かんじきを作りました。
山形の志津温泉というところに行きました。
雪が多いところで、
僕が出会ったことのないような山に囲まれています。
竹はしなるけど、元に戻るみたいでクロモジの木を使うようです。
僕らは曲げてもらった状態から、針金で固定して、
足の踏む場所を紐で編みました。
おじいさんが紐の結び方を教えてくれるのですが、
何度やってもわかりません。
自分で組み立てたかんじきを履きました。
雪に沈みにくくなります。
沈む感覚が楽しくて、深い雪の中を歩きました。
こどもの頃を思い出します。
案内してれたのは、また別のおじいさんで、
木のこと、森のことをいろいろ教えてくれました。
秋田の桧木内のおじいさんも、僕の小さいころには、
いろいろなことを教えてくれましたが、
もうほとんど覚えていません。
こどもの頃の自分に、出会ったような感じがしました。
自分のこどもに、よく似たこどもでした。
Yuta