4月14日(日)に須磨でイベントがあります。
「須磨朝市」というもので、今年が第1回みたいです。
festaから、僕と奥さんも簡単なブースを
出させていただきます。
奥さんは、A-Yogaをビーチで体験してもらったり、
僕はベットを持っていって、そこで15分ほどのロルフィングの
体験ができたらなと思います。
普段僕たちが、festaでどんなことをしているのか、
実際に体験してもらえる機会だと思いますので、
よかったらぜひ須磨の海に遊びに来てください。
みなさんとお会いできること楽しみにしています。
Yuta & Ryoko
だいぶ桜も満開になってきました。
春ですね。
時間もあるので、散歩しながら写真を撮りました。
一度花や葉が落ちたとしても、
また季節が来るときちんと芽を出し、
そしてまた咲くというのはすごいことだと思います。
そういう季節の大きな流れの中で、
僕らは生きているんだなと、
改めて実感をしました。
自然に反応する。
簡単なようで、なかなか難しいです。
僕もロルフィングのセッション中、
「自然なからだに」と進んでいけばいいのですが、
「治ってもらおう」と思いが入ってしまいます。
思いが入ること自体は、悪いことではありません。
でも、その思いが本当に目の前のいる人のためかと言われると、
「おせっかい」の場合がほとんどです。
意味から離れた、ただ純粋な手で触れて、
その時に、その人に必要なことが起きる。
そう信じて、ロルフィングができたらなと、
春でにぎやかになってきた植物たちを見て思いました。
Yuta
今日は須磨の
ピラチャアンペさんでの朝yogaでした。
たくさんのかわいい雑貨に囲まれながら、
朝から気持ちよく体を動かしました。
だんだん季節も春らしくなってきて
自然と一緒に心も体もどんどん変化が出てくるときです。
そんな中、ヨガを通して自分とじっくり向き合い、
動くことで体が開放されていく瞬間に立ち会うと
こちらまでふわっと自然に木の芽が出てくるような
素敵な感動をもらいます。
そしてレッスンのあとは、
今日はブルーベリーチーズケーキでした。
スイーツとピラチャアンペさんからお茶をいただき、
いつも話がはずみすぎて時間を忘れちゃいます。。
そういった時間も含めてとても楽しい時間を過ごしております。
次回は5月27日(月)10:00〜になります。
また近くなったらご案内を出したいと思います。
Ryoko
先日、
カメリアパートメントという、
ご近所の雑貨屋さんに行ってきました。
チャイのワークショップに参加するためです。
チャイはシナモンが入っているので、
そんなに好きではなかったのですが、
奥さんが行こうって誘ってくれました。
雑貨屋でチャイ作り、おもしろいですね。
テーブルの上に、いろいろな道具が置いてあって、
いい感じのおじさんが準備をしていました。
いい感じのおじさんですよね。
どんな人でも、ちゃんと仕事していて、こだわっている人は、
いい感じになってくるんだと思います。
チャイの生まれた歴史、背景、チャイに適した茶葉、
チャイを作るのに必要な道具、手順、
こだわりの話を、楽しそうに話してくれるおじさん。
実際に教えてくれた通りに、お水、牛乳、茶葉の分量を計り、
お水をミルクパンに注ぎ、アッサム系の茶葉を入れ、
それをIHで煮立たせます。
少しすると、茶葉の成分が出てきて、
茶色になってきます。
おじさんはカンテってところで働いているらしく、
カンテといえば、トータス松本さんが働いていた場所。
ちょうど先月、長崎のライブに行きましたが、
そのトータス松本さんとおじさんは一緒に働いていたみたいです。
「この茶葉を煮詰める方法は、トータスがやり始めたんですよ」
そう言っていました。
牛乳を入れると、こんな風にモコモコしてきます。
けど、ここでビビらないのが肝心。
ここで簡単に火を弱めてしまうと、
水っぽいチャイになってしまうそうです。
吹きこぼれないように、
ちょっと茶葉を散らしながら煮詰めること3分、
火を止めて、熱々のチャイをコップに注ぎます。
そしてできたのが、このチャイ。
飲み方も様になってますね。
この飲み方も肝心で、女の子から見て
かっこよく見せるためみたいです。
そういうこだわりも大事。
今回のチャイは、スパイスを入れないもので、
シナモンも入っていなかったので、
めちゃくちゃおいしく飲めました。
チャイ=シナモンと思っていましたが、
そうではないのですね。
自分でも作ってみようと思います。
こだわりがあるけど、それを他人に押し付けることなく、
ただただ自分のおもしろさ、楽しさのために、
とことんこだわってる。
かっこいいなと思いました。
僕も、こだわりはあるけど、
けど、話しやすい軽やかさを持った、
そんなおじさんにいつかなりたいものです。
Yuta
festaには「定休日」がありません。
基本的には、僕と奥さんの予定と合えば、
年中、決まった休みはなしでやっています。
けど、「休まない」ということではありません。
ロルフィングもA-Yogaも、
自分のからだと共に快適に生活していけるようにと、
考えてできてきたものです。
そして、どちらも「教える、教えられる」の一方向ではなく、
お互いのその時、その場所の状況が反映される、
響きあうボディワークだと思います。
ですので、僕らの二人のからだが、
自然な、そして響きのいいからだで、みなさんに触れなければ、
当然、セッションがもたらしてくれるものは、
期待とはうんと違ったものになることでしょう。
ですので、働いてばかりではなく、
予約のない時間は、きちんと休んでいます。
そして、自分の興味のあることへの「学び」の時間は、
とても大切にしたいと思っていますので、
勉強会やワークショップへも参加しています。
それに伴って、festaがお休みになることもあります。
でも、そこで得たものが、みなさんに伝わっていくことが、
何よりも僕らはうれしいので、ちょこちょこ学びへの
時間でお休みさせていただくことを、どうかご理解ください。
たまには、まとまった休みを取らせていただいて、
旅に出かけることもあるかと思います。
その旅の中で、からだは透き通り、
流れを取り戻し、風通しのいいものなり、
festaに帰ってきてからのセッションが、
よりよいものになると考えています。
festaというポルトガル語には、
「休日」という意味があります。
どうかみなさんの「休み」の時間を大切にしてください。
そこでからだの弾力、しなやかさを取り戻し、
また立ち上がって歩いていきましょう。
人生という永い旅ですので、ご無理はなさらないように。
そして、たまにfestaで一休みしていってください。
いつでもお待ちしています。
Yuta & Ryoko
先日、かおるさんのライブに行ってきた。
かおるさんと初めて会ったのは、
ミドリカフェでのイベントの時だった。
ブラジル音楽を歌う人が来ると知ったので、
少し前にブラジルに行ったこともあったから、
一人で聴きに行くことにした。
かおるさんは日本人っぽくない雰囲気の人で、
歌う前には、美しい詩をきれいに朗読する。
歌い始めると、すっとかおるさんの空気になって、
かおるさんの見せてくれる世界の中に引き込まれる。
「不思議な人だな」と思った。
歌い終わった後に、少しだけ話をした。
ブラジルに行ったこと、そこでロルフィングを勉強したこと、
だいたいそんなことを話したと思う。
その場所には、結構な人がいたから、
かおるさんはすぐに他の人と話すために
どこかに行ってしまった。
そろそろ帰ろうかなと思った時に、
「最後の一個やからあげるわ」と、
ブラジルのトウモロコシ料理をくれた。
名前は忘れたけど、それがなんだかうれしかった。
今回は、ブラジル音楽だけじゃなく、
南米の音楽もたくさん歌ってくれた。
僕は生で音楽を聴くと、その「空気の動かし方」に
いつも驚かされる。
レゲエでは、「ヴァイブス」って言ったりするけれど、
かおるさんは空気をつくるのがうまい。
風使いのようだ。
帰り道に、奥さんとかおるさんの話をした。
「かおるさんは、いろんな景色を見せてくれるね。映画みたい。」
と奥さんは言った。
僕もその通りだと思う。
歌う人はすごいなと思う。
呼吸が歌を呼び、歌が風を呼んでくる。
Yuta
先日、前の職場の上司がfestaに遊びに来てくれました。
僕は2年半トレーナーとして働きました。
その人はそこのリハビリチーフをしています。
中途半端な時期に働き始めることになったので、
ちゃんとした歓迎会はなかったのですが、
チーフとヘッドトレーナーは小さな歓迎会を開いてくれました。
温泉に行って、家でビールで乾杯しただけですが、
「ああ、仲間に入れてくれるんだ」
と感動したのを、今でも覚えています。
生意気な僕でしたが、チーフはそれを受け止めてくれました。
いつか恩返しができたらなとは思っていたのですが、
今返せるのはロルフィングのセッションくらいなので、
festaに来てもらいました。
緊張しましたが、すぐに波をつかめたので、
本当に楽しいセッションになりました。
なんだかいろんな思いが巡った、
思い出に残るセッションでした。
また、チーフと前の職場の仲間で、宮古島行きたいな。
もっとうまくなるように日々がんばろうと思いました。
先輩っていいですね。
チーフの宮古島みやげ。
久しぶりの再会でした。
お変わりなくて安心しましたよ、まもるくん。
Yuta
本を読むのが好きで、今は内田樹さんと池上六朗さんの
『身体の言い分』という本を読んでいます。
「そうだよなぁ」と膝を打つ箇所がありましたので、
それを載せたいと思います。
[内田さん]
子どもの時に読んだ絵本のネタみたいなものも、
それから40年くらい経って、「うん!あれが使える」
っていうこと、ありますよね。
時々、「内田さんって本当にものをよく知っていますね」
って言われるんですけど、「ぜんぜん知らないの、ぼく」
って言うんです。
ぼくが活用している知識でまじめに勉強して身につけたものなんて
ぜんぜんないんだけれど、生まれたから今までの経験を全部、
すべてをフル活用して「知識」に繰り込んで使い切るから
無駄がないだけなんです。
池上先生は、野菜の捨ててしまうようなところも使う、
そういうところは栄養価が高いというお話をして
おられましたけど、ぼくもそうで。
ふつうの人が捨ててしまうようなところを、
ぼくは惜しんで全部とっておいてあるので、
何かの時に、「あ、キャベツの芯があった、ああこれこれ、
これがちょうどここにぱっと入るんだ」(笑)
みたいのがね、あるわけですよ。
[池上さん]
わたしも瓶の蓋とかね、教室にいっぱい置いてありますよ。
何かの時に、ほらこれでしょう、と説明できますから。
長いことやっていると、そういうことが起こる予感が、
わかるようになってくるんです。
(身体の言い分、P222,223、毎日新聞社)
僕は「勉強」が好きなのですが、
別に毎日、解剖学や生理学の分厚い本を見てるわけじゃなく、
全然ロルフィングに関係無さそうな本を読んだり、
テレビを見たり、散歩したり、
使えそうなものをいろいろと雑多に収集しています。
おもしろい表現の絵があったり、
素晴らしいからだの動きの動画あると、
とにかくストックしておきます。
そうすると、ロルフィングのセッションの時に、
「あ、あの時のあれが使える」
ってひらめくことがあります。
直接的な「勉強」ももちろん大切だと思いますが、
僕は雑多にいろいろと収集するのも大切かなと感じます。
たまに、「無駄なく、まっすぐに進むのが夢の近道」
なんて言葉に出会ったりすることがありますが、
多分、生きていく中で、無駄なことなんて一つもなくて、
目の前の楽しそうな道をてくてく歩いて行くと、
それが案外一番の近道のような感じもしています。
明日も楽しいことしていきたいですね。
Yuta