一緒に歩いてみるということ。

僕は、ロルフィングのことが好きで、

セッションしてるときは、とにかく楽しい。

まだまだ1年目で、緊張することが多いけど、

一生懸命ロルフィングをさせてもらっている。

人は、もっとその人らしい、自然なからだと、

一緒に生活していけると思っているので、

セッションの中で、それをクライアントさんと

一緒に探していく。

セッションは、ぱっとその人を見たときの、

「なんでなんだろう?」という素朴な疑問から始まる。

なんで、頭をそんなにも前に出すんだろう?

なんで、右足ばかりに体重を乗せるんだろう?

そこから始まり、その人のからだに表れてきている

考えをじっくり観察する。

その考えを否定することなく、

「ああ、なるほど」

と心から納得できたときに、

セッションはうまくいくような気がする。

でも、最初から決めつけて、修正しにいくと、

たいがいうまくはいかない。

「頭がそんなにも前に出るのはおかしい、

ここにあるべきだ」

素直な疑問から、時間をかけて観察をして、

そこからの納得ではなく、

手間を惜しんで、安易に僕の先入観から始めてしまうと、

それはセッションではなく、ただの僕の考えの

押しつけになってしまう。

そこに、来てくれているクライアンさんの考えはない。

そういう自分の考えを押しつけるだけのものにはしたくはないし、

ロルフィングはそんなものではないとも思う。

一緒に歩いてみる。

それが大切なロルフィングの考えだと思っています。


Yuta

( Posted at:2012年9月22日 )

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