手の発見、自分という感触。

こどもがどんどん大きくなってきました。

最近は、「ハンドリガード」をするようになりました。

自分の手を顔の前に持っていき、じろじろと眺めるのです。

本当に不思議そうに見つめています。

そして、その自分の手の発見は、自分の発見でもあります。

もにょもにょと動く手を、自分の口に運び、

その感覚を味わいます。

視覚の情報と、口の中の触覚の情報を照らし合せています。

そうやって自分に気づきはじめます。

他者には少しずつ気づきはじめていました。

僕や奥さんが動くと、それを顔を動かして追いかけます。

それがいなくなることも、わかってきたのかなと思います。

僕らがいなくなると、泣くことがあるからです。

「ない」状態がわかってきて、

そこから「ある」を理解するのかもしれません。

自分があるのが、わかってきたのでしょうか。

ちなみに、鏡の中の自分のことは、まだよくわからず、

ぽかんと口を開けて見つめています。

自分という手触りを少し感じはじめた、うちのこども。

次は何を発見するのでしょうか。




Yuta

( Posted at:2014年10月27日 )

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