往復で2時間ほどの散歩。

午前中で全てのセッションが終わったので、

お昼にカレーを食べて、

午後は散歩して六珈さんまで行きました。

六珈さんは阪急六甲駅にある珈琲屋さんです。

とても丁寧に珈琲を入れてくれますし、

その空間がとても心地が良いので、

読みたい本を何冊か持って出かけました。

festaは阪急岡本駅よりも東側にあり、

阪急六甲駅は西に2駅です。

歩いたらどれくらいかかるかわからなかったのですが、

特に時間に制限があるわけでもなかったので、

とりあえず歩いてみました。

歩きながらいろんなことを考えました。

午前中のセッションの反省がほとんどでしたが、

どうすればもっとよかったのかなと、

ああでもないこうでもないと考えていました。

道は適当に選んで、なんとなく西に向かいました。

1時間ほど歩くと、無事に六珈さんに着きました。

気に入っている、一枚板のカウンターに座り、

読みたい本とmoleskineを取り出しました。

今日の珈琲はケニアでした。

豆を一杯一杯挽いてくれるのですが、

その時の匂いが今でも香ってきます。

とても良い匂いでした。

今日の本は、池谷裕二さんの「脳には妙な癖がある」でした。

池谷さんの文は好きで、「単純な脳、複雑な私」も好きです。

この本の中で池谷さんは、「身体性」の重要性を語られてました。

「意志は脳から生まれるのではありません。

 周囲の環境と身体の状況で決まります。」(252ページ)

周囲にあるたくさんの情報に対して、

からだをどう構造しているのか、

それによって、どうやら意志やら、心やら、

感覚やらが浮かび上がってくる。

ロルフィングでまさにしていることだな、

と僕は美味しい珈琲を飲みながら考えていました。

5時ぐらいになると、だいぶ日も傾いてきていたので、

また1時間ほどかけて家まで歩きました。

美味しい珈琲と良い本によって、

なかなか良い気づきがありました。

明日は初めてえべっさんに行ってきます。




Yuta

( Posted at:2013年1月 9日 )

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