ヨガをはじめて10年くらいになりました。
インストラクターの資格も持っていますが、
教えることよりも、受けることの方がおもしろくて、
今は指導はしていません。
そもそも、そんなにからだが柔らかいわけでもありません。
後屈は少し得意ですが、前屈も開脚も人並み程度です。
それでも、毎回発見があるので続けています。
ヨガというのは、元々の言葉の意味に、
「一つになる、統合する、つながる」
などの意味があります。
そのために、いろんなポーズ(ヨガではアーサナと言います。)
をしているわけです。
もしも、いろいろなものとケンカせず、
対話の時間を持って、人の話を聞くことができて、
自分自身を書き換えていくことができる柔らかさがあるのなら、
アーサナを必ずしもしなくても、
それはヨガになるのです。
遠い昔のインドで、
「日々を楽しく、みんなで仲良く暮らしていく」
その具体的な実践法として、ヨガは生まれてきました。
なので、ヨガの中には、
「階段を上るのに苦労している人を助ける」
「盗んだり、ウソをついたりしない」
などの教えもあります。
今行われている「ヨガ」の多くは、
「からだを動かすこと(アーサナ)」を行うことで
「高い集中状態(瞑想状態)」になり、
「一体になって、統合された感覚」を目指しています。
ヨガは、「暮らしを整える」ことを大切にしていて、
それを「からだを通して」実践していくことなのです。
「この人みたいに動きたいな」
その思いがきっかけで、僕はロルフィングに出会いました。
Davidさんは、その動きも「柔らかい」のはもちろんですが、
実際に会って話しても、それが伝わってきます。
まさに「ヨガ」をされているなと思う方です。
僕も、もう少し柔らかくいられたらなと、
いつも思います。
もう10年くらいかけて、少しずつそうなっていけばいいですね。
Yuta