラスの中で、「アイダの昔話を一つしようか」と言って、アイダさんとの思い出を語ってくれることがありました。
最初は、「何でそんなことを話す必要があるんだろう?ロルフィングのことを教えてほしいんだけど」と思っていたのですが、他のクラスメイトはその語りを楽しそうに聞いていて、たまにいくつか質問をしたりしていました。
そのやりとりを聞いているうちに、「アイダさんは、とても魅力的な人だったのだな」と思うようになり、僕も自然にその話を聞き入るようになっていました。
それはまるで、暖炉の前でおじいちゃんが、「お前のお母さんのお母さん、つまりはおじいちゃんの奥さんのことなんだけどね、昔こんなことがあったんだよ」と、おばあちゃんの昔話を優しい語り口で語ってくれるのを、目を輝かせながら聞いている子どものような感覚でした。
その体験があってからは、自分でもアイダさんのルーツを調べてみたり、アイダさんを知っているインストラクターに会った時には、「アイダさんってどんあ人だったんですか?」と聞くようになりました。
世界中でも、この日本での「ロルフィングDays」のようなイベントは開催されていて、その期間は、みんな「アイダさんに思いを馳せる」のです。
これって、何だかとても素敵なことだと思いませんか?
もうこの世界にアイダさんはいませんが、その素晴らしいボディワークのアイディアや方法は、国を超えて世界中に広がっています。
そして、自分の誕生日になると、自分の思い出を語ってくれたり、まだロルフィングに出会っていない人へのイベントが行われたりしているのです。
仙台の今年のイベントでは、昨年と同じような感じで、お家で簡単にできる「エクササイズ」を、いくつか紹介したいと思います。
ロルフィングは、「一対一での施術」が基本なのですが、「ロルフムーブメント」といって、シンプルな動きを通して、自分の身体の感覚を開いたりするものもあります。
それをみんなで体験して、「自分の身体に何が起こるのか、何が感じられるのか」を探求していく時間になればいいなと思っています。
前回のワークショップ後には、みなさん身体がすっきりと軽くなったり、上にすっと伸びていたりしました。
どなたでも参加できますので、ぜひぜひアイダさんが始めたこのロルフィングの世界を、体験していただけたらと思います。
僕がワークショップの受付をしていますので、興味がある方は、以下の連絡先にお問い合わせください。
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2019年4月17日 )
温泉に行く途中で見える三角の山
「今年は雪が少ないね」と知り合いと話している内に、もう2月も終わりの頃になりました。
4月11日(木)〜14日(日)の4日間、春の東京出張ロルフィングをしようと思います。
東京にはたくさんの認定ロルファーさんがいらっしゃるので、ロルフィングの特徴である「10シリーズ」は提供せずに、「単発」でのセッションをすることにしています。
桜の季節は過ぎているとは思いますが、セッションの合間の時間で、東京の街を散歩してみようかと思います。(散歩が東京の楽しみです。)
東京出張では、普段の山形ではあまりセッションする機会がないような、多種多様な方々にロルフィングすることができて、いつもロルファーの僕の方が学びの多い時間になっています。
今回はどんな出会いがあるか楽しみです。
下に出張ロルフィングの案内を載せておきます。
興味のある方は、ぜひ気軽にご連絡ください。
(予約状況は4月5日現在です)
4月11日(木)
①10:30 - 12:30 ×
②13:00 - 15:00 ×
③15:00 - 17:00 ○
④17:00 - 19:00 ×
⑤19:00 - 21:00 ○
4月12日(金)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③13:00 - 15:00 ○
④15:00 - 17:00 ○
⑤17:00 - 19:00 ○
⑥19:00 - 21:00 ×
4月13日(土)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③13:00 - 15:00 ×
④15:00 - 17:00 ×
⑤17:00 - 19:00 ×
⑥19:00 - 21:00 ×
4月14日(日)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③13:00 - 15:00 ×
④15:00 - 17:00 ×
・時間には、説明、問診、着替えの時間も含まれます。
・待合室はありませんので、予約時間にお越し下さい。
【場所】東急田園都市線「桜新町」駅 徒歩10分程度
※住所の詳細は予約された方にお伝えします。
【料金】13,000円
【服装】襟付きのシャツ、伸びないジーンズ、スカートなどは避け、
身体を締め付けない楽な服装
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2019年2月25日 )

息子の保育園の近くで見えたある日の夕日
「雪が好きなんです」などと言うと、本当に雪深いところに住んでいる人からは、「お前は甘い」とお叱りを受けそうですが、それでも、僕にとって「冬に黙々とただ降り積もる雪」というのは、とてもとても大切なもので、僕の深いところを形作っています。
今年の山形の冬は雪が少なく、2月なのに雨が降っていたり、日中は上着を脱いでしまう日さえあるほどです。
少し寂しい気もしますが、これも大きな自然の流れの中では、「自然な」出来事なのかもしれませんし、僕たち人間はそれに「合わせて」いくしかありません。
そうこうしているうちに、そろそろ桜の季節もやってきます。
「もっと雪が降ってほしいな」などと、ぐずぐずしているうちに、あたたかい春へと向かっていく季節の流れに、「乗り遅れて」しまうかもしれません。
次回の神戸出張は、ちょうど神戸の桜を見れる頃なので、それを楽しみにしながら、僕の冬の身体も、「春仕様」に調整していきたいなと思っています。
身体のリフレッシュ、リセットが必要な方や、季節の流れにうまく身体を乗せていきたい方も、ぜひロルフィングを受けてみてください。
ご予約お待ちしています。
※出張の日程がいつもとは違っていますので、日時と場所をよくご確認の上、ご連絡よろしくお願いします。
(予約状況は3月12日現在です)
3月15日(木)
①14:00 - 16:00 ○
②16:00 - 18:00 ×
③18:00 - 20:00 ○
3月18日(月)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ×
3月28日(木)
①14:00 - 16:00 ×
②16:00 - 18:00 ×
③18:00 - 20:00 ×
3月29日(金)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ○
3月31日(日)
①10:00 - 12:00 ○
②12:00 - 14:00 ×
③14:00 - 16:00 ○
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
【場所】
2ヶ所でのセッションになりますが、どちらも「三ノ宮駅から徒歩10分以内」の場所になります。ご予約いただいた方には場所の詳細をお知らせします。
【セッション料金】
12,000円(90〜120分)
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2019年2月25日 )
モニターBさんの9回目が終わりました。
今回は、朝起きた時に、首や肩に違和感が出てきたらしく、そこから「どんな枕がいいのか?」という話になりました。
みなさんの中にも、悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。
感想の後に、「枕」だけではなく、「靴」であったり、「カバン」であったり、「身体に身に着ける(触れる)ものとの、上手な付き合い方」を、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。
それではBさんのセッション9の感想をどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、9回目の施術を受けてきました。
スタートして9ヶ月が経ち、1度ものすごい腰痛に襲われ驚きましたが、身体の修復機能が元に戻ろうとするあまりに出てくる痛みと言われ、そんな力がまだ自分にあるのだなぁと思って今日まで。
ほぼ痛みや、違和感に悩まされることもなく、順調にここまで過ごしてきました。
最後の1回を迎えるに当たり、急に出てきたのが、首と肩の凝りや違和感。
それも朝起きた時。
今まで枕はずっと同じものを使用していたのですが、バスタオルを折り畳んだだけのもの。
そのことを相談すると、身体のバランスが整ってきて、自分の身体が柔軟に受け入れられるだろうから、新しい枕に変えてみるのもいいかもと言われて、ただし、店員がおすすめするものではなく、自分が寝て試してみて、1番深く呼吸できるものがいいと教わり、早速探しに。
今は厚みもあるものの柔らかいタイプに寝ていて、朝起きた時の首と肩の痛みからは解放されました。
自分の身体を見た時に、変化してきたのがわかる部分、わからない部分もありながら、それでも間違いなく、身体が正常な位置、状態になってきたのを実感している自分自身でした。
今まで整体、マッサージ、接骨院と、自分なりにかなり情報収集をし、厳選して行ってみましたが、可もなく不可もなく。
そこで出会ったロルフィングは、まさに自分を正常な状態に変えてくれる(戻してくれる)ものでした。
最後に、そのロルフィングの良さを、周りの人に伝えるということの難しさに困惑している事も、お話しさせてもらいました。
でも私なりに伝えていき、最終回を楽しみに迎えたいと思います。
※全体の内容が変わらない程度に、加筆、修正しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「休みたいのに、休めない、この身体」
人間は、多くの時間を「睡眠」に費やしています。
人が一生を生きる中の、「1/3」ほどの時間は「眠っている」のです。
それだけ大きな割合なので、「どう寝ているか?」ということは、健全な身体にとって、とても大切なポイントになってきます。
「睡眠時間」をどれだけ確保したとしても、「睡眠の質」が悪ければ、身体は適切に疲労を回復することはできずに、翌日にそれを「持ち越す」ことになります。
それがどんどん「蓄積」していくようになると、朝から身体が重だるかったり、疲れがまだ残っている感じがしたり、なんとなく気分が落ち込んでいたり、それが腰痛、肩こりなどの身体の症状に転じていく人もいます。
僕個人としては、「きちんと眠ることができれば、ある程度の、肉体的、精神的な問題は解決する」と言ってもいいくらい、それくらい「睡眠」というのは大切だと考えています。
寝る直前まで、パソコンやスマホの画面を長時間眺めていたり、仕事などの悩みなどをずっと考え続けていたり、シャワーをさっと浴びるだけで、ゆっくりとお風呂に浸からなかったりすると、人間の生命に「自然な規律、秩序」を与えてくれている「自律神経」は、そのバランスを崩してしまいます。
少し専門的な言葉で言うと、「交感神経優位」の状態になってしまって、身体は「ON」のままで寝てしまうのです。
本来であれば、「睡眠」の際には、「副交感神経優位」になって、身体が「OFF」になるのが普通なのですが、上記のような状態で寝てしまうと、「眼はつぶっているけど、身体が休息してない」感じになってしまいます。
---
「夜に副交感神経が優位になると、寝付きが良くなってぐっすり眠れ、心身の休息と回復がしっかりと行われる。例えば、副交感神経には血管を拡張させたり、ホルモン分泌を増加させたりする働きがある。血管が拡張することによって血液やホルモンが体中の細胞に運ばれやすくなる。血液は、体内の細胞に栄養素を運び、細胞からの老廃物を受け取る働きがある。これによって、細胞は効率よく、栄養の吸収と老廃物の排出を行うことができる。」
---
ロルフィングに来てくださる方の中にも、「副交感神経優位の状態への切り替えがうまくできなくて、ゆっくりと眠れていないんだろうな」という人が、結構な割合でいらっしゃいます。
そういう人の場合には、まずは「休める(眠れる)身体」になっていくのを当面の目標にしていきます。
「睡眠の質」が変わってきてくれると、本当に驚くように、身体の様々な不調が改善していくことが多くなっていきます。
「寝る」という姿勢
「仰向けで寝られない」という人は意外に多くて、長時間寝ていると、腰が痛くなってきたり、首が張ってきてしまって、必ず「横向きで寝ている」という人がいらっしゃいます。
そういう人は、身体の構造の「歪み」が大きく、「左右差」がかなりあったりします。
そもそも、「眠る」ための「寝る」という姿勢が、その人にとって「不快」であれば、当然、身体は「リラックス」することができません。(もちろん、「副交感神経優位」にもなりにくくなってしまいます。)
つまり、先ほど書いたような理由だけはなく、「寝る姿勢」そのものに何か問題があっても、「睡眠の質」は低くなってしまいます。
「姿勢」というのは、「立つ」、「座る」だけではなく、「仰向けで寝る」というのも大切で、ヨガでは「シャバーサナ」と呼ばれ、一番最後に行われる、とても重要な「ポーズ(アーサナ)」の一つにもなっています。
「立つ姿勢」の時には、自分の体重分の重力が、常に身体にかかっている状態なのですが、それが「寝る姿勢」になることで、「重力の影響を、なるべく少なくした状態」にすることができます。
「立つ姿勢」を改善したい
↓
重力が常にかかっている
↓
寝ることで、重力の影響を少なくする
(力が抜けやすくなる)
↓
ロルフィングなどの、身体に対するアプローチの効果が出やすくなる
↓
身体の制限が解放され、「寝る姿勢」が改善される
↓
起き上がって、身体をまた重力がかかった状態にする
(もしも不具合があれば、微調整する)
↓
「立つ姿勢」が改善される
上に書いたように、「寝る姿勢」というのは、「立つ姿勢」にも深く関係していて、互いに影響を及ぼし合っています。
10シリーズが進んでくると、最初は「仰向けで、長時間寝ることができず、すぐに横向きになってしまう」という人も、身体の構造のバランスが取れてくるので、「仰向けで寝るのも苦にならない(寝る姿勢の改善)」ようになっていきます。
そうすると、夜に実際に「眠る」際にも、「休める時に、休める身体(副交感神経優位にスムーズに切り替えできる身体)」になっているので、「睡眠の質」が上がることはもちろん、「立つ姿勢」にも目に見える変化が出てきます。
さらには、「睡眠薬(または睡眠導入剤)」を、長年手放せなかった人などは、その薬の量が減ったり、ほとんど飲まなくてもいい状態になる人もいらっしゃいます。
繰り返しになりますが、「まずは休める身体になって、ぐっすり眠ることで、身体が適切に休息、回復すること」が、身体に痛みや不調がある人には、最優先のポイントになってくるのです。
「最高の枕」は存在するのか?
ここまでをまとめてみると、
○「睡眠の質の低下」は、あらゆる「身体的、精神的問題を引き起こす要因」にもなっている。
○「質の高い睡眠」とは、身体が「副交感神経優位の状態で寝ること」を意味していて、「乱れた生活スタイル」や、「過度のストレス」は、それを妨げてしまう。
○「仰向けで寝る」というのも、「姿勢」の一つであり、それが不快であれば、睡眠の質は下がってしまう。
○「寝る姿勢」が改善されると、「睡眠の質が向上する」ことはもちろん、「立つ姿勢」にもいい影響を与える。
ということになります。
ここからは、Bさんも気にされていた「枕」のことも考えていきたいと思います。
「枕にはどんな役割があるのか?」ということを改めて考えてみると、「寝る姿勢が、なるべく身体にとって負担がなく、心地いい状態であるためのサポート」をしていると考えることができます。
それでは、「なるべく身体にとって負担がなく、心地いい状態」というのは、何で「評価(チェック)」できるのかというと、下の2つのポイントを挙げてみました。
・「首、腰、背中などに、張りや不必要な緊張などはないか?」
・「呼吸は深くできているか?」
結論から言うと、以上の2つのチェックをパスしたものが、「あなたに合う枕」ということが言えると思います。(もちろん、この他にも評価、チェックは考えられます。)
つまり、「(誰にとっても)最高の枕」という「絶対的」なものは存在せず、「今のあなたには合っている」という「相対的」なものしかないのです。
最近、「ドイツの医師が認めた」というものや、「枕に悩んできた人の90%が満足した」などの「付加的な情報」がついたものが、世の中には溢れ返っているように感じます。
これは「枕」だけではなく、「靴」などの「身体に身に着ける(触れる)もの」でもそうですし、多くの「健康法」にも言えることです。
でも、Bさんのように「バスタオルを畳んだもの」が合っている人もいるでしょうし、「海外の高級枕」が合っている人もいるでしょうし、これは「その人の身体の状況」によって変化するものなのです。
友人の朝の目覚めを劇的に改善してくれた枕が、必ずしも「自分に合うかどうか」はわかりませんし、「99%の人が満足した」ものでも、「残りの1%」が自分であるかもしれません。
「じゃあ、結局は「自分に合うもの」を選べばいいってこと?」という風に感じられるかもしれませんが、それはそうなのですが、枕などの「道具や方法」に焦点を合わせて判断するのではなく、もう少し「自分の身体の声」に耳を傾けてほしいのです。
「いい枕」を決めるのは、「自分の身体の声」
先に紹介した2つのチェックは、どちらも「自分の身体の状態を感じる」ということをしています。
みなさんは、「自分の身体の状態を感じて、それを自分の言葉で伝えること」ができますか?
普段から、布団に寝る時に、「どこかに緊張はないかな?どこか布団に沈んでいないところはないかな?」などと、「自分の身体の状態を感じる(身体の声に耳を澄ます)」ことを「習慣」にしている人であれば、下のように感じられる人もいます。
「今日は、腰が反っていて、うまく布団に沈んでいない感じがする。そういえば、今日は少し念入りに床掃除をしたから、そのせいで腰に負担がかかっていたのかもしれない。腰の反りだけじゃなく、首も少し張っているような気がする。首が落ち着く場所を見つけたいから、少しだけ右に傾けてみよう。あ、ここなら自然に呼吸が入ってきやすいし、腰も少し布団に落ち着いてきた感じがする。身体が少しずつリラックスしてきた」
自分の「寝る姿勢」に関して、ここまで「(良し悪しの)評価」ができています。
もしもそういう人であれば、様々な「枕」を試してみたとしても、
枕A「この枕は高さがありすぎて、喉の前が詰まって呼吸がしにくい」
枕B「いい値段がするから期待したけど、少しやわらかすぎて、寝返りの際に、腰と背中に余分な力が入る感じがする」
枕C「手頃な値段なこの枕だと、高さもやわらかさもちょうどよくて、身体全体が布団にぺたっと沈む感覚で、首の動きも自由になる。そして、とても呼吸が自由になる」
というように、「道具と自分の身体との関係性」を「評価」することが可能なのです。
これが、そもそもの「寝る姿勢」に関して、「布団に全身が馴染む感じがする時は、すごく調子がいい」とか、「首が落ち着かない時は、あまり調子が良くない」などと、「自分なりの大まかな基準」がない人だと、「(枕などの)条件」を変えたとしても、それによって起こる「身体の変化(これが一番、大切です)」を、適切に「評価」することが難しくなってしまうのは当然のことです。
このことを、「食べ物」を例に出して考えてみます。
もしも、いつも食べ慣れた「お味噌汁の味」であれば、「今日は具のバランスも、お味噌の加減も、出汁の具合も完璧に近い」であったり、「今日は少し、具がクタッとなりすぎていて、少ししょっぱいかも」などと、「自分なりの大まかな基準」が、みなさんそれぞれにあると思います。
そうすると、「これがミシュランガイドブックに載るほどの、予約がなかなか取れない料亭のお味噌汁です」と出されたとしても、「感動するほどにおいしい」と思う人もいれば、「おいしいのはわかるけど、やはり実家のお母さんのお味噌汁がおいしいかな」と感じる人もいるかと思います。
その一方で、「このトルコ料理、おいしいからどうぞ」と勧められても、「基準が構築されてくるほどの体験の量」がないので、「うーん、おいしいんだろうけど、どうなんだろう?」という感じになってしまって、そこで頼るのが、「トルコ大使館が認めた味」というものや、「トルコで今一番人気のお店の味」などという「付加的な情報」を知ることで、自分を納得さようとするのです。
身体に関わる仕事をしていると、「仕事で使う椅子はどんなものがいいんでしょうか?」とか、「〇〇というトレーニングは効果ありますか?」や、「食事はマクロビとか、オーガニックした方がいいですかね?」などと聞かれることがありますが、みなさんはもう答えが予想できるかと思います。
すべては、「(道具や方法を選ぶ前に)自分の身体を感じることができていますか?」ということなのです。
椅子であれば「座る姿勢」に関して、トレーニングにしても、食事に関しても、「普段の自分の身体の状態(基準となるもの)」がわかっていなければ、様々な「道具や方法」を変えたところで、「本当にそれを身体が喜んでいるのか?」というのがわからないのです。
Bさんのように10シリーズの後半にもなると、身体の構造のバランスが整ってくるのはもちろんですが、「
身体の感覚が開く(
感度、感受性が上がる)」ようになってきます。(詳しくは、「
Dさんのセッション10」に書かれてあります。)
ただ「整えてもらう」のではなく、「自らの身体の声が聞こえてくる」ようにもなるのです。
そこまでの状態になると、何を聞かれたとしても、「自分の身体と相談しながら模索してみてください」とお答えするようにしています。
「枕とか飯とか気にした時点で、アウェーが本当にアウェーになる」
ここで1つ、「道具と身体の関係性」について、とても興味深いインタビュー記事があるので、それを紹介したいと思います。
-----
聞き手:青木さんは海外での試合が多いですが、海外遠征時に欠かさず持っていくものなどはありますか? 日本から食事を持っていく、寝具を持っていくというアスリートの方もいると思うんですが。
青木:睡眠と食事が大切だっていうはその通りだと思います。だからこそ、僕は気にしないし、何も持っていきません。寝ろって言われたところで寝ることができて、現地の食事をとって試合ができるヤツが一番強いと思っているから。なんでもこいよっていうヤツじゃないと格闘技は勝てない。枕とか飯とか気にした時点で、アウェーが本当にアウェーになるし、負けですよ。与えられた環境でやるしかない。気にしないから、僕は海外の試合で苦労したことないですもん。
どんな仕事でもそうですけど、環境を整えることばっかり考えてたら海外で働くことがストレスになっちゃうじゃないですか。何が来ても大丈夫っていうスタンスにしたほうが絶対強いですよ。
-----
これは、格闘家で「バカサバイバー」の愛称で呼ばれている「青木真也」さんの言葉で、なかなかにパンチのある内容です。
先ほどまで「どんな枕がいいのか?」という話だったので、「枕なんて気にせず、どこでも寝ることができるのが強い」という極端な意見にも聞こえますが、青木さんほどのファイターは、文字通り「腕一本、裸一貫」で仕事をしている方なので、「自分の身体の状態」に関しては、「誰よりも気を使っている」のはもちろんのことです。
だからこそ、「道具にフォーカスを合わせる(道具に左右される)」のではなく、「どんなものにでも合わせることができる、しなやかな身体の準備」をしているのではないかと思います。
つまり、青木さんは、どんな枕とでも「仲良くやっていける(友だちになれる)」ということです。
そしてこれが、ロルファーの僕が伝えたい「身体に身に着ける(触れる)ものとの、上手な付き合い方」のヒントにもなります。
さっきは、「枕を選ぶよりも前に、まずは自分の身体の状態を感じられるようにしましょう」ということを言いました。
そうすると、少しずつ「身体の感覚が開く」ようになり、「寝る姿勢」の「良し悪し」がわかってくるようになっていきます。
そこからようやく枕を選ぶのですが、いざ選ぶとなると、「この枕は高さはいいけど、やわらかさがもう少しあった方が、腰が楽になりそうな気がする。さらに、中身の素材も変えると、寝返りもしやすくなるかもしれない」などと、「こだわり」を持ち始める人がいます。
「多少の」こだわりであれば、全く問題はないのですが、まるで「枕ソムリエ」にでもなったかのように、「ただ一つの最高の枕」を次第に求めるようになり、「(自分を変えてくれる、最高の道具を追い求める)出口のない迷路」にはまり込んでしまう人が出てきたりするのです。
上の図のように、「道具(方法)に惑わされない」ようにするために、「身体の感覚を向上させ、その声に耳を澄ます」ことを意識的にして、そうやって「道具と身体との関係性(全体のバランス感覚)」を良好に保っていきたいのですが、それではもやはり「道具そのもの」にずれていってしまうのです。
それほどに、「道具の力」というものは強いものです。(ここは強調しておきたいです。)
なぜなら、「自分を変える」ことよりも「道具を変える」方が、「簡単」で「時間がかからない」からです。
なので、アマチュアゴルファーの方の中には、「道具にこだわる(すぐにコロコロと変える)」人がいらっしゃいますが、正直なところ、「道具の性能を最大限に引き出すための、自分の身体能力の向上」を、まずは目指した方がいいのではと思うことがあります。
そして、もちろんプロのアスリートにも、「道具にこだわる」人がいらっしゃいます。MLBのイチローさんなどはまさにそのタイプの方ですが、同じMLBの外国人選手は「道具に無頓着」な選手が大多数です。
ここでは、「道具にこだわった方がいいのか?それとも気にしない方がいいのか?」という問題に対して、「白黒つける」ということではなく、あくまで「全体の関係性のバランスを保つ」ということを大切にしたいと思います。(野球選手だと「いかに成績を残すか」ということですし、枕だと「毎晩気持ちよく眠れるか」というバランスです。)
イチロー選手は、なぜそれほどまでに「道具にこだわる」のかと言うと、「道具のせいで成績が落ちたという言い訳をしたくないから」と話しています。
繰り返しますが、「道具の(魔)力」というのはすごくて、少し変えるだけで、「自分が別人になったかのように変化する」ことを可能にしてくれます。
そうすると、「自分の身体に、丁寧に向き合う」ことなく、「道具にすがる(依存する)」ようになってしまって、何か起きた時に「(自分が悪いのではなく)道具が悪いんだ」としてしまうようになるのです。
先ほどの「出口のない迷路」というのも、「自分が健康ではなく、身体に苦しみがある」という状況を、「道具のせい」にしてしまって、「テンピュールがいいのか、高反発がいいのか、医師の認定があるものがいいのか、世界のホテルで使われているものがいいのか」と、延々に悩み続けてしまうのです。
だから僕としては、「最高の枕探しの旅」にいきなり向かうよりも、まずはロルフィングなどを受けてみて、身体の構造が整って、さらに「自分の身体の状況」もわかるようになってきてから、そこでようやく「今の自分に合う枕」を探すのがいいかなと思います。
そして、見つかったとしても、「自分に合う枕が見つかったのはいいけど、それ以外だと寝られない」となると、「道具に左右されてしまう」方向にバランスが崩れていってしまうので、理想的には、青木さんのように「どんなものにでも合わせることができる、しなやかな身体」を目指してもらった方が、「健全なバランスが取れた状態」に統合されていくのではないかと思います。
-----
「道具や方法が溢れ返っている」現代においては、パソコンやスマホを覗いて、「自分を変えてくれる道具や方法」を当てどなく探していて、それが見つからずに「彷徨っている」ように見える人がたくさんいるように思います。
例えば、「身体を楽にしたい」と思っても、その方法は、医療機関を受診したり、評判のいい接骨院、鍼灸院で治療してもらったり、自費診療の治療や、スポーツジムで運動をすることや、ヨガやピラティスなどを始めるというものまで、たくさんの方法があります。
僕としては、「自分に合うものであれば、どれでもいい」と思っています。
そして、その際の「コンパス(羅針盤)」になるのが、「自分の身体」なのです。(「頭」ではありません。)
「外(道具や方法)」に何かを求めるのではなく、自分の「内(身体)」に目を向けてみるということ。
「身体は賢い」ので、何かを決めようとする時に、自分の身体に「問いかける」ようにしてみてください。
「近所の人が教えてくれた病院に行こうと思うんだけど、どうかな?」
「聞いたことがない自費診療の施術なんだけど、合うと思う?」
「この枕どう?少し低過ぎるかな?」
必ず、身体はその人にとっての「進むべき方向(すべてが統合、調和されていく方向)」に導いていってくれると、僕は信じています。
もしもそれが、どうしても「聞こえない」、「よく感じられない」という時には、「ロルフィングを受ける」というのも、選択肢の一つだと思います。
今回のBさんも含めたモニターの方々は、10シリーズの最初の頃には、自分の身体の「言い分」などわからなかったと思いますが、それが回数を重ねていくと、「なんとなく」わかってくるようになるものです。
そうなってくると、自然に「道具と身体の関係性」もバランスがよくなってきます。
Bさんもいい枕が見つかってよかったなと思います。これも、セッション9まで、充実したセッションを重ねてこれたおかげだと思います。
次回でいよいよ最後になりますが、Bさんの身体が健全で自由な状態になって、さらに「身体との会話」を楽しめるように、次のセッションも丁寧にやっていきたいと思います。
Yuta
( Posted at:2019年1月20日 )
神戸出張の際に、毎回食べる「小オム、小ワンタン」。
4年前に子どもが生まれるのきっかけに神戸から山形に引越してきて、それ以来、「2ヶ月に1回ペース」で「神戸出張ロルフィング」をしています。
友人のセッションルームを借りたり、クライアントさんが事務所の空いているスペースを使わせてくださったり、いろいろな人の支えがあって、今年も続けていくことができそうです。本当にありがたいことです。
出張を始めた最初の頃は、山形を拠点にセッションするので、関西のクライアントさんは徐々に減っていくだろうから、数年したら終了しようかなと思っていました。
しかし、人の縁というのはおもしろいもので、いまだに新しい出会いもあったりして、まだまだやれる限りは続けていこうと思っています。
基本的には、元々、神戸でfestaのロルフィングを受けていただいた方のメンテナンスセッションがメインですが、その方の「ご紹介」だったり、全くの「新規」の方でも、出張ロルフィングのタイミングにさえ合えば、予約していただくことは可能です。気軽に、下の連絡先からご連絡ください。
今年も新しい出会いがありそうで、今回の出張もとても楽しみにしています。
「神戸(広く、関西)」とのつながりは、僕の人生の中でも、とて大切なものです。
2019年もよろしくお願いします!
(予約状況は1月23日現在です)
2月7日(木)
①14:00 - 16:00 ×
②16:00 - 18:00 ○
③18:00 - 20:00 ×
2月8日(金)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ×
⑤18:00 - 20:00 ×
2月9日(土)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ○
2月10日(日)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③14:00 - 16:00 ×
④16:00 - 18:00 ○
⑤18:00 - 20:00 ○
【場所】
2ヶ所でのセッションになりますが、どちらも「三ノ宮駅から徒歩10分以内」の場所になります。ご予約いただいた方には場所の詳細をお知らせします。
【セッション料金】
12,000円(90〜120分)
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2019年1月12日 )
今年も「ロルフィングって何?」という方のために、資料を使った説明と、実際のセッションの様子を見学してもらえる会を開催していこうと思います。
なかなか予定が合わないという方もいらっしゃったので、「月に4回」やることにしました。
僕の一方的な説明だけではなく、みなさんの身体に対する「素朴な疑問」をどんどん質問してもらって、そこからみんなで「ロルフィングって身体が変化して楽になるし、人の身体って不思議でおもしろい!」と共有できる時間になればいいなと思います。
股関節の動きに制限があった人が、首を触っていると、スルスルッと制限がなくなったり、この前も実際に体験された方は、「狐につままれたような顔」をされていたのが印象的でした。笑
興味のある方は、ぜひぜひ気軽にご参加ください!
日時 1月開催日:1月10日(木) 14:00 - 16:00
1月14日(月/祝)14:00 - 16:00
1月19日(土) 14:00 - 16:00
1月30日(水) 10:00 - 12:00
2月開催日:2月3日(日) 10:00 - 12:00
2月16日(土) 12:00 - 13:30
2月22日(金) 14:00 - 16:00
2月26日(火) 10:00 - 12:00
料金 2,000円 → 1,000円(2019年3月31日までの特典です)
場所 Rolfing House festa(とんがりビル3F)
※上記の説明・セッション見学会は「要予約」です。
Yuta
( Posted at:2019年1月 4日 )
2018年も不定期でしたが、東京でのロルフィングセッションをすることができました。
来年の2019年も、1月25日(金)、26日(土)、28日(月)に、東京で出張ロルフィングを計画しています。
東京にはたくさんの認定ロルファーさんがいらっしゃるので、ロルフィングの特徴である「10シリーズ」は提供せずに、「単発」でのセッションをすることにしています。
東京にもお気に入りのカフェや、ごはん屋さんを見つけることができたので、少しずつですが、そんなに緊張しなくなってきました。(前は、山手線のホームのメロディを聞くだけで、お腹がぐるぐるしてました。笑)
東京出張では、普段の山形ではあまりセッションする機会がないような、多種多様な方々にロルフィングすることができて、いつもロルファーの僕の方が学びの多い時間になっています。
2019年もどんな出会いがあるか楽しみです。
下に出張ロルフィングの案内を載せておきます。
興味のある方は、新規の方でも大歓迎ですので、ぜひ気軽にご連絡ください。
(予約状況は2019年1月9日現在です)
1月25日(金)
①10:30 - 12:30 ×
②13:00 - 15:00 ×
③15:00 - 17:00 ×
④17:00 - 19:00 ○
⑤19:00 - 21:00 ×
1月26日(土)
① 9:00 - 11:00 ×
②11:00 - 13:00 ×
③13:00 - 15:00 ○
④15:00 - 17:00 ○
⑤17:00 - 19:00 ○
⑥19:00 - 21:00 ×
1月28日(月)
① 9:00 - 11:00 ○
②11:00 - 13:00 ×
③13:00 - 15:00 ×
④15:00 - 17:00 ○
・時間には、説明、問診、着替えの時間も含まれます。
・待合室はありませんので、予約時間にお越し下さい。
【場所】東急田園都市線「桜新町」駅 徒歩10分程度
※住所の詳細は予約された方にお伝えします。
【料金】13,000円
【服装】襟付きのシャツ、伸びないジーンズ、スカートなどは避け、
身体を締め付けない楽な服装
【予約方法】
①電話 090-2954-8207
Rolfing House festa
Yuta
( Posted at:2018年12月18日 )
前の10件
|1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11|
次の10件