こどもがどんどん大きくなってきました。
最近は、「ハンドリガード」をするようになりました。
自分の手を顔の前に持っていき、じろじろと眺めるのです。
本当に不思議そうに見つめています。
そして、その自分の手の発見は、自分の発見でもあります。
もにょもにょと動く手を、自分の口に運び、
その感覚を味わいます。
視覚の情報と、口の中の触覚の情報を照らし合せています。
そうやって自分に気づきはじめます。
他者には少しずつ気づきはじめていました。
僕や奥さんが動くと、それを顔を動かして追いかけます。
それがいなくなることも、わかってきたのかなと思います。
僕らがいなくなると、泣くことがあるからです。
「ない」状態がわかってきて、
そこから「ある」を理解するのかもしれません。
自分があるのが、わかってきたのでしょうか。
ちなみに、鏡の中の自分のことは、まだよくわからず、
ぽかんと口を開けて見つめています。
自分という手触りを少し感じはじめた、うちのこども。
次は何を発見するのでしょうか。
Yuta