festaはおかげさまで、2周年を迎えることができました。
ありがとうございます。
ロルフィングもヨガも受けてくださる方が増えてきて、
どんどん変わっていくからだを見ていると、
あらためて、人のからだ、そして自然の力に驚かされます。
からだは、変わっていくことに対してオープンで、
一つ一つのプロセスに素直に向き合っていくことができると、
誰でも、何歳でも、どんな仕事をしていても、
確実に反応してくれます。
「からだの痛み、不快感をなくしたい」
「姿勢を良くしたい」
「運動不足を解消したい」
festaに来ていただくきっかけは様々です。
でも、そんなきっかけから、ロルフィングやヨガを始め、
自分のからだにゆっくり丁寧に向き合っていくと、
からだが見せてくれる奥深さや美しさに、
みなさん気づかれるようです。
最近思うのですが、どうも私たちは、からだというものを、
本当に「モノ」と感じてしまっているのではないでしょうか。
「操作、コントロールできる」
「替えがきく、リセットできる」
でも、からだというのは、
「一番身近な、小さく偉大な自然」だと、
僕は思っています。
突然、雨風が吹き荒れることもありますし、
そうかと思うと、うそのように晴れることもあります。
それは僕らがどう願おうと、変わることはありません。
ただただ、僕らはそれに合わせて、生活していくだけです。
でも、雨の日には雨の日の楽しみが、
そして晴れの日には、心まで晴れるような気分にもなれます。
自然がいつまでもあると思って、何も考えずに暮らしていると、
土も水も汚れて、植物は育たず、生き物も離れていってしまいます。
それを嘆いても、どこにもリセットボタンはなくて、
その自然の中で生きていかなければいけません。
替えはきかないのです。
でも、素直に自然と一緒に暮らしていくと、
なんとなく「自然の言い分」みたいなものがわかってきて、
「手入れ」という対話ができてくるのかなと思います。
からだを「モノ」と考えてしまうのは、
なんだかもったいないアイディアです。
「自然なからだと暮らす」
その方法を、みなさんと一緒に考えていければと思います。
3年目のfestaも、どうぞよろしくお願いします。
Rolfing House festa
Yuta & Ryoko